Booster Tutor

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(ニクスへの旅のパックについて追記。)
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[[ゲーム]]中に[[ブースターパック]]を開封させる変わった[[カード]]。この[[効果]]に用いるブースターパックの用意は、自分でせねばならない。使いすぎによる大金の消費に気をつけよう。
 
[[ゲーム]]中に[[ブースターパック]]を開封させる変わった[[カード]]。この[[効果]]に用いるブースターパックの用意は、自分でせねばならない。使いすぎによる大金の消費に気をつけよう。
  
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欲しいカードが入っている[[セット]]をねらって開ければ強力かもしれない。例えば、[[クリーチャー]]が確実に欲しいのであれば、収録カードの全てがクリーチャー・カードである[[レギオン]]を開けるのが良い。[[土地]]から出る[[色マナ]]と、パックから出たクリーチャーの色が合わなくとも、[[変異]]持ちがいるセットなので、最悪どの色でも使える[[無色]]の3マナ2/2の戦力を入手出来る可能性が高い。
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欲しいカードが入っている[[セット]]をねらって開ければ強力かもしれない。例えば、[[クリーチャー]]が確実に欲しいのであれば、収録カードの全てがクリーチャー・カードである[[レギオン]]を開けるのが良い。[[土地]]から出る[[色マナ]]と、パックから出たクリーチャーの[[色]]が合わなくとも、[[変異]]持ちがいるセットなので、最悪どの色でも使える[[無色]]の3マナ2/2の戦力を入手できる可能性が高い。
  
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1[[マナ]]の[[軽い]][[インスタント]]である点も良い。序盤の[[手札]]が[[土地事故]]ぎみなのであれば、[[基本土地]]が確実に収録されているパックを選ぶことで、何かしらの基本土地を確実に入手出来ると同時に、[[マナ加速]]を行う事が出来る。土地が確実に収録されているブースターとしては、[[アングルード]]、[[アンヒンジド]]、[[第７版]]以降の[[基本セット]]。これらのブースターのいずれかを開封すれば良い。[[アラーラの断片]]以降のブースターからも基本土地は入手可能だが、以下のような例外があるので注意が必要。
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1[[マナ]]の[[軽い]][[インスタント]]である点も良い。序盤の[[手札]]が[[土地事故]]ぎみなのであれば、[[基本土地]]が確実に収録されているパックを選ぶことで、何かしらの基本土地を確実に入手できる。土地が確実に収録されているブースターとしては、[[アングルード]]、[[アンヒンジド]]、[[第７版]]以降の[[基本セット]]。これらのブースターのいずれかを開封すれば良い。[[アラーラの断片]]以降のブースターからも基本土地は入手可能だが、いくつか例外があるので注意が必要。詳細は[[基本土地]]の項を参照。
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*[[アラーラ再誕]]、[[Modern Masters]]、[[コンスピラシー]]には基本土地が封入されていない。
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*[[イニストラード]]、[[闇の隆盛]]には基本土地の代わりに[[チェックリストカード]]が高確率で封入されている。
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*[[ゼンディカー]]には低確率ではあるが、基本土地の代わりにヴィンテージ・カードが封入されている。
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*[[ドラゴンの迷路]]においては土地は手に入るが基本土地ではないことと、[[ショックランド]]以外の土地は[[タップイン]]確定であることに注意。[[迷路の終わり/Maze's End]]でも[[無色マナ]]は出るので、マナの供給には問題はないが。
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*[[ニクスへの旅]]には[[テーロス・ブロック]]の[[神]]カード全15種類が1枚ずつ入ったパックがごく少数存在する。
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[[精神隷属器/Mindslaver]]などを用いれば、[[対戦相手]]にパックを故意に開封させる事が可能。それを狙った[[マネデス]]も出来る。さらにやり方次第では、自分がそのパックから出たカードの[[オーナー]]になる事も出来る(詳しい方法については、[[マネデス]]の項を参照)。
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[[精神隷属器/Mindslaver]]などを用いれば、[[対戦相手]]にパックを故意に開封させる事が可能。それを狙った[[マネデス]]もできる。さらにやり方次第では、自分がそのパックから出たカードの[[オーナー]]になる事も可能（詳しい方法については、[[マネデス]]の項を参照）。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
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開封して良いのは、”封をされたままの[[マジック：ザ・ギャザリング|マジック]]のブースターパック”である。
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開封して良いのは、「封をされたままの[[マジック：ザ・ギャザリング|マジック]]のブースターパック」である。
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*ブースターパックではない[[デュエルデッキ]]、[[プレミアムデッキシリーズ]]、その他[[カードセット一覧#特殊セット|特殊セット]]や各種[[エキスパンション]]の[[構築済みデッキ]]などの開封は出来ない。[[トーナメントパック]]や[[スターターデッキ]]も、ブースターパックではないのでダメ。
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*ブースターパックではない[[デュエルデッキ]]、[[プレミアムデッキシリーズ]]、その他[[カードセット一覧#特殊セット|特殊セット]]や各種[[エキスパンション]]の[[構築済みデッキ]]などの開封はできない。[[トーナメントパック]]や[[スターターデッキ]]も、ブースターパックではないのでダメ。
 
