コントローラー

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コントローラー/Controllerとは、そのオブジェクトコントロールしているプレイヤーのこと。

目次

定義

パーマネントのコントローラー

  • 原則として、「そのパーマネント戦場に出したプレイヤー」である。
  • パーマネント呪文解決されてパーマネントになったものは、呪文だった時のコントローラーが引き続きコントロールする。
  • 何らかの効果で直接戦場に出る場合、殆どの場合はその効果の中にどのプレイヤーのコントロール下で戦場に出るのか書いてある。そうでない場合、それを戦場に出すと言う手順を実行したプレイヤー(=そのカードオーナー)がコントロールする。

呪文のコントローラー

  • 「その呪文唱えたプレイヤー」である。
  • 何らかの効果によって自分がオーナーではないカードを唱えた場合でも、その呪文は唱えたプレイヤーがコントロールする。
  • 呪文のコピーなど、唱える以外の方法で呪文がスタックに置かれた場合、スタックに置くという手順を実行したプレイヤーがコントロールする。

起動型能力のコントローラー

  • 「その起動型能力起動したプレイヤー」である。
  • 能力によっては、能力の持ち主のパーマネントのコントローラーでないプレイヤーにも起動する事を許可しているものがあるが、パーマネントのコントロールが誰であろうとも、起動型能力は起動したプレイヤーがコントロールする。

誘発型能力のコントローラー

通常の誘発型能力

  • その誘発型能力誘発した時点での、能力の持ち主であるパーマネントのコントローラーである。
  • 誘発条件を満たすことになったイベントが、誰の手によって行われたものかは問わず、ただ能力を持つパーマネントのコントローラーだけを見る。
    • 例:対戦相手がコントロールする伏魔殿/Pandemoniumが戦場にある時に、あなたがクリーチャーを戦場に出した。誘発した能力は、伏魔殿のコントローラーである対戦相手がコントロールする。(ただし、この場合は対象ダメージを与えるかどうかはあなたが選ぶ。これはカードにそう書いてあるからである。)

遅延誘発型能力

  • 呪文によって生成された遅延誘発型能力は、その呪文の解決時のコントローラーがコントロールする。
  • 起動型能力や誘発型能力によって生成された遅延誘発型能力は、その能力の解決時のコントローラーがコントロールする。
  • 常在型能力による置換効果によって生成された遅延誘発型能力は、置換効果を適用した時点でのその常在型能力を持つオブジェクトのコントローラーがコントロールする。

戦場・スタック以外の領域に存在するオブジェクトのコントローラー

  • 戦場でもスタックでもない領域に存在するオブジェクトには、コントローラーは存在しない。これには以下の5つの例外がある。
    • 紋章は、それを統率領域に置いたプレイヤーにコントロールされている。
    • プレインチェイス戦における表向き次元カードは、次元コントローラーとして指定されているプレイヤー(多くの場合それはアクティブ・プレイヤー)にコントロールされている。
    • ヴァンガードにおけるヴァンガード・カードは、そのオーナーにコントロールされている。
    • 魔王戦における計略カードは、そのオーナーにコントロールされている。
    • コンスピラシードラフトにおける策略カードは、そのオーナーにコントロールされている。
  • 何らかの理由で存在しないコントローラーを参照する必要が出た場合、代わりにそのオーナーを参照する。

ターンのコントローラー

その他

  • あるオブジェクト自身のコントローラーを、「あなた/You」と言う単語であらわすことが多い。
  • 状況起因処理ターン起因処理にはコントローラーは存在しない。
  • 装備品城砦オーラと、それがついているパーマネントのコントローラーは独立に定まる。
    • 一方のコントロールが移動しても、それにつられて他のものが移動する、ということは起こらない。

参考

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