雲石の工芸品/Cloudstone Curio
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Cloudstone Curio / 雲石の工芸品 (3)
アーティファクト
アーティファクト
アーティファクトでないパーマネントが1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、そのパーマネントと同じパーマネント・タイプを持つ、あなたがコントロールする他のパーマネント1つをオーナーの手札に戻してもよい。
アーティファクト以外のパーマネントを戦場に出したときに、自分の同じパーマネント・タイプのパーマネントを手札に戻せるアーティファクト。
戦場に出たとき、もしくは戦場を離れたときに誘発する誘発型能力を持つカードや、パララクスの潮流/Parallax Tideのようにカウンターを消費していくタイプのカードとの相性がよい。また、同じラヴニカ:ギルドの都のCIPオーラと組んでもなかなかよい働きをする。
コンボを組みづらいようにアーティファクトが対象外になってはいるが、コボルドや魔の魅惑/Alurenなどを使えば無限ループを作ることも可能。また、1ターン目森/Forest→楽園の拡散/Utopia Sprawl、2ターン目雲石の工芸品、3ターン目フェアリーの大群/Cloud of Faeries→土地アンタップ後 フェアリーの大群で簡単に無限マナが発生する。
- 2007年5月のオラクル更新により、パーマネント・タイプがカード・タイプと変更されていたが、2014年1月に元に戻された。
- アーティファクトで誘発しない仕様なのは、0マナであるアーティファクトが多数存在するので、それらを用いることで簡単に無限コンボができてしまうため。
- 真っ先に指摘されたのは羽ばたき飛行機械/Ornithopter2枚と魂の管理人/Soul Wardenの無限ライフコンボらしい(参考)。それ以外でも、戦場に出るときに追加コストが要らない本家Moxや魔力の櫃/Mana Vaultなど、自身のマナ・コスト以上のマナを出すカードが2枚でも無限マナになってしまう。
- アーティファクトでない0マナコボルドであれば、上記コンボが可能になってしまう。そのため時のらせんのタイムシフトには0マナコボルドが収録できなかったという話。
- 炎樹族の使者/Burning-Tree Emissaryやウラブラスクの僧侶/Priest of Urabraskが2枚あれば、無限にストームが稼げる。モダンでも実現可能なコンボ。
- アーティファクト・クリーチャーが戦場に出ても能力は誘発しないが、戻す側のパーマネントはアーティファクトでも構わないので、アーティファクトでないクリーチャーを戦場に出し、既に戦場に出ているアーティファクト・クリーチャーを手札に戻すことは可能。
- 鐘楼のスピリット/Belfry Spiritのようなトークンを引き連れて戦場に出るクリーチャーとの相性もなかなか良い。そのクリーチャー呪文がさながらバイバック呪文のように機能する。
- プレインズウォーカーなど、ソーサリー・タイミングでしか起動できない能力を持つパーマネントを使うときには注意。戦場に出た直後に雲石の工芸品の能力が誘発するので、それがスタックに乗っている間にパーマネントを除去される可能性がある。
- Kaladesh Inventions版のイラストは、空そのものを閉じ込めたような美麗な芸術品として描かれている。ストーリー上でもゴンティ/Gontiの館に飾られているのが確認できる(参考/翻訳)。