*[[ブースターパック|コンパクトブースター]]はブースターの一種なので開封しても良い。また、[[ホリデーギフトボックス]]や[[ブースターパック|ブースターバトルパック]]、[[エントリーセット]]、[[デッキビルダーセット]]など、これらの中に封入されているブースターパックの開封もOK。
 
*[[ブースターパック|コンパクトブースター]]はブースターの一種なので開封しても良い。また、[[ホリデーギフトボックス]]や[[ブースターパック|ブースターバトルパック]]、[[エントリーセット]]、[[デッキビルダーセット]]など、これらの中に封入されているブースターパックの開封もOK。
 
*「封をされたまま」とは、生産工程で封をされている状態でなければならない。一度封を開けたブースターの封を閉じなおしたものは使用できない。
 
*「封をされたまま」とは、生産工程で封をされている状態でなければならない。一度封を開けたブースターの封を閉じなおしたものは使用できない。
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==その他==
 
==その他==
 
*ブースターパックを開封させる[[効果]]を持ったカードは、この他に[[ホリデーギフトカード]]の[[Stocking Tiger]]や[[コンスピラシー]]の[[知識の探求者/Lore Seeker]]が存在する。
 
*ブースターパックを開封させる[[効果]]を持ったカードは、この他に[[ホリデーギフトカード]]の[[Stocking Tiger]]や[[コンスピラシー]]の[[知識の探求者/Lore Seeker]]が存在する。
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*[[トークン・カード]]やチェックリストカードなどを[[手札]]に加えることも出来るが、それを唱えたり戦場に出したりする手段は存在しない。
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*[[トークン・カード]]やチェックリストカードなどを[[手札]]に加えることもできるが、それを[[唱える|唱え]]たり[[戦場]]に出したりする手段は存在しない。
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*”マジックのブースターパック”と書されているので、[[デュエル・マスターズ]]など他の[[トレーディングカードゲーム]]のブースターパックを選択する事は出来ない。しかし『[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社製の、』とは書されていないので、[[ハウスルール]]や対戦相手の許す範囲でならば、”カードショップで売られている、店員さんが作った新古カードの入り混じった束(※もちろん中身がわからないもの、かつ、未開封のもの)”を、ブースターパック代わりにして遊ぶのも楽しいだろう。どの様なカードが封入されているかや、入手出来るかがある程度予測出来る通常のブースターとは違い、何のカードが出てくるかわからない予測不可能度が一気に上がる。
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*「マジックのブースターパック」と書かれているので[[デュエル・マスターズ]]など他の[[トレーディングカードゲーム]]のブースターパックを選択する事はできない。しかし『[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]社製の、』とは書されていないので、[[ハウスルール]]や対戦相手の許す範囲でならば、「カードショップで売られている、店員さんが作った新古カードの入り混じった束（もちろん中身がわからないもの、かつ、未開封のもの）」を、ブースターパック代わりにして遊ぶのも楽しいだろう。どの様なカードが封入されているかや、入手出来るかがある程度予測出来る通常のブースターとは違い、何のカードが出てくるかわからない予測不可能度が一気に上がる。
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**そのデュエル・マスターズではBooster Tutorの効果を移植したような《カモン・ビクトリー》というカードが登場した。あちらは公式大会でも使える代わりに、該当するカードセットが限定されているとかなりの弱体化を受けている。
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*{{Gatherer|id=73939|イラスト}}中には、様々なセットのブースター・ボックスが描かれている。具体的には、まず手前のテーブル上に[[第7版]]のものが4箱、[[ミラディン]]が2箱、[[オンスロート]]が1箱、そして中央奥の棚の中に[[レギオン]]が2箱である。また、真ん中の棚の中を良く見ると、棚の中に[[ウルザのガラクタ/Urza's Bauble]]（{{Gatherer|id=2429|イラスト}}）が置いてある。イラスト中の紫色の手の主は[[Collector Protector]]（{{Gatherer|id=74354|イラスト}}）。
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*{{Gatherer|id=73939|イラスト}}中には、様々な[[セット]]のブースター・ボックスが描かれている。具体的には、まず手前のテーブル上に[[第7版]]のものが4箱、[[ミラディン]]が2箱、[[オンスロート]]が1箱、そして中央奥の棚の中に[[レギオン]]が2箱である。また、真ん中の棚の中を良く見ると、棚の中に[[ウルザのガラクタ/Urza's Bauble]]({{Gatherer|id=2429|イラスト}})が置いてある。イラスト中の紫色の手の主は[[Collector Protector]]({{Gatherer|id=74354|イラスト}})。
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*[[アンヒンジド]]版の[[フレイバー・テキスト]]の元ネタは「[http://www.pbm.com/~lindahl/real.programmers.html 本物のプログラマはPascalを使わない]（[http://www.genpaku.org/realprogrammerj.html 日本語訳]）」。
 
