ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth
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2マナ支払うことによって(マナ能力以外の)ありとあらゆる起動型能力をコピーするアーティファクト。ミラーリ/Mirariの起動型能力バージョンと言ったところだろうか。
起動型能力でさえあればカード・タイプを問わないどころかパーマネントでない発生源でもよく、さまざまなカードとのシナジーが期待できる。今後の動向に注目のカード。
構築では目立った活躍は見られないが、統率者戦では玄武岩のモノリス/Basalt Monolithとの2枚無限マナコンボなどシナジーが多く、人気カードの1つとなっている。
- カード名から考えると伝説っぽいが伝説ではない。そのため、複数ならべて同時にコピーを3つも4つも作ることができる。
- 起動型能力で誘発型能力をコピーするストリオン共鳴体/Strionic Resonatorとは対のようなデザイン。
[編集] ルール
- コピーの発生源は能力の発生源と同じである。
- 蠢く骸骨/Drudge Skeletonsの再生能力をコピーすれば、コピーによって作られた再生の盾も蠢く骸骨に張られる。
- 放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancerのティム能力をコピーすれば、コピーの分のダメージも放蕩紅蓮術士が与える。
- マナ能力はコピーできないが、「マナを生み出すがマナ能力ではない起動型能力」はコピーできる。また、間接的にマナ能力の再利用に繋がる能力もコピーできる。
- 魔女エンジン/Witch Engineの能力はマナ能力ではないのでコピー可能。
- パーマネントをアンタップする能力と、マナ能力を持つパーマネントの組み合わせで無限マナが可能である。
- プレインズウォーカーの忠誠度能力もコピー可能。起動にマナを使わず使用回数に制限があるという点で相性が良い。この場合、忠誠度の変化はコストなのでコピーした分の忠誠度は変化しない。
- パーマネント以外の起動型能力、例えばサイクリングや変成もコピーできる。
- 以下のように回数を参照するカードは注意。
- 魂光りの炎族/Soulbright Flamekinは能力の「解決した数」を参照するため、コピーも回数に含めて数える。例えば2回目に起動した能力をコピーした場合、コピー元の能力がマナを出す。
- チビ・ドラゴン/Dragon Whelpは能力を「起動した回数」を参照するため、コピーは回数に含めて数えない。例えば3回目に起動した能力をコピーした場合でも遅延誘発型能力は生成されない。
[編集] 王国と遺物
「指輪物語」とのユニバースビヨンド版の別名はエルフの王の三つの指輪/Three Rings for the Elven-Kings(イラスト)。
一つの指輪/The One Ringと同じく強大な魔力を帯びた指輪で、風の指輪ヴィルヤ、水の指輪ネンヤ、火の指輪ナルヤの三つを指す。他の指輪と違いエルフ/Elfの工匠ケレブリンボル/Celebrimborが単独で作り上げたためサウロン/Sauronに汚染されておらず、所持者が堕落されることもない。しかしこれらの指輪でも一つの指輪の支配を逃れることはできない。
一つの指輪を除く指輪の中で最大の力を持つことからサウロンに狙われるが、ケレブリンボルは3人のエルフに分散して託すことで指輪を隠した。
[編集] 参考
- One Ring that Totally Rules / ひとつの指輪はすべてを統べる(文:Chris Millar)
- カード個別評価:ローウィン - レア
- カード個別評価:統率者レジェンズ - レア
- カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ - 神話レア(王国と遺物)
- Kaladesh Inventions