ロフガフフの息子、ログラクフ/Rograkh, Son of Rohgahh

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Rograkh, Son of Rohgahh / ロフガフフの息子、ログラクフ (0)
〔赤〕 伝説のクリーチャー — コボルド(Kobold) 戦士(Warrior)

先制攻撃、威迫、トランプル
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

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レジェンドRohgahh of Kher Keepの息子が伝説のクリーチャーとしてカード化。共闘に加え、先制攻撃威迫トランプルと計4つのキーワード能力を持つ伝説のコボルド戦士

デザインは父親よりも部下のKobolds of Kher Keepなどに似ており、0マナ唱えられる代わりにパワー0。先制攻撃もトランプルもパワーが0では役に立たないものばかり。何らかの強化手段がなければただのチャンプブロック要員にしかならない。また、せっかく0マナであっても統率者税支払う必要があるため、統率者に指定したならば2回目以降は0マナという旨味を活かしづらい。したがって普通には使いづらいクリーチャーである。

やはり、他の0マナコボルドと同様コンボパーツとしての活路を見出したい。例えば流し台型デザインであることを活かし、キーワード能力を参照するカードとのコンボを狙う使い方。早いうちに墓地に送り、様相ねじり、カスリル/Kathril, Aspect Warper戦場に出せば、キーワード・カウンターを3つもばらまいた上に+3/+3修整がついてくる。同じ統率者レジェンズイクシドールの理想、アクローマ/Akroma, Vision of Ixidorと一緒にいれば、戦闘開始時に4/5と大幅に強化される。こちらはリミテッドでも狙うことができるが、アクローマは7マナと重いので戦略がやや噛み合わないのが難点なので、そのギャップを埋める工夫が必要か。

別の例としては、「0マナで統率者を用意できる」「0マナで統率者を唱えた回数を増やせる」という点を活かす使い方がある。愚者滅ぼし、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat, Doom of Foolsの+1忠誠度能力の専属生け贄要員にすれば0マナ3ドロー、2マナ6ドロー……、と高効率のドローエンジンに化ける。三度の再誕、ジェスカ/Jeska, Thrice Rebornなどのための「唱えた回数」を水増しするために使ったり、統率者の有無を参照する統率者2020のピッチスペルサイクル統率者レジェンズの意志サイクルを確実に使うためのサポートとして使うのも手だろう。

自由にカードを選択できないリミテッドでは使いづらさがより顕著に現れるため、採用には相応のシナジーが求められる。シンプルな使い方としては赤白絡みのオーラ装備品による強化が現実的か。共闘相手は上述したアクローマやテヴェシュ・ザットなどの他に陽光たてがみの使い魔、ケレス/Keleth, Sunmane Familiarなどが狙い目。

関連カード

サイクル

統率者レジェンズの、リミテッドアーキタイプに対応する単色伝説のクリーチャーサイクル。各に4枚ずつ存在し、その色を含む2色のアーキタイプのいずれか1つに関する能力を持つ。また、いずれも共闘を持つ。稀少度アンコモン

ストーリー

ログラクフ/Rograkhは、ドミナリア/Dominariaカー峠/Kher Ridgesに住むコボルド。男性(イラスト)。

カー砦/Kher Keepのコボルドたちは偉大なるドラゴンプローシュ/Prosshを神の如く崇めている。彼らのいわば宗教の中心的教義は、神に相応しい行いをすること――主に略奪し、放火し、通り道に恐怖を振り撒くことだ。事実、このような理想に沿って生きるコボルドは、プローシュの卵の一つから孵り、ドラゴンとして生まれ変わると信じられている。

ある日、コボルドたちの指導者のロフガフフ/Rohgahhは思いついた。神のように生きる一番の方法は、神そのものになることだと。その瞬間から彼は暴君の役に就き、プローシュに捧げられるものと同等の貢ぎ物と生け贄を要求するようになった。ロフガフフの息子、ログラクフは、父が自分の民から略奪するさまを見るのは耐えられなかった。他に略奪できる奴らはいくらでもいるというのに。彼は今、カー砦のコボルドを「正義」の道に戻すため、父に対する抵抗勢力を率いている。

登場作品・登場記事

参考

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