通電式キー/Voltaic Key
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+ | *通電式キー登場当時は同じく1マナの[[魔力の櫃/Mana Vault]]があり、そちらの相棒としての認知度も高かった。1ターン目に無色4マナが生み出せる。 | ||
マナ・アーティファクト以外にも、[[ファイレクシアの巨像/Phyrexian Colossus]]のアンタップ・[[コスト]]を踏み倒しつつ擬似[[警戒]]持ちとして働かせたり、大量マナとともに[[ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor]]の能力を1[[ターン]]に2回[[起動]]したりとやれることは多い。 | マナ・アーティファクト以外にも、[[ファイレクシアの巨像/Phyrexian Colossus]]のアンタップ・[[コスト]]を踏み倒しつつ擬似[[警戒]]持ちとして働かせたり、大量マナとともに[[ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor]]の能力を1[[ターン]]に2回[[起動]]したりとやれることは多い。 | ||
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そして現在は[[ヴィンテージ]]において、[[Time Vault]]による[[無限ターン]][[コンボ]]の片棒を担いでいる。 | そして現在は[[ヴィンテージ]]において、[[Time Vault]]による[[無限ターン]][[コンボ]]の片棒を担いでいる。 | ||
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*[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に{{Gatherer|id=207889|新規イラスト}}で収録された。この[[イラスト]]は[[基本セット2011]]に[[再録]]された際にも使用されている。 | *[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に{{Gatherer|id=207889|新規イラスト}}で収録された。この[[イラスト]]は[[基本セット2011]]に[[再録]]された際にも使用されている。 | ||
*通称「'''がちゃこん'''」。もとは、[[金澤尚子]]氏の“自分にしか通用しない”呼び方だったのだが、月刊[[ゲームぎゃざ]]でそれをネタにしたコラム(漫画)が掲載され、全国区の呼び方となった。同氏は、ファイレクシアの巨像をこれで「がちゃこん」と起動させるイメージから命名した。 | *通称「'''がちゃこん'''」。もとは、[[金澤尚子]]氏の“自分にしか通用しない”呼び方だったのだが、月刊[[ゲームぎゃざ]]でそれをネタにしたコラム(漫画)が掲載され、全国区の呼び方となった。同氏は、ファイレクシアの巨像をこれで「がちゃこん」と起動させるイメージから命名した。 | ||
− | + | [[1999年]]7月1日より、[[ウルザ・ブロック構築]]で[[禁止カード]]に指定される。同年10月1日より、[[タイプ1]](現[[ヴィンテージ]])で[[制限カード]]、[[タイプ1.5]]で禁止カードに指定されるが、[[2006年]]9月20日よりタイプ1.5から移行した[[レガシー]]では禁止カードに指定されておらず、ヴィンテージでも[[2007年]]6月20日に制限解除された。さらに[[2010年]]7月には[[基本セット2011]]に[[再録]]されている。 | |
==関連カード== | ==関連カード== | ||
− | *[[電位式キー/Galvanic Key]] - 通電式キーの調整版。[[瞬速]]を持つものの、[[マナ・コスト]]が1マナ、[[起動コスト]] | + | *[[電位式キー/Galvanic Key]] - 通電式キーの調整版。[[瞬速]]を持つものの、[[マナ・コスト]]が1マナ、[[起動コスト]]が2マナ増えている。([[ミラディン]]) |
− | *[[通電式構成物/Voltaic Construct]] - | + | *[[通電式構成物/Voltaic Construct]] - 4マナ2/2の[[アーティファクト・クリーチャー]]。アンタップ対象がアーティファクト・クリーチャー限定になり起動コストが1マナ増えたがタップが不要。([[ダークスティール]]) |
+ | *[[求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker]] - 5マナ[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の+1[[忠誠度能力]]。2つまでアンタップできる。([[アラーラの断片]]) | ||
