アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar
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− | [[モダン]]において登場当初から[[食物 (デッキ)| | + | [[モダン]]において登場当初から[[食物 (デッキ)#モダン|食物デッキ]]の主力として活躍しており、これを採用した[[デッキ]]は[[アスモフード]]と呼ばれている。 |
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+ | *[[枠]]の仕様が特殊。[[多色]]の[[マナ・コストの無いカード]]は、本来であれば通常の[[多色カード]]と同様に[[金 (俗称)|金]]色の内枠になるが(参考:[[炉の女王、アヤーラ/Ayara, Furnace Queen]]の{{Gatherer|id=608806|カード画像}})、{{Gatherer|id=523567|このカードの通常枠版}}は[[混成カード]]と同じ仕様のグラデーションである。代替コストから「実質混成カード」と判断されたかと思いきや、{{Gatherer|id=525903|旧枠加工枠版}}は通常の多色カードと同一の仕様であり、他の[[旧枠]]混成カードの仕様とは一致しておらず(参考:旧枠版[[死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman]]の{{Gatherer|id=646030|カード画像}})、枠ごとの仕様が統一されていない。 | ||
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*ルールについては[[マナ・コストの無いカード]]も参照。 | *ルールについては[[マナ・コストの無いカード]]も参照。 | ||
*一番目の[[常在型能力]]は単に[[代替コスト]]を定義しているだけで、タイミングの許諾や制限には通常通り従う必要がある。 | *一番目の[[常在型能力]]は単に[[代替コスト]]を定義しているだけで、タイミングの許諾や制限には通常通り従う必要がある。 | ||
+ | **[[統率者戦]]においては、[[統率]][[領域]]からこれを唱えるたび、他の[[統率者]]と同様、[[統率者税]]は増加していく。 | ||
*アスモラノマルディカダイスティナカルダカール自身は[[カード]]を[[捨てる]]ことを指示しない。あなたは何か他の方法でカードを捨てる必要がある。また[[マッドネス]]とは異なり、アスモラノマルディカダイスティナカルダカール自身を捨ててもそれを[[唱える]]ことはできない。 | *アスモラノマルディカダイスティナカルダカール自身は[[カード]]を[[捨てる]]ことを指示しない。あなたは何か他の方法でカードを捨てる必要がある。また[[マッドネス]]とは異なり、アスモラノマルディカダイスティナカルダカール自身を捨ててもそれを[[唱える]]ことはできない。 | ||
*[[起動型能力]]の[[ダメージ]]の[[発生源]]は[[対象]]の[[クリーチャー]]自身である。 | *[[起動型能力]]の[[ダメージ]]の[[発生源]]は[[対象]]の[[クリーチャー]]自身である。 | ||
**そのクリーチャーが[[絆魂]]や[[接死]]のようにダメージの結果を変更する能力を持つなら機能するし、ダメージを与えたときの[[誘発型能力]]も[[誘発]]する。 | **そのクリーチャーが[[絆魂]]や[[接死]]のようにダメージの結果を変更する能力を持つなら機能するし、ダメージを与えたときの[[誘発型能力]]も[[誘発]]する。 | ||
**[[真理の声/Voice of Truth]]のように、そのクリーチャーが自身と同じ[[特性]]に対する[[プロテクション]]を持っている場合、ダメージが[[軽減]]されてしまう。 | **[[真理の声/Voice of Truth]]のように、そのクリーチャーが自身と同じ[[特性]]に対する[[プロテクション]]を持っている場合、ダメージが[[軽減]]されてしまう。 | ||
+ | **あくまでダメージの発生源が対象のクリーチャーであるだけで、対象を取っているのはこのカードである。[[プロテクション]]([[赤]])のようにこのカードの対象として[[不正な対象|不適切]]なクリーチャーは選べない。 | ||
*カード名を指定する場合、このカードであることがわかりさえすれば正確である必要はない([[マジック・イベント規定]]3.6)。名前が覚えられなくとも心配はない。 | *カード名を指定する場合、このカードであることがわかりさえすれば正確である必要はない([[マジック・イベント規定]]3.6)。名前が覚えられなくとも心配はない。 | ||
==カード名== | ==カード名== | ||
− | [[カード名]]の長さは、登場時点で[[ | + | [[カード名]]の長さは、登場時点で[[アン・カード]]を除き英語、日本語共にトップ([[各種カードランキング]])。その長すぎるカード名対策として、さまざまな工夫がされている。 |
*[[マナ・コスト]]を入れるスペースがないため、代替コストによって唱えるようになっている。 | *[[マナ・コスト]]を入れるスペースがないため、代替コストによって唱えるようになっている。 | ||
*上記の通り、3番目の能力は発生源が特殊である。「食べた料理がダメージを与えている」ということを明瞭にするためでもあろうが、「クリーチャー1体を対象とする。アスモラノマルディカダイスティナカルダカールはそれに6点のダメージを与える」となって[[文章欄]]を圧迫するのを防ぐためでもあると思われる。1番目の能力は、もとより「この呪文」という[[テンプレート]]になっているため問題なく、2番目の誘発型能力は他に記法がないためそのまま書かれている。 | *上記の通り、3番目の能力は発生源が特殊である。「食べた料理がダメージを与えている」ということを明瞭にするためでもあろうが、「クリーチャー1体を対象とする。アスモラノマルディカダイスティナカルダカールはそれに6点のダメージを与える」となって[[文章欄]]を圧迫するのを防ぐためでもあると思われる。1番目の能力は、もとより「この呪文」という[[テンプレート]]になっているため問題なく、2番目の誘発型能力は他に記法がないためそのまま書かれている。 | ||
− | 長い名前ではあるが1単語なので、[[ | + | 長い名前ではあるが1単語なので、[[アン・ゲーム]]との[[シナジー]]はあまりない。文字数を参照するにしても[[Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elemental]]がある以上、見劣りしてしまう。 |
