吸血鬼

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=吸血鬼/Vampire=
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{{Otheruses|[[クリーチャー・タイプ]]|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|吸血鬼/Vampire|[[デッキ]]|吸血鬼 (デッキ)}}
  
[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。人や動物の血を吸い不死を保つ怪物。
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'''吸血鬼'''/''Vampire''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。ホラー小説『[[Wikipedia:ja:吸血鬼ドラキュラ (小説)|吸血鬼ドラキュラ]]』などでお馴染みの、[[人間]]の血液を吸う怪物的な人型種族。[[ゾンビ]]と並ぶ[[]]の[[特徴的クリーチャー]]
いずれも[[中堅クリーチャー|]]か黒を含む[[マルチカラー]]で、[[中型]]から[[大型クリーチャー|大型]]の[[クリーチャー]]である。
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[[マジック]]の最初期から存在している。
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{{#card:Sengir Vampire}}
 
{{#card:Sengir Vampire}}
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{{#card:Vampire Nocturnus}}
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{{#card:Edgar Markov}}
  
{{#card:Krovikan Vampire}}
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初出は[[リミテッド・エディション]]の[[センギアの吸血鬼/Sengir Vampire]]。[[第10版]]以前は、古典的なイメージを踏襲した上品で貴族的な雰囲気を持つ、[[中堅クリーチャー|中型]]から[[大型クリーチャー|大型]]の[[飛行]][[クリーチャー]]がほとんどであった。しかし黒の代表的な大型クリーチャーには[[デーモン]]も存在することや、上記のようなイメージと能力の兼ね合いの難しさから、その数は極めて少なかった<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/interview-some-vampires-2006-02-13 Interview With Some Vampires]([[Making Magic]] [[2006年]]2月13日)</ref>。
  
[[吸血能力]]と呼ばれる、相手[[クリーチャー]]を倒した際の自己[[強化]]が得意。
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以上のような[[サイズ]]の幅や、デーモンが持つ宗教的な問題、センギアの吸血鬼が[[第9版]]の黒のメインイメージを務めるなど、デーモンと並んで準[[象徴的クリーチャー]]のような扱われ方をしていた時代が長かったが、[[基本セット2010]]において[[黒]]の代表的な[[種族]]として取り上げられ、それ以降人々の中に紛れ込む現代的なイメージの[[小型クリーチャー]]が数多く登場するようになった。その後の[[基本セット]]や[[エキスパンション]]でも定期的に登場しており、現在では黒の[[特徴的クリーチャー]]の一つとして数えられている。特に、[[イニストラード・ブロック]]等の[[イニストラード/Innistrad]]が舞台の[[セット]]群、[[統率者2017]]、[[イクサラン・ブロック]]ではテーマの一つとしてフィーチャーされた。
また、大半は[[飛行]]を持つ。
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それ以外の[[能力]]も多くが吸血鬼のイメージに即して設定されている。
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==カードデザイン==
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主に[[]]だが、[[多色]]を含めれば全[[色]]に存在する。[[イニストラード・ブロック]]では[[赤]][[単色]]の、[[イクサラン・ブロック]]では[[白]]単色の吸血鬼が初めて登場した。
  
