Old School Magic

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オールド・スクールマジック(Old school magic,Old school mtg)は、主にアメリカ西部や欧州で盛んな非公式フォーマットの一つ。ヴィンテージを基礎にオールドエキスパンションに範囲を狭めたフォーマットで、その使用制限のイメージから「貴族の遊び」と揶揄されることも。1993~1994年に発売されたエキスパンションを使用することから、93'94とも呼ばれる。

目次

[編集] 解説

リミテッドエディション~オールドエキスパンション[1]限定構築で制限カード禁止カード等はヴィンテージに準拠しているが一部使用可能カードも存在している(2019現在Chaos OrbShahrazad等)。

発足当初「基本セットはリミテッドエディション(アルファベータ)のみ使用可能。プロキシとしてアンリミテッド・エディションを使用可能。言語は英語のみ」とされており敷居の高さに拍車を掛けていたが、2019年現在ではEternal CentralやCFBを始め、カードの「イラストがオリジナルと同一」であり「フォイルではなく」かつ「旧枠」であれば再録でも使用可能とするコミュニティが優勢であるようだ。

[編集] 傾向

ヴィンテージの限定構築というイメージから壊れた環境であるという印象を持たれるが、実際は非常に落ち着いており1ゲームが長くなる傾向にある。

要因として渦まく知識/Brainstormをはじめとした優良ドロー呪文がほぼ無い点、ドローエンジンはそれなりのコストが必要(ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome強欲/Greed森の知恵/Sylvan Library他)である点がある。高速デッキでは手札がすぐに枯渇してしまい、コントロールデッキ相手に苦戦することもしばしば。 まともなドロー補助が無い環境であるが故にMoxen等も必ずしも凶悪といえない場面が多い。

無限瞬殺コンボ等もほとんど存在しないのも環境を落ち着かせている一因となっている。

[編集] 環境の特色

マナ基盤が弱くデュアルランドの重要度が増しているのが特色。不毛の大地/Wastelandが存在しないためデュアルランドを大量に積むデッキが多いが、フェッチランドも無いのでデュアルランドに頼ってもなお色事故があり、血染めの月/Blood Moonは言わずもがな、陥没孔/Sinkhole石の雨/Stone RainIce Storm等で少しマナ基盤を攻められるだけで機能不全となるケースも。

カードプールが第4版+クロニクルに近いため第4版当時を知るプレイヤーはとても馴染み深いデッキが数多く活躍している。

[編集] ルール

地域、主催者毎で使用可能カードが決められており、魔力の櫃/Mana Vaultの制限やMishra's Workshop,マナ吸収/Mana Drainの制限解除等違いがある。 また、ルールにおいても旧マリガン(パリ・マリガン)ルールやマナ・バーンルールが適用される事が多い。 主に、EC(Eternal Central)、Atlantic、Swedishという3種類のルールに分類される。

[編集] 使用可能カードセット

地域、主催者で使用可能カードは異なるが下記5種においては確定されている。

上記に加え、

を可能とする主催者もある。(参考:Bazaar Of Moxen,ChannelFireball,Eternal Weekend)

又、要二重スリーブではあるが コレクターズ・エディションCollector's Edition)やインターナショナル・エディション(International Edition) (CE/IE)を使用可能とする主催者もいる。

さらに、旧枠であり、同じ絵であり、プレミアム・カードでないならば、以後のエキスパンションのものを使ってもよい主催者もいる。その場合は、エラーで画像が異なるリバイズド・エディションセレンディブのイフリート/Serendib Efreetも使用できる。

フォールン・エンパイアは、基本的にSwedishルールでは使用不可、ECとAtlanticルールでは使用可能である。

[編集] 制限カード

Mishra's Workshopや露天鉱床、イス卿の迷路、回想、Shahrazadは、地域、主催者の見解の相違が強く、制限、非制限を特記する大会が多い。前述のEC、Atlantic、Swedishの3種類のルールのいずれかに基づくことが多い。ECやAtlanticでは、マナ・バーンルールが適用される。

[編集] 禁止カード

[編集] 特別エラッタについて

Chaos OrbFalling StarRing of Ma'rufに特別エラッタが出ている[3]


Chaos Orb (2)
Artifact

1, Tap: Choose a nontoken permanent on the battlefield.
If Chaos Orb is on the battlefield, flip Chaos Orb onto the battlefield from a height of at least one foot.
If Chaos Orb turns over completely at least once during the flip, and touches the chosen permanent, destroy that permanent. Then destroy Chaos Orb.



(1),(T):トークンでないパーマネントを一つ選ぶ。Chaos Orbが戦場に出ている場合、Chaos Orbを戦場から1フィート以上の高さからはじく。Chaos Orbが水平に1回転以上して選ばれたパーマネントに触れた場合、それを破壊する。Chaos Orbを破壊する。



Falling Star (2)(R)
Sorcery

Choose any number of non-overlapping creatures on the battlefield.
Flip Falling Star from at least a height of one foot. If Falling Star turns over completely at least 360 degrees during the flip, it deals 3 damage to each chosen creature it lands resting on. Any creatures damaged by Falling Star that are not destroyed become tapped.



クリーチャーを好きなだけ選び、重ならないように並べる。Falling Starをプレイしている場所から少なくとも1フィート高い場所からはじく。Falling Starは、それが上に乗ったすべてのクリーチャーに3点のダメージを与える。Falling Starによってダメージを与えられたすべてのクリーチャーをタップする。Falling Starが水平に1回転以上しなかった場合、それは効果を及ぼさない。



Ring of Ma'ruf (5)
Artifact

5, Tap, Exile Ring of Ma'ruf: The next time you would draw a card this turn, instead choose a card you own from exile or from your sideboard, and put it into your hand.


Chaos Orbを実際に起動する場合、画鋲で壁に貼り付けるといった都市伝説すら存在するが、通常運用する場合においても複数枚破壊されないようにカードの間隔を広く取って並び替えるプレイングが目立った。

ルール上どちらも反則には当たらないがカードデザイン本来の効果とゲームの進行、公平性を保つためにパーマネントを1つだけ選択し、解決させる事で一応の決着を図った。(壁に貼り付ける回避方法に対する解答にはなっていないが。)

[編集] 脚注

  1. オールドエキスパンションは通常ホームランド(Homelands)までを指すがオールドスクールではアラビアンナイト~ザ・ダークまでを範囲としている。 発足時にはフォールンエンパイアを除いた93年~94年発売の黒枠セットの英語版が範囲という事もあり、後にはフォールンエンパイアまでを範囲とする動きもある。また93年~94年発売という事実を重視しリバイズド・エディションを正式に使用可能セットに含める場合がある。ホームランドは95年発売かつ、当初はアイスエイジ・ブロックとして扱われていた経歴をもつため、オールドスクールの理念からは外れている。
  2. 2.0 2.1 アンティ/フェイクアンティが認められない大会の場合禁止指定
  3. Errata and Wording for Falling Star, Chaos Orb, and Ring of Ma’rûf

[編集] 参考

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