*OMRSTPLRLCNSWMTCTHTALCNEEより優位な点としては、タフネス3なので[[Stone-Cold Basilisk]]の[[バジリスク能力]]の影響を受けず[[ブロック]]し続けられることぐらいか。 | *OMRSTPLRLCNSWMTCTHTALCNEEより優位な点としては、タフネス3なので[[Stone-Cold Basilisk]]の[[バジリスク能力]]の影響を受けず[[ブロック]]し続けられることぐらいか。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[サーチカード]] | ||
+ | *[[マナ・コストの無いカード]] | ||
*[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:モダンホライゾン2]] - [[レア]] | ||
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2024年1月13日 (土) 00:07時点における最新版
〔黒//赤〕 伝説のクリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
あなたがこのターンにカードを捨てていたかぎり、あなたは(黒/赤)を支払ってこの呪文を唱えてもよい。
アスモラノマルディカダイスティナカルダカールが戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーから《地獄料理書/The Underworld Cookbook》という名前のカード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
食物(Food)2つを生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それは自身に6点のダメージを与える。
Granite Gargoyleのフレイバー・テキストなどで有名なキャラクターが伝説のクリーチャーとして登場。下記の理由により、特殊な代替コストによって唱える必要がある。戦場に出たとき自著の地獄料理書/The Underworld Cookbookをサーチすることができ、食物2つを使って奈落の王/Lord of the Pitでないと耐えられないような強烈な料理を提供する伝説の人間・ウィザード。
唱えるために特殊な条件が課されているものの、実質1マナ3/3の非常にマナレシオの高いクリーチャー。通りの悪霊/Street Wraithと合わせれば1ターン目から唱えるのも難しくない。特に回避能力は持たないが、ETBで共鳴者となる地獄料理書をサーチし、あちらのレシピで作った食物トークンを使ってクリーチャー除去ができるため、戦場に出てからも活躍が見込める。
モダンにおいて登場当初から食物デッキの主力として活躍しており、これを採用したデッキはアスモフードと呼ばれている。
- 枠の仕様が特殊。多色のマナ・コストの無いカードは、本来であれば通常の多色カードと同様に金色の内枠になるが(参考:炉の女王、アヤーラ/Ayara, Furnace Queenのカード画像)、このカードの通常枠版は混成カードと同じ仕様のグラデーションである。代替コストから「実質混成カード」と判断されたかと思いきや、旧枠加工枠版は通常の多色カードと同一の仕様であり、他の旧枠混成カードの仕様とは一致しておらず(参考:旧枠版死儀礼のシャーマン/Deathrite Shamanのカード画像)、枠ごとの仕様が統一されていない。
[編集] ルール
- ルールについてはマナ・コストの無いカードも参照。
- 一番目の常在型能力は単に代替コストを定義しているだけで、タイミングの許諾や制限には通常通り従う必要がある。
- アスモラノマルディカダイスティナカルダカール自身はカードを捨てることを指示しない。あなたは何か他の方法でカードを捨てる必要がある。またマッドネスとは異なり、アスモラノマルディカダイスティナカルダカール自身を捨ててもそれを唱えることはできない。
- 起動型能力のダメージの発生源は対象のクリーチャー自身である。
- カード名を指定する場合、このカードであることがわかりさえすれば正確である必要はない(マジック・イベント規定3.6)。名前が覚えられなくとも心配はない。
[編集] カード名
カード名の長さは、登場時点でアン・カードを除き英語、日本語共にトップ(各種カードランキング)。その長すぎるカード名対策として、さまざまな工夫がされている。
- マナ・コストを入れるスペースがないため、代替コストによって唱えるようになっている。
- 上記の通り、3番目の能力は発生源が特殊である。「食べた料理がダメージを与えている」ということを明瞭にするためでもあろうが、「クリーチャー1体を対象とする。アスモラノマルディカダイスティナカルダカールはそれに6点のダメージを与える」となって文章欄を圧迫するのを防ぐためでもあると思われる。1番目の能力は、もとより「この呪文」というテンプレートになっているため問題なく、2番目の誘発型能力は他に記法がないためそのまま書かれている。
長い名前ではあるが1単語なので、アン・ゲームとのシナジーはあまりない。文字数を参照するにしてもOur Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elementalがある以上、見劣りしてしまう。
- OMRSTPLRLCNSWMTCTHTALCNEEより優位な点としては、タフネス3なのでStone-Cold Basiliskのバジリスク能力の影響を受けずブロックし続けられることぐらいか。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
モダンホライゾン2のレアの2色カードサイクル。うち6枚が伝説のクリーチャー。
- 節度/Moderation(白青)
- 不吉な儀式の僧侶/Priest of Fell Rites(白黒)
- 死の達人/Master of Death(青黒)
- 運命の炎、ユースリ/Yusri, Fortune's Flame(青赤)
- アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar(黒赤)
- 獅子のカルス/Carth the Lion(黒緑)
- 縄張り持ちのカヴー/Territorial Kavu(赤緑)
- フェールス・ロキーリク将軍/General Ferrous Rokiric(赤白)
- 収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest's Hand(緑白)
- 暗号動物学者、ローニス/Lonis, Cryptozoologist(緑青)
[編集] ストーリー
アスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar は人間の女性。魔導士であり地獄料理書/The Underworld Cookbookの著者。
詳細はアスモラノマルディカダイスティナカルダカール/Asmoranomardicadaistinaculdacar (ストーリー)を参照。