*倒した相手を配下にしてしまうもの([[クロヴの吸血鬼/Krovikan Vampire]]など)
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===能力===
*味方を犠牲に強くなるもの([[呪われたクロウヴァクス/Crovax the Cursed]]など)
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その[[能力]]の多くが吸血鬼のイメージに即して設定されている。要である吸血行為は
*相手の知識や精神を吸い取るもの([[秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets]]など)
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*[[吸血能力]](センギアの吸血鬼、[[Baron Sengir]]
<!-- -相手の知識や精神を吸い取るもの([[精神の吸収/Psychic Drain]]など)
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*[[生け贄に捧げる|生け贄]]や[[捨てる|ディスカード]]で[[強化]]([[呪われたクロウヴァクス/Crovax the Cursed]]、[[血の幼子/Blood Bairn]])
↑クリーチャー・タイプ解説なので、クリーチャーの例が適切でしょう。 -->
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*[[絆魂]]([[夜の子/Child of Night]]、[[吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk]])
*[[コウモリ]]を使うもの([[骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire]]、[[センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu]]など)
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*[[ドレイン]]([[マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch]]、[[血の芸術家/Blood Artist]]
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*[[スリス]]能力([[流城の貴族/Stromkirk Noble]]、[[死滅都市の執政/Necropolis Regent]])
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*[[ライフ]]を血液や生命に見立てた能力(回復や[[ダメージ]]との[[シナジー]]、[[ゼンディカー・ブロック]]での流血メカニズム([http://web.archive.org/web/20130220085559/http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=mtg/tcg/worldwake/mechanics 参考])、[[狂喜]]など)
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血の代わりに相手の記憶や知識を吸い取る吸血鬼もいる([[秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets]]、[[精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker]]など)。
  
辺りが代表的。
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その他、吸血鬼のイメージに合った能力として以下のようなものがある。
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*血を吸った相手を配下にする([[クロヴの吸血鬼/Krovikan Vampire]]、[[オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren]])
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*[[コウモリ]]に変化する([[センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu]]、[[忍び寄る吸血鬼/Stalking Vampire]])
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*より低位のアンデッドを使役する([[死体の運び屋/Driver of the Dead]]、[[ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghet]])
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*不死性を表現する[[再生]]や[[破壊不能]]、自己[[リアニメイト]]([[Baron Sengir]]、[[恐血鬼/Bloodghast]])
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*霧に変化して忍び込む([[神出鬼没な拷問者/Elusive Tormentor]])
  
伝承などに登場する古典的なイメージを踏襲しており、上品で貴族的な雰囲気を持つものが多め。
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[[飛行]]もかつては必須の能力だったが、今は飛行を持つ吸血鬼は全体の半数を割っている。
  
