肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder

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[[CIP]]能力として[[無垢の血/Innocent Blood]]を内蔵した[[ゾンビ]]。
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[[ETB]][[能力]]として[[無垢の血/Innocent Blood]]を[[内蔵]]した[[ゾンビ]]。
  
[[無垢の血/Innocent Blood]]は自分が[[クリーチャー]]をコントロールしていないことでデメリットを無効にできたが、これは自身がクリーチャーなのでそういった使い方はできない。
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無垢の血は自分が[[クリーチャー]][[コントロール]]していないことでデメリットを無効にできたが、これは自身がクリーチャーなのでそういった使い方はできない。しかし、自身を[[生け贄に捧げる]]ことで、1[[マナ]][[重い]][[残酷な布告/Cruel Edict]]としての利用ができるようになっている。
  
しかし、自身を[[生け贄]]として利用することで1マナ重い[[残酷な布告/Cruel Edict]]としての利用ができるようになっている。
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他のクリーチャーを生け贄に捧げてもいい状況なら3/1のおまけの付いた無垢の血に、あるいは、これ自身を生け贄に捧げるなら残酷な布告となる柔軟さが持ち味と言える。[[アラーラの断片]]の新しい[[キーワード能力]]である[[蘇生]]との相性もなかなか。
  
自分が生け贄に困らない状況なら3/1のおまけの付いた[[無垢の血/Innocent Blood]]として、生物を残しておきたいなら[[残酷な布告/Cruel Edict]]として利用できる柔軟さが持ち味と言える。[[アラーラの断片]]の新しい[[キーワード能力]]である[[蘇生]]との相性もなかなか。
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また、ゾンビは[[アンデッドの王/Lord of the Undead]]など[[墓地]]からの再利用も比較的容易な[[クリーチャー・タイプ]]なので、使いまわせるのなら1マナ重くとも残酷な布告として連打するのも効果的。
  
