オムナス・ランプ
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[[上陸]][[能力]]を持つ[[水蓮のコブラ/Lotus Cobra]]やオムナスの存在下で、[[寓話の小道/Fabled Passage]]や[[耕作/Cultivate]]を駆使して[[土地]]を1[[ターン]]に複数回[[戦場に出す|戦場に出し]]、大量の[[マナ]]を生み出す。そこから[[僻境への脱出/Escape to the Wilds]]や[[発生の根本原理/Genesis Ultimatum]]に繋げ、[[カード・アドバンテージ]]を一気に稼ぐとともに、さらに上陸能力を[[誘発]]させる。 | [[上陸]][[能力]]を持つ[[水蓮のコブラ/Lotus Cobra]]やオムナスの存在下で、[[寓話の小道/Fabled Passage]]や[[耕作/Cultivate]]を駆使して[[土地]]を1[[ターン]]に複数回[[戦場に出す|戦場に出し]]、大量の[[マナ]]を生み出す。そこから[[僻境への脱出/Escape to the Wilds]]や[[発生の根本原理/Genesis Ultimatum]]に繋げ、[[カード・アドバンテージ]]を一気に稼ぐとともに、さらに上陸能力を[[誘発]]させる。 | ||
− | [[ローテーション]]直後の環境を支配し、結果として[[Magic: The Gathering Arena]]および[[Magic Online]] | + | [[ローテーション]]直後の環境を支配し、結果として[[Magic: The Gathering Arena]]および[[Magic Online]]でのゼンディカーの夜明け発売から11日、[[紙|テーブルトップ]]での発売からは3日で[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]が[[禁止カード]]に指定されてしまった。これにより[[アグロ]]耐性や持久力を失い大きく弱体化したものの、引き続き[[メタゲーム|メタ]]の一角となっていた。だが間を置かず創造の座、オムナスも禁止カードに指定され、ArenaおよびMO基準では登場から25日、テーブルトップ基準では17日という記録的なスピードで消滅を余儀なくされた。 |
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2020年10月14日 (水) 20:57時点における版
オムナス・ランプ(Omnath Ramp)は、創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationを中心とする赤緑白青のランプデッキ。4色オムナス(Four-Color Omnath)とも呼ばれる。ゼンディカーの夜明け参入後の様々なフォーマットに存在する。
目次 |
概要
創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationの存在下で、何らかの手段により土地を1ターンに複数回戦場に出し、上陸能力を誘発させて多彩なアドバンテージを稼ぐ。
スタンダード
ゼンディカーの夜明けで創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationが登場するや否や、それをキーカードとするランプデッキが瞬く間にスタンダード環境を席巻した。
上陸能力を持つ水蓮のコブラ/Lotus Cobraやオムナスの存在下で、寓話の小道/Fabled Passageや耕作/Cultivateを駆使して土地を1ターンに複数回戦場に出し、大量のマナを生み出す。そこから僻境への脱出/Escape to the Wildsや発生の根本原理/Genesis Ultimatumに繋げ、カード・アドバンテージを一気に稼ぐとともに、さらに上陸能力を誘発させる。
ローテーション直後の環境を支配し、結果としてMagic: The Gathering ArenaおよびMagic Onlineでのゼンディカーの夜明け発売から11日、テーブルトップでの発売からは3日で自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathが禁止カードに指定されてしまった。これによりアグロ耐性や持久力を失い大きく弱体化したものの、引き続きメタの一角となっていた。だが間を置かず創造の座、オムナスも禁止カードに指定され、ArenaおよびMO基準では登場から25日、テーブルトップ基準では17日という記録的なスピードで消滅を余儀なくされた。
サンプルリスト
初期型
- 備考
- フォーマット
- ゼンディカーの夜明け参入直後の最初期のリスト。
ウーロ禁止後
- 備考
- CFB Clash Qualifier 1 ベスト4(参考)
- 使用者:Takato Hasegawa
- フォーマット
Omnath Ramp [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ヒストリック
基本的な構成はスタンダードのもの(自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath禁止前)と同じで、それに探検/Exploreと成長のらせん/Growth Spiralが加わった強化版と言える。
またヒストリック特有のチョイスとしては、ネオストーム、ゴブリン、ジャンド・サクリファイスなど多くのデッキの対策となる鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earthが挙げられる。
2020年シーズン・グランドファイナルでは34.4%もの使用率を記録したが[1]、結果として大会翌日に創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationが一時停止カードに指定されてしまった。
サンプルリスト
- 備考
- 2020年シーズン・グランドファイナル ヒストリック部門5勝1敗(Bye1回を含む)(参考/参考)
- 使用者:Autumn Burchett
- フォーマット
Omnath Ramp [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 鎮まらぬ大地、ヤシャーン/Yasharn, Implacable Earthをメインデッキから採用したリスト。
パイオニア
パイオニアにも存在する。
基本的な構成はスタンダードやヒストリックのものと同じ。こちらでは成長のらせん/Growth Spiralが中核を担うほか、時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerも採用される。
また、荒野の再生/Wilderness Reclamationを中心とするティムール再生の亜種も存在する。
サンプルリスト
ランプ型
Omnath Ramp [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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荒野の再生型
Four-Color Reclamation [5] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 荒野の再生/Wilderness Reclamationを中心とするタイプ。
モダン
モダンには、創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationを採用したコントロールデッキが存在する。
各種フェッチランドをレンと六番/Wrenn and Sixで使い回し、オムナスの上陸能力を存分に活用する。最後は約束の刻/Hour of Promiseから死者の原野/Field of the Deadをサーチして勝負を決める。
サンプルリスト
Four-Color Control [6] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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脚注
- ↑ 2020 Season Grand Finals Metagame Breakdown/2020年シーズン・グランドファイナル メタゲームブレイクダウン(MAGIC.gg 2020年10月8日 Frank Karsten著)