*[[アンヒンジド]]版の[[フレイバー・テキスト]]の元ネタは「[http://www.pbm.com/~lindahl/real.programmers.html 本物のプログラマはPascalを使わない]（[http://www.genpaku.org/realprogrammerj.html 日本語訳]）」。
 
**そう言っている割に、[[イラスト]]中の手が引き寄せているのは[[アングルード]]の[[ブースターパック]]である。
 
**そう言っている割に、[[イラスト]]中の手が引き寄せているのは[[アングルード]]の[[ブースターパック]]である。
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[[2004年]]の[[アリーナ・リーグプロモ]]として、[[Heather Hudson]]による[http://magiccards.info/arena/en/63.html 新規イラスト]のこのカードが配布された。
 
[[2004年]]の[[アリーナ・リーグプロモ]]として、[[Heather Hudson]]による[http://magiccards.info/arena/en/63.html 新規イラスト]のこのカードが配布された。
  
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*イラスト手前には[[第6版]]や[[ポータル・セカンドエイジ]]の[[ギフトボックス]]を始め、[[ウルザズ・サーガ]]のブースターボックスなどが置いてあり、まるで[[1999年]]度頃のカードショップの風景を描いたようなイラストをしている。イラスト中の手が掴んでいるブースターは、[[キマイラ杖/Chimeric Staff]]が描かれた{{Gatherer|id=8858|パッケージ}}のウルザズ・サーガ。
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*イラスト手前には[[第6版]]や[[ポータル・セカンドエイジ]]のギフトボックスを始め、[[ウルザズ・サーガ]]のブースターボックスなどが置いてあり、まるで[[1999年]]度頃のカードショップの風景を描いたようなイラストをしている。イラスト中の手が掴んでいるブースターは、[[キマイラ杖/Chimeric Staff]]が描かれた{{Gatherer|id=8858|パッケージ}}のウルザズ・サーガ。
 
*一見、単なる助言のように見えるフレイバー・テキストとなっているが、良く読むと歴代の[[エキスパンション]]名が隠されている。
 
*一見、単なる助言のように見えるフレイバー・テキストとなっているが、良く読むと歴代の[[エキスパンション]]名が隠されている。
  

2015年6月7日 (日) 15:50時点における版


ゲーム中にブースターパックを開封させる変わったカード。この効果に用いるブースターパックの用意は、自分でせねばならない。使いすぎによる大金の消費に気をつけよう。

欲しいカードが入っているセットをねらって開ければ強力かもしれない。例えば、クリーチャーが確実に欲しいのであれば、収録カードの全てがクリーチャー・カードであるレギオンを開けるのが良い。土地から出る色マナと、パックから出たクリーチャーの色が合わなくとも、変異持ちがいるセットなので、最悪どの色でも使える無色の3マナ2/2の戦力を入手できる可能性が高い。

1マナの軽いインスタントである点も良い。序盤の手札が土地事故ぎみなのであれば、基本土地が確実に収録されているパックを選ぶことで、何かしらの基本土地を確実に入手できる。土地が確実に収録されているブースターとしては、アングルード、アンヒンジド、第７版以降の基本セット。これらのブースターのいずれかを開封すれば良い。アラーラの断片以降のブースターからも基本土地は入手可能だが、いくつか例外があるので注意が必要。詳細は基本土地の項を参照。

精神隷属器/Mindslaverなどを用いれば、対戦相手にパックを故意に開封させる事が可能。それを狙ったマネデスもできる。さらにやり方次第では、自分がそのパックから出たカードのオーナーになる事も可能（詳しい方法については、マネデスの項を参照）。

ルール

開封して良いのは、「封をされたままのマジックのブースターパック」である。

その他

Real men use Arabian Night boosters.
真の男はアラビアンナイトのブースターを使うもんだ。

アリーナ・リーグプロモ

2004年のアリーナ・リーグプロモとして、Heather Hudsonによる新規イラストのこのカードが配布された。

Make your judgement wisely: The right pack will let you defeat your nemesis, but a poor choice can only end in torment. And Homelands.
賢い判断(judgement)のために： 正しいパックを選べば宿敵(nemesis)を倒せますが、ダメなパックを選んだら苦痛(torment)に終わるだけです。ホームランドとか。

参考

「http://mtgwiki.com/wiki/Booster_Tutor」より作成
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