また、ゾンビは[[墓地]]からの回収も比較的容易な種族。使いまわせるのなら1マナ重くとも残酷な布告として連打するのも効果的。
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*ETB能力に[[対応して]][[火力]]などで[[除去]]されると、予定外のクリーチャーを生け贄に捧げるはめになる事も。特に、[[除去耐性]]がある[[フィニッシャー]]をコントロールしている時には要注意。逆に、クリーチャーをコントロールしていない時に、ETB能力に対応して[[殺戮の祭壇/Carnage Altar]]などのコストに充てることで、[[アドバンテージ]]を得られるメリットもある。
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*[[統率者レジェンズ]]で[[コモン]]として[[再録]]、[[パウパー]]で使用可能になった。[[サクリファイス#パウパー|黒単サクリファイス]]で採用される。
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==関連カード==
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戦場に出たときに各[[プレイヤー]]へ[[布告]]を行うクリーチャー。[[スペル]]版ついては[[無垢の血/Innocent Blood#その他類似カード|無垢の血/Innocent Blood]]の項目を、自分側の生け贄は不要なタイプは[[捕食の夜魔/Predatory Nightstalker]]の項目を、それぞれ参照。
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*[[無慈悲な処刑人/Merciless Executioner]] - ゾンビではなく[[オーク]]になった[[同型再版]]。([[運命再編]])
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*[[貧民街の刈り取るもの/Slum Reaper]] - 4マナで4/2の[[上位種]]。([[ラヴニカへの回帰]])
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**[[チェイン・デヴィル/Chain Devil]] - [[トークン]]は生け贄にできなくなった貧民街の刈り取るもの。([[統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い]])
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*[[疫病造り師/Plaguecrafter]] - 3/2で、効果範囲が[[プレインズウォーカー]]にまで広がり、捧げられないプレイヤーには[[手札破壊]]を要求する。効果範囲の広さがデメリットにもなり得るので[[上位互換]]ではない。([[ラヴニカのギルド]])
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**[[悪魔の信奉者/Demon's Disciple]] - 3/1で、疫病造り師から手札破壊がオミットされた亜種。[[解決]]前にあなたが捧げるクリーチャーがいない[[戦場]]にされても手札を捨てないので[[下位互換]]ではない。([[ゼンディカーの夜明け]])
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*[[大殺漢/Goremand]] - 6マナ5/5[[飛行]][[トランプル]]。各対戦相手の分の生け贄はETB能力だが、あなたの分の生け贄はこれ自身を[[唱える]]際の[[追加コスト]]。([[基本セット2021]])
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**[[薄暮の刻み獣/Dusk Mangler]] - 7マナ5/4。追加コストを生け贄の他、[[ライフ]]4点または1枚ディスカードでも代替可な大殺漢。しかも各対戦相手は布告と4[[ライフロス]]とディスカード1枚の全てを負う。([[ニューカペナの街角]])
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**[[不快な切断魔/Vile Mutilator]] - 7マナ6/5飛行トランプル。追加コストが[[エンチャント]]も可になった大殺漢。しかも各対戦相手はトークンを選べない上にエンチャントとクリーチャー両方を捧げる。([[ダスクモーン:戦慄の館]])
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*[[貪欲な腐敗腹/Ravenous Rotbelly]] - 4マナ4/5[[ゾンビ]]。3体まで捧げ、同数捧げさせる。ただしあなた側が生け贄に出来るのはゾンビのみ。([[イニストラード:真夜中の狩り統率者デッキ]])
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*[[腐浪のガルガンチュア/Rot-Tide Gargantua]] - 5マナ5/4。ETB能力だが[[濫用]]誘発型能力なので、任意[[誘発]]。([[イニストラード:真紅の契り]])
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*[[ヘンリカ・ダムナティ/Henrika Domnathi]] - 4マナ1/3飛行[[両面カード]]の[[第1面]]。ETB能力ではないが、あなたの戦闘開始時に誘発する[[モード]]の1つが無垢の血なので出した直後に誘発可能。(イニストラード:真紅の契り)
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*[[墓照らし/Gravelighter]] - 3マナ2/2飛行。この[[ターン]]にクリーチャーが[[死亡]]していない場合のみ。死亡していたならば1[[ドロー]]になる。([[神河:輝ける世界]])
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*[[ベナリアの潜伏工作員/Benalish Sleeper]] - [[白]]の2マナ3/1。[[キッカー]]([[黒]])で唱えた場合のみ。([[団結のドミナリア]])
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*[[ローカスト・ヘヴィ・デストロイヤー/Lokhust Heavy Destroyer]] - [[トリプルシンボル]]4マナ3/2飛行[[アーティファクト・クリーチャー]]。[[蘇生]](5)(黒)(黒)(黒)。([[ウォーハンマー40,000統率者デッキ]])
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*[[深淵の暴虐忍び/Abyssal Gorestalker]] - 6マナ6/6で、2体ずつ捧げる上位種。([[イクサラン:失われし洞窟]])
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*[[ウェイストランド・レイダー/Wasteland Raider]] - 4マナ4/3[[分隊]](2)。貧民街の刈り取るものの上位互換。([[Fallout統率者デッキ]])
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*[[呪われた匪賊/Accursed Marauder]] - 2マナ2/1でトークンは生け贄にできない。([[モダンホライゾン3]])
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*[[暴食のヘルカイト/Gluttonous Hellkite]] - (X)(X)(黒)(赤)(緑)3/3飛行トランプル。ETB能力ではないが、唱えたときの誘発。X体ずつ捧げ、生け贄の合計数の倍+1/+1カウンターが乗る。([[モダンホライゾン3統率者デッキ]])
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==ストーリー==
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'''肉袋の匪賊'''/''Fleshbag Marauder''は[[グリクシス/Grixis]]のアンデッドの一種。この汚らしい肉の塊である肉袋は、屍骸や[[ゾンビ]]をつなぎ合わされた身体に傷だらけの腕や移動用の間に合わせの脚部を生やし、エネルギー源として[[破滅蜂/Banewasp]]や[[蟲]]の生命力(ヴィス/Vis)を使って動かされている。大きさは普通、犬や小さな子供ほど。{{Gatherer|id=187045|イラスト1}}、{{Gatherer|id=386400|イラスト2}}。
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さながら[[ブラッド・ペット/Blood Pet]]のように、貴重な生命エネルギーのヴィス/Visを一時的に収める器としても用いられる。[[フレイバー・テキスト]]でもグリクシスの[[屍術師/Necromancer]]や[[デーモン|悪魔]]の間では一般的な通貨として扱われるとされる。
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あるいは、屍術師が人型生物の幽霊を用いて生み出した場合は'''肉人形'''/''Fleshdoll''と呼ばれ、時には[[オーガ]]やそれを超える[[巨人]]並みの大きさになる。
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*[[エリーザ/Eliza]]の配下には肉人形の存在が確認できる。
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*[[マルフェゴール/Malfegor (ストーリー)|マルフェゴール/Malfegor]]の軍団にも肉袋が存在している(小説[[Alara Unbroken]]参照)。
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*「Fleshdoll」は[[タカラトミー]]の[http://web.archive.org/web/20090326084540/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/takahashij/20081224/index.html アラーラ観光ガイド]では「肉人形」と訳されている。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[A Planeswalker's Guide to Alara]](設定集)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/encounter-necropolis-2008-10-22 Encounter at the Necropolis](掌編Savor The Flavor [[2008年]]10月22日 [[Doug Beyer]]著)
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*[[カード名百科事典#匪賊|匪賊]]([[カード名百科事典]])
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:マジック・オリジン]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[コモン]]
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*[[カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪]] - [[アンコモン]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2023年#Artist Series: Kev Walker|Secret Lair Drop Series: Artist Series: Kev Walker]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[アンコモン]]

