ドラゴン・ストンピィ
提供:MTG Wiki
(赤単プリズンに言及) |
|||
87行: | 87行: | ||
|} | |} | ||
− | ===ドラゴン+ | + | ===ドラゴン+プレインズウォーカー型=== |
*備考 | *備考 | ||
**[[グランプリシアトルタコマ15]] ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15 参考]) | **[[グランプリシアトルタコマ15]] ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15 参考]) |
2019年7月27日 (土) 23:32時点における最新版
ドラゴン・ストンピィ (Dragon Stompy)は、レガシーに存在する赤いビートダウン・デッキで、Empty the Sloggerの変化形。
目次 |
[編集] 概要
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
(赤)(赤):ラクドスの地獄ドラゴンはターン終了時まで飛行を得る。
(赤):ラクドスの地獄ドラゴンはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
暴勇 ― ラクドスの地獄ドラゴンは、あなたの手札にカードが無いかぎり二段攻撃を持つ。
アーティファクト
刻印 ― 金属モックスが戦場に出たとき、あなたの手札にあるアーティファクトでも土地でもないカードを1枚、追放してもよい。
(T):その追放されたカードと共通する好きな色のマナ1点を加える。
古えの墳墓/Ancient Tomb・裏切り者の都/City of Traitorsの2マナランド2種や金属モックス/Chrome Mox、さらに煮えたぎる歌/Seething Songや猿人の指導霊/Simian Spirit Guideなどでマナ加速し、弧炎撒き/Arc-Sloggerやデッキ名にもなっているラクドスの地獄ドラゴン/Rakdos Pit Dragonなどを早い段階で唱える。
もしくは、最序盤の加速から虚空の杯/Chalice of the Void、三なる宝球/Trinisphereを唱えて対戦相手の展開を妨害する。
従来のEmpty the Sloggerと一線を画すのが、新たな妨害手段としてメインデッキから血染めの月/Blood Moonや月の大魔術師/Magus of the Moonを用いている点である。血染めの月に加え、未来予知で月の大魔術師を獲得したことによって、基本でない土地の使用率が高いレガシー環境を強烈にメタることが可能になり、このデッキが成立した。
また、手札をすぐに使い切るため、前述のラクドスの地獄ドラゴンやギャサンの略奪者/Gathan Raidersといった、暴勇持ちのクリーチャーが採用されているのも大きな違いである。
その後は暴勇持ちを採用せず雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkiteや嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragonを採用したタイプ、モグ捕り人/Moggcatcherから各種のゴブリンをリクルートするタイプ、ハンウィアーの砦守り/Hanweir Watchkeepや扇動する集団/Instigator Gangといった両面カードを採用したタイプなどが登場しているものの、引きムラの大きさという課題は解決されておらず、また血染めの月は採用できないものの色事故の発生率が大幅に下がったエルドラージ・ストンピィの登場といった逆風もあり、目立った結果は残せていない。
その後、ドミナリアではウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaを、ラヴニカのギルドでは軍勢の戦親分/Legion Warbossを獲得して強化された。ドラゴンなどを採用せず、自ら罠の橋/Ensnaring Bridgeを使う赤単プリズンへと移行していった。
- 一見、血染めの月や月の大魔術師で自分の2マナランドを妨害してしまう構成に見える。しかし実際には、弧炎撒きやラクドスの地獄ドラゴンの能力で大量に赤マナを食うため、中盤以降はデメリットなしに赤マナを生み出せることが重要になる。相性が悪いどころか、リソースを無駄なく活用できる構成となっているのだ。
- 使用するカードの大半は、先置きされるかもしくは3マナ以上なので、三なる宝球の影響をほとんど受けない。虚空の杯や血染めの月、月の大魔術師と合わせ、打撃速度の高さだけでなく、対戦相手の展開を阻害する能力を持つデッキでもある。
- 上記の、デッキ中の各種妨害カードは各々非常に強烈な効果を持っており、対戦相手のデッキによっては1種類のカードで投了に追い込むことも可能である。したがって、目的のカードを手に入れるために積極的にマリガンする場合もある。
- 弱点としては、1つ1つのカードが非常に尖っているため必要なカードを引けず負けてしまうことが多い点が挙げられる。また妨害要素が相手に効果的でない場合、それらが手札で腐りやすいのも弱点である。これらは2マナランドを多用するデッキに共通して言えることだが、軽量ドローを採用しないこのデッキではより顕著である。
- 前述の通り、各種カードを「先置き」することで優位に立つことが前提のデッキであるため、最序盤で上手く動けるかが勝負の分かれ目になることが多いのも弱点の1つであると言える。
- また性質上、手札消費が激しいため、必然的にその攻撃スタイルは細くなる。そのため的確にクロックをさばかれると、こちらがジリ貧展開になりやすい。
- デッキの性質上、それほど古いカードを使わずに構築することができるため、レガシーのデッキとしては比較的少ない資産で構築可能である。主にミラディン・ブロックあたりからのカードがあれば作りやすく、新規参入のプレイヤーにも優しい一種の貧乏デッキ、と言えなくもない。
[編集] サンプルレシピ
[編集] 暴勇型
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (20) | |
4 | 弧炎撒き/Arc-Slogger |
4 | ギャサンの略奪者/Gathan Raiders |
4 | 月の大魔術師/Magus of the Moon |
4 | ラクドスの地獄ドラゴン/Rakdos Pit Dragon |
4 | 猿人の指導霊/Simian Spirit Guide |
呪文 (22) | |
4 | 煮えたぎる歌/Seething Song |
3 | 血染めの月/Blood Moon |
4 | 虚空の杯/Chalice of the Void |
4 | 金属モックス/Chrome Mox |
3 | 三なる宝球/Trinisphere |
4 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte |
土地 (18) | |
10 | 山/Mountain |
4 | 古えの墳墓/Ancient Tomb |
4 | 裏切り者の都/City of Traitors |
サイドボード | |
1 | 血染めの月/Blood Moon |
3 | 火薬樽/Powder Keg |
2 | 紅蓮地獄/Pyroclasm |
4 | 紅蓮操作/Pyrokinesis |
4 | トーモッドの墓所/Tormod's Crypt |
1 | 三なる宝球/Trinisphere |
[編集] ドラゴン+プレインズウォーカー型
- 備考
- グランプリシアトルタコマ15 (参考)
- 使用者:Jacob Kory
- フォーマット
- 公式サイトのDeck Techで紹介されたレシピ。
[編集] ワーウルフ・ストンピィ
- 備考
- West Michigan Gaming Convention Legacy Event Winner(参考)
- 使用者:Jon Johnson
- フォーマット
Werewolf Stompy(Legacy) [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|
[編集] ゴブリン・ストンピィ