セレズニアの魔除け/Selesnya Charm
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必要に応じてクリーチャーとして頭数を数えることもでき、[[コンバット・トリック]]で戦闘を優位にし、除去で盤面に影響を与えられると、場面を問わず腐らない非常に秀逸な[[カード]]。それぞれのモードが噛み合っているのも特徴的で、複数枚入れてもほぼ無駄にならない。魔除け[[サイクル]]の中でもとりわけ[[ボード・アドバンテージ]]に特化した一枚。 | 必要に応じてクリーチャーとして頭数を数えることもでき、[[コンバット・トリック]]で戦闘を優位にし、除去で盤面に影響を与えられると、場面を問わず腐らない非常に秀逸な[[カード]]。それぞれのモードが噛み合っているのも特徴的で、複数枚入れてもほぼ無駄にならない。魔除け[[サイクル]]の中でもとりわけ[[ボード・アドバンテージ]]に特化した一枚。 | ||
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*[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ラヴニカへの回帰]] - [[アンコモン]] |
2023年9月24日 (日) 05:29時点における最新版
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受けるとともにトランプルを得る。
・パワーが5以上のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
・警戒を持つ白の2/2の騎士(Knight)クリーチャー・トークンを1体生成する。
ラヴニカへの回帰ブロックの魔除けのセレズニア版。モードは単体強化、単体除去、トークン生成。
緑のモードは踏み付け/Tread Upon。修整値そのものは巨大化/Giant Growth系呪文の中でも低い方だが、火力に対する防御やトランプルによるダメージレースの覆しなど、応用できる範囲はかなり広い。クリーチャーデッキであればまず腐らないモードである。
白のモードは復仇/Reprisal系の追放除去。大抵のフィニッシャーに対して効果的な解答となる。範囲こそ限られているが、そもそものクリーチャーが優秀なセレズニアカラーであることを考えると、その優秀なクリーチャー・サイズへの脅威となる相手は軒並み高パワーである場合が多く、総じて常に戦場を優位な状態に保つための除去であるともいえる。また、2対1交換にはなるが他の強化手段と組んで対処範囲を広げることも可能。登場時のスタンダードでは再利用可能な怨恨/Rancorや、怨恨がスタンダード落ちしてからは授与持ちのクリーチャー・エンチャントらとタッグを組んでの活躍も散見される。
緑白のモードは歴戦の騎兵/Veteran Cavalier相当のトークンの生成。これ自身がインスタントであるため実質瞬速持ちのようなものであり、2マナ2/2のクリーチャーとして見ても及第点以上の強さ。トークンであるため、同ギルドでフィーチャーされている居住との相性も良い。
必要に応じてクリーチャーとして頭数を数えることもでき、コンバット・トリックで戦闘を優位にし、除去で盤面に影響を与えられると、場面を問わず腐らない非常に秀逸なカード。それぞれのモードが噛み合っているのも特徴的で、複数枚入れてもほぼ無駄にならない。魔除けサイクルの中でもとりわけボード・アドバンテージに特化した一枚。
スタンダード構築では緑白人間や呪禁バント、緑白ビートダウンといった色の合うビートダウンデッキを中心に広く採用された。リミテッドでも、どのモードも使い勝手が良いため色が合えば難なく使えるだろう。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ラヴニカへの回帰ブロックの魔除けサイクル。いずれも2マナのインスタントであり、各ギルド/Guildに1枚ずつ存在する。3つのモードはそれぞれ、1色目にできることと2色目にできること、そして両方の色が共通してできることの組み合わせになっている(参考)。
- アゾリウスの魔除け/Azorius Charm
- イゼットの魔除け/Izzet Charm
- ラクドスの魔除け/Rakdos Charm
- ゴルガリの魔除け/Golgari Charm
- セレズニアの魔除け/Selesnya Charm
- オルゾフの魔除け/Orzhov Charm
- ディミーアの魔除け/Dimir Charm
- グルールの魔除け/Gruul Charm
- ボロスの魔除け/Boros Charm
- シミックの魔除け/Simic Charm