ラヴニカ・ブロック

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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037468/ 都の目玉 その1]([[Making Magic]] [[2023年]]12月12日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037468/ 都の目玉 その1]([[Making Magic]] [[2023年]]12月12日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037489/ 都の目玉 その2]([[Making Magic]] [[2023年]]12月19日)
 
*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037489/ 都の目玉 その2]([[Making Magic]] [[2023年]]12月19日)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037611/ 混成の歴史 その1]([[Making Magic]] [[2024年]]2月12日)
 
*[[ラヴニカ・ブロック構築]]
 
*[[ラヴニカ・ブロック構築]]
 
*[[ギルド/Guild]]
 
*[[ギルド/Guild]]

2024年2月18日 (日) 11:21時点における最新版

ラヴニカ・ブロック/Ravnica Blockは、ラヴニカ:ギルドの都ギルドパクトディセンションの3つのセットからなるブロック

セット名 略号 発売日 セット枚数 製品情報(WotC) カードリスト(Wisdom Guild)
ラヴニカ:ギルドの都/Ravnica: City of Guilds RAV 2005年10月7日 306枚 製品情報 カードリスト
ギルドパクト/Guildpact GPT 2006年2月3日 165枚 製品情報 カードリスト
ディセンション/Dissension DIS 2006年5月5日 180枚 製品情報 カードリスト

続編として2012年2013年ラヴニカへの回帰ブロック2018年2019年ラヴニカのギルドラヴニカの献身灯争大戦が発売された。

[編集] 概要

大都市に覆われた次元/Planeであるラヴニカ/Ravnicaが舞台。

テーマは、人気が非常に高かったインベイジョン・ブロック以来となる「多色」。以前と同じ方向性にならないように、「3や5色ではなく2色が中心の環境」、「色ごとではなく2色の組み合わせによる役割分担」、「友好色対抗色が同格の扱い」などの工夫がされている。

2色の組み合わせ計10組に対してそれぞれ「ギルド/Guild」が設定されており、ストーリーやカード名にもそれが反映されている。詳しい解説はギルド/Guildを参照。その全てが全部のセットに出てくるのではなく、ラヴニカ:ギルドの都では「緑白」「黒緑」「赤白」「青黒」が、ギルドパクトでは「赤緑」、「青赤」、「白黒」が、ディセンションでは「白青」、「黒赤」、「緑青」が取り上げられている。そのため、多色カードなどは各エキスパンションごとに、特定の組み合わせしか登場しない。

  • これに関連して、単色カードの枚数配分は均等になっていない。例えばラヴニカ:ギルドの都では、のギルドやのギルドは1つだが、その他3色のギルドは2つ登場するので、多色カードのぶん青や赤のカードは少なくなる。そのため、ラヴニカでは単色カードは、青と赤は39枚ずつ、その他の3色は37枚として、少しバランスをとっている。なおブロック全体では、白、黒、緑の単色カードは79種類、青は76種類、赤は75種類であり、均等ではない。

ブロック固有のキーワード能力召集発掘変成狂喜複製憑依予見移植能力語光輝暴勇。いずれの能力も各ギルドに1つずつ対応しており、例えばゴルガリ団/The Golgariの能力である発掘は黒や緑のカードにしか存在しない。また、2色のどちらのマナでも支払える新しいマナ・シンボルが登場し、これを持つカードは混成カードと呼ばれる。

[編集] その他

  • いずれのセットでも、これまで長い間新種が出ていなかった複数のクリーチャー・タイプに新種が登場している。デビルスフィンクスなど。
    • ものすごい数のトークンが必要なブロックでもある。ざっと見ただけでもコウモリ苗木奇魔狩り立てられたサイクルのトークンなどなど。昔のセットではカード以外の周辺器具を用意させることに遠慮のようなものが見られたが、ここに来て一気に居直ったようだ。
  • 地味ではあるが、オーラに関係するカードもそこそこ多い。
  • SF風のミラディン・ブロック、和風の神河ブロックと続いていた「変り種ファンタジー」の世界から本来の西洋風ファンタジーの世界観へ回帰したブロックである。
    • 固有名詞は東欧(スラヴ)風の名称・発音を元にしており、世界の雰囲気作りに一役買っている[2]
  • ブロック全体でカード・バランスが調整されており、多色化にもかかわらず飛び抜けたパワーカードがほとんど存在しないため、スタンダード環境では多種多様なデッキが生まれることとなった。
  • ゲームとしても背景世界としても魅力に溢れ、マジック史上最も人気の高いブロックの一つ。この人気を受けて7年後ラヴニカへの回帰ブロックで、再びラヴニカ次元を舞台とする事になった。

[編集] 脚注

  1. Just The Ten of Us/十人だけでMaking Magic 2006年1月16日 Mark Rosewater著)
  2. Phonemes: The Molecules of Flavor/音素、それはフレイバーの分子(Savor The Flavor 2011年12月14日 Adam Lee著)

[編集] 参考

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