+ | *[[通電式召使い/Voltaic Servant]] - 2マナ1/3のアーティファクト・クリーチャー。[[終了ステップ]]に[[誘発]]する[[誘発型能力]]。([[ドミナリア]]) | ||
+ | *[[多用途の鍵/Manifold Key]] - マナ・コストも起動コストも全く同じながら、[[クリーチャー]]1体に[[ブロックされない]]能力を与える[[起動型能力]]も持つ。ただし、自身をアンタップできない。([[基本セット2020]]) | ||
+ | **[[ソニック・ドライバー/Sonic Screwdriver]] - 3マナのアーティファクト。多用途の鍵に[[マナ能力]]と[[占術]]を行う起動型能力がついた。([[ドクター・フー統率者デッキ]]) | ||
==参考== | ==参考== |
2023年12月17日 (日) 04:37時点における最新版
タップ能力持ちアーティファクトの、最高の相棒ともいうべきエンジンキー。1マナとタップでアーティファクト1つをアンタップできる。
基本的には地味な能力であるが、非常に軽いため、周囲の環境によっては爆発的に価値が上がる。カードプールが広いほど真価が発揮されるカードである。
特に起動型マナ能力を持つマナ・アーティファクトと組み合わせた時は強力。ウルザ・ブロックには2マナ以上出すアーティファクトがたくさんあるので、それらをアンタップし、もう一度マナを出すだけでかなりのマナ加速になる。その中でも厳かなモノリス/Grim Monolithとの相性は抜群であり、様々なデッキでギミックとして組み込まれた。
- 通電式キー登場当時は同じく1マナの魔力の櫃/Mana Vaultがあり、そちらの相棒としての認知度も高かった。1ターン目に無色4マナが生み出せる。
マナ・アーティファクト以外にも、ファイレクシアの巨像/Phyrexian Colossusのアンタップ・コストを踏み倒しつつ擬似警戒持ちとして働かせたり、大量マナとともにファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processorの能力を1ターンに2回起動したりとやれることは多い。
そして現在はヴィンテージにおいて、Time Vaultによる無限ターンコンボの片棒を担いでいる。
日本国外のレガシーのエルドラージ・ポストはこれを入れた型が主流。
- かつてマナ・バーンのルールがあった頃は、自身を対象に起動することで余剰マナの消費に使えた。
- ファイレクシアvsドミナリア連合に新規イラストで収録された。このイラストは基本セット2011に再録された際にも使用されている。
- 通称「がちゃこん」。もとは、金澤尚子氏の“自分にしか通用しない”呼び方だったのだが、月刊ゲームぎゃざでそれをネタにしたコラム(漫画)が掲載され、全国区の呼び方となった。同氏は、ファイレクシアの巨像をこれで「がちゃこん」と起動させるイメージから命名した。
1999年7月1日より、ウルザ・ブロック構築で禁止カードに指定される。同年10月1日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カード、タイプ1.5で禁止カードに指定されるが、2006年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでは禁止カードに指定されておらず、ヴィンテージでも2007年6月20日に制限解除された。さらに2010年7月には基本セット2011に再録されている。
[編集] 関連カード
- 電位式キー/Galvanic Key - 通電式キーの調整版。瞬速を持つものの、マナ・コストが1マナ、起動コストが2マナ増えている。(ミラディン)
- 通電式構成物/Voltaic Construct - 4マナ2/2のアーティファクト・クリーチャー。アンタップ対象がアーティファクト・クリーチャー限定になり起動コストが1マナ増えたがタップが不要。(ダークスティール)
- 求道者テゼレット/Tezzeret the Seeker - 5マナプレインズウォーカーの+1忠誠度能力。2つまでアンタップできる。(アラーラの断片)
- 通電式召使い/Voltaic Servant - 2マナ1/3のアーティファクト・クリーチャー。終了ステップに誘発する誘発型能力。(ドミナリア)
- 多用途の鍵/Manifold Key - マナ・コストも起動コストも全く同じながら、クリーチャー1体にブロックされない能力を与える起動型能力も持つ。ただし、自身をアンタップできない。(基本セット2020)
- ソニック・ドライバー/Sonic Screwdriver - 3マナのアーティファクト。多用途の鍵にマナ能力と占術を行う起動型能力がついた。(ドクター・フー統率者デッキ)
[編集] 参考
- The Top 50 Artifacts of All Time 第35位 (WotC、文:Zvi Mowshowitz、英語)
- カード個別評価:ウルザズ・サーガ - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2011 - アンコモン