*自軍のクリーチャーすべてを吸血鬼にしてしまう[[メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire]]という吸血鬼もいる。
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===[[タイプ的カード]]===
*[[ロード]]的存在は[[Baron Sengir]]である。
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[[ロード (俗称)|ロード]]的存在には[[吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus]]、[[蟲惑的な吸血鬼/Captivating Vampire]]、[[ヴァーズゴスの血王/Bloodlord of Vaasgoth]]、[[血統の守り手/Bloodline Keeper]]、[[流城の隊長/Stromkirk Captain]]、[[エドガー・マルコフ/Edgar Markov]]、[[聖域探究者/Sanctum Seeker]]、[[軍団の副官/Legion Lieutenant]]などがある。
**Baron Sengirはかつてクリーチャー・タイプの「吸血鬼」をもっておらず、吸血鬼になったのは2007年9月と最近のことである。
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また、クリーチャー・タイプの「吸血鬼」は持っていないが、Baron Sengir以外の[[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?cardname=Sengir&cardtype%5B%5D=Legendary|センギア一族]]も設定上は吸血鬼である。
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最古のタイプ的カードは吸血鬼を[[再生]]するBaron Sengir。ゼンディカー・ブロックには[[血の貢ぎ物/Blood Tribute]]や[[食餌の衝動/Urge to Feed]]など吸血鬼がいると[[効果]]が強力になる[[呪文]]がある。イニストラードを舞台とするセット群にはタイプ的強化カードと共に[[木の杭/Wooden Stake]]などアンチカードもある。[[統率者2017]]、[[イクサラン]]、[[基本セット2020]]でも新たにタイプ的カードが登場した。
これは、かつて存在した[[レジェンド]]というクリーチャー・タイプと「1つの[[クリーチャー]]が持つ[[サブタイプ]]は1つ」という方針のためである。
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*個体数に比べて[[伝説のクリーチャー]]が多めであるのも特徴の1つ。
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==その他==
現在7体が存在する。
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吸血鬼・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[ゲトの血の長、カリタス/Kalitas, Bloodchief of Ghet]]や[[イニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistrad]]など、複数存在する。(→[[トークン一覧]])
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[[伝説の]]吸血鬼は[[ファウンデーションズ・ジャンプスタート]]現在、81体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Vampire 「伝説の(Legendary)・吸血鬼(Vampire)」でWHISPER検索])。
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*吸血鬼に変化させたり変化するカードは前述の他に[[メフィドロスの吸血鬼/Mephidross Vampire]]、[[戦争に向かう者、オリヴィア/Olivia, Mobilized for War]]、[[新たな血族/New Blood]]、[[復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord]]、[[最後の血の長、ドラーナ/Drana, the Last Bloodchief]]がある。また、[[金切り声のコウモリ/Screeching Bat]]や[[マルコフに選ばれし者/Chosen of Markov]]など、[[両面カード]]によって「吸血鬼への[[変身]]」を表現したカードもある。
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*吸血鬼化するのは[[人間]]に限らない。[[Irini Sengir|ドワーフ]][[吸血犬/Vampire Hounds|猟犬]]、[[吸血ドラゴン/Vampiric Dragon|ドラゴン]]、[[呪われたミリー/Mirri the Cursed|猫族の戦士]]、[[ニルカーナの亡霊/Nirkana Revenant|シェイド]]、[[骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire|スケルトン]]なども吸血鬼になりうる。
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*「吸血行為を行う」という点は絶対条件ではない。例えば[[カラデシュ/Kaladesh]]の[[霊基体]]のうち吸命能力を持つ者にも吸血鬼のクリーチャー・タイプが与えられている。
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**とはいえ、それに該当する[[不死の援護者、ヤヘンニ/Yahenni, Undying Partisan]]はストーリー中で[[ゼンディカー/Zendikar]]の吸血鬼(血液中のエネルギーを糧とする種族)との類似性が指摘されており、設定上でもある程度の理由付けはされている。
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==ストーリー==
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吸血鬼は人型種族の一つ。[[人間/Human]]に似た容姿だが、基本的に鋭い牙を持ち、人間や他の生物の血を吸う。
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詳細は[[吸血鬼/Vampire]]を参照。
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*背景設定上吸血鬼である[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]に、[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov (ストーリー)|ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]がいる。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[サブタイプ:Vampire|吸血鬼(Vampire)で検索]]
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<references />
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*[https://web.archive.org/web/20220928183107/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/sengir-start-finish-2006-02-17 "Sengir, Start to Finish"(Internet Archive)](Latest Developments 2006年2月17日 [[Aaron Forsythe]]著)
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035530/ トリビアの研究 ― 吸血鬼]([[Making Magic]] [[2021年]]10月25日) - 吸血鬼にまつわるクイズ
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*{{WHISPER検索/サブタイプ|Vampire|吸血鬼(Vampire)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Vampire}|吸血鬼(Vampire)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
*[[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af106|"Sengir, Start to Finish"]] (by [[Aaron Forsythe]])
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[[Category:クリーチャー・タイプ|きゆうけつき]]
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__NOTOC__

2024年11月22日 (金) 14:05時点における最新版

吸血鬼/Vampireは、クリーチャー・タイプの1つ。ホラー小説『吸血鬼ドラキュラ』などでお馴染みの、人間の血液を吸う怪物的な人型種族。ゾンビと並ぶ特徴的クリーチャー


Sengir Vampire / センギアの吸血鬼 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
このターン、センギアの吸血鬼によってダメージを与えられたクリーチャーが死亡するたび、センギアの吸血鬼の上に+1/+1カウンターを1個置く。

4/4


Vampire Nocturnus / 吸血鬼の夜侯 (1)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)

あなたのライブラリーの一番上のカードを公開した状態でプレイする。
あなたのライブラリーの一番上のカードが黒であるかぎり、吸血鬼の夜侯とあなたがコントロールする他の吸血鬼(Vampire)クリーチャーは+2/+1の修整を受けるとともに飛行を持つ。

