時のらせん
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時代設定は[[AR]]46世紀ごろ。舞台は[[スカージ]]以来となるドミナリア。時間が歪み過去が実体化したというストーリーを受け、これまでストーリー上で何度も登場していながら[[カード]]化していなかった有名人物が多数カード化されている。 | 時代設定は[[AR]]46世紀ごろ。舞台は[[スカージ]]以来となるドミナリア。時間が歪み過去が実体化したというストーリーを受け、これまでストーリー上で何度も登場していながら[[カード]]化していなかった有名人物が多数カード化されている。 | ||
− | システム上でも、後述する[[ | + | システム上でも、後述する[[キーワード能力]]をはじめとして、[[スペルシェイパー]]や[[スリヴァー]]、[[エターナルエンチャント]]、[[インスタントメント]]といった過去のメカニズムが新しいアレンジを加えて多数復活している。1枚ずつではあるが[[ナイトメア]]、[[スパイク]]、[[休眠エンチャント]]、[[ピッチスペル]]、[[幻影]]、[[暗影の蜘蛛/Penumbra Spider|暗影]]、[[疾風衣]]、[[山分けカード]]なども新規に登場している。過去の強力なカードの調整版([[劣化版]])やリメイク版も非常に多い。 |
また、意図的に過去の(今とは異なる)[[色の役割]]でデザインされたカードもある。またブロック全体にいえることだが、昔のカードを思い起こさせる[[カード名]]や[[効果]]も多く、さながら[[銀枠]]のようなパロディ感覚がある。 | また、意図的に過去の(今とは異なる)[[色の役割]]でデザインされたカードもある。またブロック全体にいえることだが、昔のカードを思い起こさせる[[カード名]]や[[効果]]も多く、さながら[[銀枠]]のようなパロディ感覚がある。 | ||
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また、「[[あなた]]が[[インスタント]]を[[プレイ]]できるときならいつでもプレイしてよい」という能力が[[瞬速]]としてキーワード化され、これ以前のカードが持つ同様の[[能力]]も[[Oracle]]変更により瞬速に置き換えられた。 | また、「[[あなた]]が[[インスタント]]を[[プレイ]]できるときならいつでもプレイしてよい」という能力が[[瞬速]]としてキーワード化され、これ以前のカードが持つ同様の[[能力]]も[[Oracle]]変更により瞬速に置き換えられた。 | ||
その他、[[マナ・コストの無いカード]]に関するルール変更や、[[状況起因効果]]の追加([[+1/+1カウンター]]と-1/-1カウンターの相互作用)も行われる。 | その他、[[マナ・コストの無いカード]]に関するルール変更や、[[状況起因効果]]の追加([[+1/+1カウンター]]と-1/-1カウンターの相互作用)も行われる。 | ||
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<!-- -ストーリー的には「壮大な[[ウルザ/Urza|ウルザ]]の尻拭い」と言えるかもしれない。 | <!-- -ストーリー的には「壮大な[[ウルザ/Urza|ウルザ]]の尻拭い」と言えるかもしれない。 | ||
↑ウルザだけのせいでこのような結果になった訳では無いので、このような言い方は難しい。例えば、時間旅行実験が失敗したのはウルザの失敗ではなくファイレクシアが強襲してきた混乱のせい。 | ↑ウルザだけのせいでこのような結果になった訳では無いので、このような言い方は難しい。例えば、時間旅行実験が失敗したのはウルザの失敗ではなくファイレクシアが強襲してきた混乱のせい。 | ||
ほかにも「時(のらせん)の過ぎ行くままに」には原因として、カローマ降臨やジャムーラをフェイズアウトさせたこともあげられています。 --> | ほかにも「時(のらせん)の過ぎ行くままに」には原因として、カローマ降臨やジャムーラをフェイズアウトさせたこともあげられています。 --> | ||
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<!-- -[[ドミナリア/Dominaria]]の過去がテーマのはずなのに、[[ラバイア/Rabiah]]の[[空飛ぶ男/Flying Men]]やら[[ムーア人の騎兵/Moorish Cavalry]]やらがタイムシフトしていたりする。 | <!-- -[[ドミナリア/Dominaria]]の過去がテーマのはずなのに、[[ラバイア/Rabiah]]の[[空飛ぶ男/Flying Men]]やら[[ムーア人の騎兵/Moorish Cavalry]]やらがタイムシフトしていたりする。 | ||
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-[[再録禁止カード|再録禁止リスト]]から[[クリーチャー]]となった、[[アーティファクト]]の[[マナ・ソース]]の[[サイクル]] → [[時エイトグのトーテム像/Chronatog Totem]]他 --> | -[[再録禁止カード|再録禁止リスト]]から[[クリーチャー]]となった、[[アーティファクト]]の[[マナ・ソース]]の[[サイクル]] → [[時エイトグのトーテム像/Chronatog Totem]]他 --> | ||
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− | + | |デザイン・チーム||[[Brian Tinsman]] (lead)|| | |
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==関連リンク== | ==関連リンク== | ||
− | *[ | + | *[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/timespiral/home WotC特設ミニサイト]([[Magicthegathering.com]]) |
− | **第1週: | + | **第1週:[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/timespiral2/creative1 Return to Dominaria]/[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/shindo/20060904/index.html 廃墟のドミナリア]([[タカラトミー]]) |
− | **第2週: | + | **第2週:[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/timespiral2/creative2 Time in Ruins]/[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/shindo/20060911/index.html 時の荒廃]([[タカラトミー]]) |
