ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(6人の利用者による、間の8版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:K'rrik, Son of Yawgmoth}}
 
{{#card:K'rrik, Son of Yawgmoth}}
  
{{未評価|統率者2019}}
+
[[統率者戦用セット]]おなじみの過去の登場人物の[[カード]]化。[[ウルザズ・レガシー]]で登場した[[ファイレクシア/Phyrexia]]陣営の大物が登場。
 +
 
 +
[[黒マナ]]をすべて[[ファイレクシア・マナ]]のように[[ライフ]]で[[支払う|支払える]]ようにできる[[能力]]と、[[黒]]の[[呪文]]によって[[+1/+1カウンター]]を得る能力を持つ。
 +
 
 +
7[[マナ]]と[[重い]]うえに[[色拘束]]が厳しいものの、ファイレクシア・マナが多く含まれるため、すべてライフで支払うことを選べば実質4マナまで[[軽い|軽く]]なる。2/2[[絆魂]]と性能はさほど高くなく見えるものの、黒の呪文を唱えることで容易に[[サイズ]]アップできる。1~2マナの軽い黒の呪文をライフで支払って乱打していき、増えた[[パワー]]を生かして絆魂で大きくライフを[[回復]]する、というのが基本的な動きとなるか。もちろん、疑似ファイレクシア・マナ化を悪用した[[コンボデッキ]]にも期待がかかる。
 +
 
 +
黒の[[色の役割]]上、[[引く|ドロー]]はライフや[[生け贄に捧げる|生け贄]]などの代償が必要だがかなり得意、昔の[[カード]]を探せば[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]のような[[マナ加速]]呪文も得意であるため、[[ストーム]]のように呪文を連打していく戦略は十分構築可能。さらに[[飛行]]や[[畏怖]]などの[[回避能力]]の付与手段も充実しているし、[[手札破壊]]によって事前に[[除去]]を排除できるため[[除去耐性]]のなさもある程度はカバーできる、と理論上の利点は多い。
 +
 
 +
[[Leshrac's Sigil]]は8点のライフで繰り返し[[唱える]]ことが可能。そのままでは自滅するだけだが、[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]]があれば好きなだけ唱えて[[無限ライフ]]+[[無限ダメージ]]。上記のとおり容易に巨大化できるため、[[コンボ]]一辺倒ではなく[[統率者ダメージ]]での[[勝利]]も狙っていけるタイプの[[統率者]]。
  
 
*[[マナ・コスト]]に[[ファイレクシア・マナ・シンボル]]を含む[[パーマネント・カード]]の中で、[[アーティファクト]]でないのはこれが初。
 
*[[マナ・コスト]]に[[ファイレクシア・マナ・シンボル]]を含む[[パーマネント・カード]]の中で、[[アーティファクト]]でないのはこれが初。
**[[銀枠]]を含めれば[[大会常連、スパイク/Spike, Tournament Grinder]]が初。
+
**[[アン・カード]]を含めれば[[大会常連、スパイク/Spike, Tournament Grinder]]が初。
 +
*[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
18行: 27行:
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
 
詳細は[[ケリック/Kerrick]]を参照。
 
詳細は[[ケリック/Kerrick]]を参照。
*[[カード名]]には「[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の息子」とあるが、血縁者ではない。ヨーグモスに(息子と呼ばれる程に)信頼のおかれる存在だということを示している。
+
*[[カード名]]には「[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の息子」とあるが、血縁者ではない。ヨーグモスの異名である[[機械の始祖/Father of Machines|機械の父/Father of Machines]]になぞらえた、「忠実な側近」「後継者に最も近い存在」と言ったニュアンスが込められた異名と思われる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[コスト変更カード]]
 +
*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[ヨーグモス/Yawgmoth]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ヨーグモス/Yawgmoth]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 +
*[[カード個別評価:モダンホライゾン3]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:統率者2019]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:統率者2019]] - [[レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2023年#Phyrexian Faves|Secret Lair Drop Series: Phyrexian Faves]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2022年#Secret Lair x Post Malone: Backstage Pass|Secret Lair Drop Series: Secret Lair x Post Malone: Backstage Pass]]
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

2024年5月31日 (金) 19:22時点における最新版


K'rrik, Son of Yawgmoth / ヨーグモスの息子、ケリク (4)(黒/Φ)(黒/Φ)(黒/Φ)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror) ミニオン(Minion)

((黒/Φ)は(黒)でも2点のライフでも支払うことができる。)
絆魂
コストに含まれる(黒)1つにつき、あなたはそのマナを支払うのではなく、2点のライフを支払ってもよい。
あなたが黒の呪文を唱えるたび、ヨーグモスの息子、ケリクの上に+1/+1カウンターを1個置く。

2/2

統率者戦用セットおなじみの過去の登場人物のカード化。ウルザズ・レガシーで登場したファイレクシア/Phyrexia陣営の大物が登場。

黒マナをすべてファイレクシア・マナのようにライフ支払えるようにできる能力と、呪文によって+1/+1カウンターを得る能力を持つ。

7マナ重いうえに色拘束が厳しいものの、ファイレクシア・マナが多く含まれるため、すべてライフで支払うことを選べば実質4マナまで軽くなる。2/2絆魂と性能はさほど高くなく見えるものの、黒の呪文を唱えることで容易にサイズアップできる。1~2マナの軽い黒の呪文をライフで支払って乱打していき、増えたパワーを生かして絆魂で大きくライフを回復する、というのが基本的な動きとなるか。もちろん、疑似ファイレクシア・マナ化を悪用したコンボデッキにも期待がかかる。

黒の色の役割上、ドローはライフや生け贄などの代償が必要だがかなり得意、昔のカードを探せば暗黒の儀式/Dark Ritualのようなマナ加速呪文も得意であるため、ストームのように呪文を連打していく戦略は十分構築可能。さらに飛行畏怖などの回避能力の付与手段も充実しているし、手札破壊によって事前に除去を排除できるため除去耐性のなさもある程度はカバーできる、と理論上の利点は多い。

Leshrac's Sigilは8点のライフで繰り返し唱えることが可能。そのままでは自滅するだけだが、霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoirがあれば好きなだけ唱えて無限ライフ無限ダメージ。上記のとおり容易に巨大化できるため、コンボ一辺倒ではなく統率者ダメージでの勝利も狙っていけるタイプの統率者

[編集] ルール

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

統率者2019レア伝説のクリーチャーサイクル固有色は、収録されている構築済みデッキから1色を欠いたものになっている。

[編集] ストーリー

詳細はケリック/Kerrickを参照。

[編集] 参考

QR Code.gif