3/3


Edgar Markov / エドガー・マルコフ (3)(赤)(白)(黒)
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 騎士(Knight)

威光 ― あなたが他の吸血鬼(Vampire)呪文を1つ唱えるたび、エドガー・マルコフが統率領域か戦場にある場合、黒の1/1の吸血鬼クリーチャー・トークンを1体生成する。
先制攻撃、速攻
エドガー・マルコフが攻撃するたび、あなたがコントロールする各吸血鬼の上にそれぞれ+1/+1カウンターを1個置く。

4/4

初出はリミテッド・エディションセンギアの吸血鬼/Sengir Vampire第10版以前は、古典的なイメージを踏襲した上品で貴族的な雰囲気を持つ、中型から大型飛行クリーチャーがほとんどであった。しかし黒の代表的な大型クリーチャーにはデーモンも存在することや、上記のようなイメージと能力の兼ね合いの難しさから、その数は極めて少なかった[1]

以上のようなサイズの幅や、デーモンが持つ宗教的な問題、センギアの吸血鬼が第9版の黒のメインイメージを務めるなど、デーモンと並んで準象徴的クリーチャーのような扱われ方をしていた時代が長かったが、基本セット2010においての代表的な種族として取り上げられ、それ以降人々の中に紛れ込む現代的なイメージの小型クリーチャーが数多く登場するようになった。その後の基本セットエキスパンションでも定期的に登場しており、現在では黒の特徴的クリーチャーの一つとして数えられている。特に、イニストラード・ブロック等のイニストラード/Innistradが舞台のセット群、統率者2017イクサラン・ブロックではテーマの一つとしてフィーチャーされた。

[編集] カードデザイン

主にだが、多色を含めれば全に存在する。イニストラード・ブロックでは単色の、イクサラン・ブロックでは単色の吸血鬼が初めて登場した。

[編集] 能力

その能力の多くが吸血鬼のイメージに即して設定されている。要である吸血行為は

血の代わりに相手の記憶や知識を吸い取る吸血鬼もいる(秘密の王、ザデック/Szadek, Lord of Secrets精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinkerなど)。

その他、吸血鬼のイメージに合った能力として以下のようなものがある。

飛行もかつては必須の能力だったが、今は飛行を持つ吸血鬼は全体の半数を割っている。

[編集] タイプ的カード

ロード的存在には吸血鬼の夜侯/Vampire Nocturnus蟲惑的な吸血鬼/Captivating Vampireヴァーズゴスの血王/Bloodlord of Vaasgoth血統の守り手/Bloodline Keeper流城の隊長/Stromkirk Captainエドガー・マルコフ/Edgar Markov聖域探究者/Sanctum Seeker軍団の副官/Legion Lieutenantなどがある。

最古のタイプ的カードは吸血鬼を再生するBaron Sengir。ゼンディカー・ブロックには血の貢ぎ物/Blood Tribute食餌の衝動/Urge to Feedなど吸血鬼がいると効果が強力になる呪文がある。イニストラードを舞台とするセット群にはタイプ的強化カードと共に木の杭/Wooden Stakeなどアンチカードもある。統率者2017イクサラン基本セット2020でも新たにタイプ的カードが登場した。

[編集] その他

吸血鬼・トークン生成するカードはゲトの血の長、カリタス/Kalitas, Bloodchief of Ghetイニストラードの君主、ソリン/Sorin, Lord of Innistradなど、複数存在する。(→トークン一覧

伝説の吸血鬼はファウンデーションズ・ジャンプスタート現在、81体存在する(「伝説の(Legendary)・吸血鬼(Vampire)」でWHISPER検索)。

[編集] ストーリー

吸血鬼は人型種族の一つ。人間/Humanに似た容姿だが、基本的に鋭い牙を持ち、人間や他の生物の血を吸う。

詳細は吸血鬼/Vampireを参照。

[編集] 参考

  1. Interview With Some Vampires(Making Magic 2006年2月13日)
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