− | **第3週: | + | **第3週:[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/timespiral2/creative3 Heroes of History] |
− | **第4週: | + | **第4週:[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/timespiral2/creative4 Temporal Deluge] |
**[[Antiquities War on the World of MAGIC: the Gathering]] | **[[Antiquities War on the World of MAGIC: the Gathering]] | ||
**[[Urza-Mishra War on the World of MAGIC: the Gathering]] | **[[Urza-Mishra War on the World of MAGIC: the Gathering]] | ||
− | * | + | *[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/feature/357 Time (Spiral) Is On My Side]/[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/shindo/20060907/index.html 時(のらせん)の過ぎ行くままに]([[タカラトミー]]) |
− | * | + | *[http://mtg.takaratomy.co.jp/product/tsp/index.html 製品情報] ([[タカラトミー]]) |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:時のらせんブロック]] | *[[カード個別評価:時のらせんブロック]] | ||
+ | *[[カード個別評価:時のらせん]] | ||
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]] | *[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]] | ||
*[[テーマデッキ]] | *[[テーマデッキ]] |
2008年3月19日 (水) 18:55時点における版
目次 |
時のらせん/Time Spiral(エキスパンション)
ブロックのテーマである「時間」のうち、このセットは「ドミナリア/Dominariaの過去」が中心となっている。 時代設定はAR46世紀ごろ。舞台はスカージ以来となるドミナリア。時間が歪み過去が実体化したというストーリーを受け、これまでストーリー上で何度も登場していながらカード化していなかった有名人物が多数カード化されている。
システム上でも、後述するキーワード能力をはじめとして、スペルシェイパーやスリヴァー、エターナルエンチャント、インスタントメントといった過去のメカニズムが新しいアレンジを加えて多数復活している。1枚ずつではあるがナイトメア、スパイク、休眠エンチャント、ピッチスペル、幻影、暗影、疾風衣、山分けカードなども新規に登場している。過去の強力なカードの調整版(劣化版)やリメイク版も非常に多い。 また、意図的に過去の(今とは異なる)色の役割でデザインされたカードもある。またブロック全体にいえることだが、昔のカードを思い起こさせるカード名や効果も多く、さながら銀枠のようなパロディ感覚がある。
新キーワード能力は刹那、待機。 過去のブロックより、バイバック、エコー、マッドネス、変異が若干のルール変更を伴い再登場。他にも側面攻撃、シャドー、フラッシュバック、ストームなど盛りだくさん。 さらに、付属エキスパンションタイムシフトの中には、ランページ、土地サイクリング、キッカー、そして能力語に変更されたスレッショルドも登場している。 また、「あなたがインスタントをプレイできるときならいつでもプレイしてよい」という能力が瞬速としてキーワード化され、これ以前のカードが持つ同様の能力もOracle変更により瞬速に置き換えられた。 その他、マナ・コストの無いカードに関するルール変更や、状況起因効果の追加(+1/+1カウンターと-1/-1カウンターの相互作用)も行われる。 くわしくはこちらを参照。
- 同名のカードが存在する。→ 時のらせん/Time Spiral
このセットのトーナメントパックには3枚、ブースターパックには1枚、ボーナスとしてタイムシフト・カードが含まれる。 タイムシフト・カードは、基本セット アルファからスカージまでのカードの復刻版で、全121種類。旧枠のデザインで印刷されており、紫色のエキスパンション・シンボルを持つ。
- 大型エキスパンションとしては枚数がこれまでより5枚少ない。
また、リミテッドの多様性をあげるとともにレアとアンコモンを集めやすくするため、コモンの割合が上がっている。(基本土地20枚、コモン121枚、アンコモンとレア80枚ずつ。これまでは基本土地20枚、コモン110枚、アンコモンとレア88枚ずつだった)
そのため運がよければ1つのブースターパックに2枚のレアが入ることが起こりうる。 ただし、タイムシフト・カードのFoilはタイムシフト枠なため、1つのブースターパックから複数のタイムシフト・カードが出ることはない。
パッケージ・イラストは
- 始祖ドラゴンの末裔/Scion of the Ur-Dragon(トーナメントパック)
- セラの報復者/Serra Avenger
- 工匠の神童、ミシュラ/Mishra, Artificer Prodigy
- 死せざる怒り/Undying Rage
- センギアの吸血魔/Sengir Nosferatu
- ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite
2006年10月6日発売。全301種類(基本土地の絵違い含む。これに上記タイムシフト・カードが加わり422種類となる)。 エキスパンション・シンボルは砂時計。
デザイン [#design]
デザイン・チーム | Brian Tinsman (lead) | |
Aaron Forsythe | ||
Devin Low | ||
Mark Rosewater | ||
開発チーム | Brian Schneider (lead) | |
Michael Donais | ||
Aaron Forsythe | ||
Devin Low | ||
Matt Place | ||
アート・ディレクター | jeremy Cranford |
関連リンク
- WotC特設ミニサイト(Magicthegathering.com)
- Time (Spiral) Is On My Side/時(のらせん)の過ぎ行くままに(タカラトミー)
- 製品情報 (タカラトミー)