領域
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領域/Zoneとは、マジックのオブジェクトがゲーム中に存在できる場所のこと。
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解説
基本的には「ライブラリー」「手札」「墓地」「場」「スタック」「ゲーム外」の6つ。古いカードではこれら以外に「フェイズ・アウト」「アンティ」を用いることがある。また、古いルールではスタック領域の代わりに「リンボ」という領域が存在していた。
手札と墓地とライブラリーは各プレイヤーごとに独立しており、それ以外の領域は全プレイヤー共通である。
領域を移動したオブジェクトは、以前の状態の記憶を失い、以前の状態と関係のない新しいオブジェクトになる。ただし、以下の例外が存在する。
- スタック上にあるパーマネント呪文(アーティファクト、クリーチャー、エンチャント、プレインズウォーカー)の特性を変更する、呪文や起動型能力や誘発型能力による効果は、その呪文であったパーマネントにも適用され続ける。
- 臨機応変/Sleight of Mindなどが該当する。
- スタック上にあるパーマネント呪文からのダメージに適用される軽減効果は、その呪文であったパーマネントにも適用される。
- パーマネントの能力のうち、プレイされたときの情報を必要とするものは、そのパーマネントになった呪文に関する情報を参照できる。
- オブジェクトが他の領域に移動することで誘発する誘発型能力は、移動先の領域でその移動したオブジェクトを見つけることができる。
- エンチャントされているパーマネントが場を離れたことによって誘発するオーラの能力は、移動先ににあるそのパーマネントと、状況起因効果のチェック後にオーナーの墓地に置かれたそのオーラ自身を見つけることができる。
- 旅する疫病/Traveling Plagueなどが該当する。領域変更誘発も参照。
- 土地でないカードに、プレイできるようにする能力を与える効果があった場合、その能力はプレイされてスタックに移動してなったオブジェクトにも適用され続ける。
- 死者の王、ドラルヌ/Dralnu, Lich Lordなどが該当する。
- フェイズ・アウトあるいはフェイズ・インしたパーマネントは、その元の状態を覚えている。
- フェイジングも参照。
ラヴニカ:ギルドの都以来、オブジェクトやプレイヤーに加えて、呪文や能力の対象となりうることになった(ディミーアの脳外科医、シアクー/Circu, Dimir Lobotomist参照)。
- 外部とは、「ゲーム外領域」と「領域ではない場所」を合わせた呼び名であり、領域ではない。
- 「手札を捨てる」や「ライブラリーをゲームから取り除く」などとある場合、それらはその領域にある全てのカードを表す。
- アンヒンジドのカード、AWOLによってのみ参照される領域として「最悪ゲームから徹底的に永遠に除去(absolutely-removed-from-the-freaking-game-forever)」領域がある。
概念図
領域 | サイドボード | その他 | |||||
ライブラリー | 手札 | 場 | 墓地 | スタック | ゲーム外 | ||
内部 | 外部(トーナメント) | ||||||
内部 | 外部 |