2024年10月1日 (火) 23:31時点における最新版


Fleshbag Marauder / 肉袋の匪賊 (2)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 戦士(Warrior)

肉袋の匪賊が戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれクリーチャーを1体生け贄に捧げる。

3/1

ETB能力として無垢の血/Innocent Blood内蔵したゾンビ

無垢の血は自分がクリーチャーコントロールしていないことでデメリットを無効にできたが、これは自身がクリーチャーなのでそういった使い方はできない。しかし、自身を生け贄に捧げることで、1マナ重い残酷な布告/Cruel Edictとしての利用ができるようになっている。

他のクリーチャーを生け贄に捧げてもいい状況なら3/1のおまけの付いた無垢の血に、あるいは、これ自身を生け贄に捧げるなら残酷な布告となる柔軟さが持ち味と言える。アラーラの断片の新しいキーワード能力である蘇生との相性もなかなか。

また、ゾンビはアンデッドの王/Lord of the Undeadなど墓地からの再利用も比較的容易なクリーチャー・タイプなので、使いまわせるのなら1マナ重くとも残酷な布告として連打するのも効果的。

[編集] 関連カード

戦場に出たときに各プレイヤー布告を行うクリーチャー。スペル版ついては無垢の血/Innocent Bloodの項目を、自分側の生け贄は不要なタイプは捕食の夜魔/Predatory Nightstalkerの項目を、それぞれ参照。

[編集] ストーリー

肉袋の匪賊/Fleshbag Marauderグリクシス/Grixisのアンデッドの一種。この汚らしい肉の塊である肉袋は、屍骸やゾンビをつなぎ合わされた身体に傷だらけの腕や移動用の間に合わせの脚部を生やし、エネルギー源として破滅蜂/Banewaspの生命力(ヴィス/Vis)を使って動かされている。大きさは普通、犬や小さな子供ほど。イラスト1イラスト2

さながらブラッド・ペット/Blood Petのように、貴重な生命エネルギーのヴィス/Visを一時的に収める器としても用いられる。フレイバー・テキストでもグリクシスの屍術師/Necromancer悪魔の間では一般的な通貨として扱われるとされる。

あるいは、屍術師が人型生物の幽霊を用いて生み出した場合は肉人形/Fleshdollと呼ばれ、時にはオーガやそれを超える巨人並みの大きさになる。

[編集] 参考

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