波及

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
波及/Ripple
種別 誘発型能力
登場セット コールドスナップ
CR CR:702.60

波及(はきゅう)/Rippleは、コールドスナップで登場したキーワード能力。これを持つカードスタック上にある間にのみ機能する誘発型能力である。


Surging Dementia / うねる狂気 (1)(黒)
ソーサリー

波及4(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたは自分のライブラリーの一番上から4枚のカードを公開してもよい。あなたはそれらのカードの中から、この呪文と同じ名前を持つ呪文を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。残りのカードをあなたのライブラリーの一番下に置く。)
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。


[編集] 定義

波及 N/Ripple Nは、「あなたがこの呪文唱えたとき、あなたは自分のライブラリーの一番上からN枚、あるいは、あなたのライブラリーカードがN枚未満の場合はあなたのライブラリーのすべてのカードを公開してもよい。これによりあなたのライブラリーのカードを公開した場合、あなたはそれらのカードのうち、この呪文と同じカード名のカードを好きな枚数だけマナ・コストを支払わずに唱えてもよい。その後これにより公開されて唱えられなかったすべてのカードを、あなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。」を意味する。

[編集] 解説

[編集] ルール

  • 波及能力によってライブラリーから唱えられたカードの波及能力も誘発する。そのため、運がよければ3枚4枚と効果が波及する可能性もある。
  • 波及能力はその呪文が解決される前に解決する。呪文そのものが打ち消されたときも波及能力は誘発し、公開した中に同じ名前のカードがあればそれをマナ・コストを支払わずに唱えることができる。波及呪文が解決される前にすべての波及能力が解決されるため、解決後墓地の波及呪文をライブラリーに戻すことで無限波及ができたりはしない。
  • 波及能力によって同名のカードが複数枚公開された場合、それらは1枚ずつ順に唱えられていく。もし、先に唱えられたカードの追加コスト支払いなどで、まだ唱えていないカードがライブラリーから移動したりライブラリーが切り直されたりした場合、移動したカードを唱えることはできない。(CR:601.3CR:729.1

[編集] その他

  • 織端の石/Thrumming Stoneが出ていると自分のすべての呪文に「波及4」が与えられる。
  • 現在存在する、最初から波及を持つ呪文はすべて「うねる/Surging」と名前がついている。
  • コールドスナップで登場した波及はすべて波及4である。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif