宝物

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[[基本セット2020]]での[[総合ルール]]更新<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/core-set-2020-update-bulletin-2019-07-03 Core Set 2020 Update Bulletin]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032683/ 『基本セット2020』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)](News 2019年7月3日 [[Eli Shiffrin]]著)</ref>によって一部のトークンが[[定義済みのトークン]]としてその[[特性]]が総合ルールで定義されるようになり、宝物・トークンはその第一号となった。
 
[[基本セット2020]]での[[総合ルール]]更新<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/core-set-2020-update-bulletin-2019-07-03 Core Set 2020 Update Bulletin]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0032683/ 『基本セット2020』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)](News 2019年7月3日 [[Eli Shiffrin]]著)</ref>によって一部のトークンが[[定義済みのトークン]]としてその[[特性]]が総合ルールで定義されるようになり、宝物・トークンはその第一号となった。
  
[[フォーゴトン・レルム探訪]]では[[ミミック/Mimic]]として初めてカード化された。
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[[フォーゴトン・レルム探訪]]では[[ミミック/Mimic]]として初めてカード化された。また[[リミテッド]]の[[黒赤]]の[[アーキタイプ]]のテーマとして設定され、宝物から出たマナで[[コスト]]を[[支払う]]ことでボーナスを得るカードが登場した。[[ニューカペナの街角]]でもリミテッドの[[赤緑]]のアーキタイプのテーマとして設定された。
  
 
==開発秘話==
 
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*[[総合ルール]]による公式の読みは「ほうもつ」。
 
*[[総合ルール]]による公式の読みは「ほうもつ」。
 
*[[Mark Rosewater]]によれば、宝物の生成に関しては[[赤]]が第1色、[[黒]]と[[緑]]が第2色、[[青]]が第3色となっている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/mechanical-color-pie-2021-10-18 MECHANICAL COLOR PIE 2021]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035515/ メカニズム的カラー・パイ 2021年版](Making Magic [[2021年]]10月18日  
 
*[[Mark Rosewater]]によれば、宝物の生成に関しては[[赤]]が第1色、[[黒]]と[[緑]]が第2色、[[青]]が第3色となっている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/mechanical-color-pie-2021-10-18 MECHANICAL COLOR PIE 2021]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035515/ メカニズム的カラー・パイ 2021年版](Making Magic [[2021年]]10月18日  
  Mark Rosewater著)</ref>。緑に関しては[[マナ加速]]の[[色の役割]]から割り当てられているが、実際に宝物を生成するカードは他の色のものよりも遥かに少ないのが現状である。
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  Mark Rosewater著)</ref>
  
 
==脚注==
 
==脚注==

2022年5月22日 (日) 22:24時点における版

宝物/Treasureアーティファクト・タイプの1つ。



Mimic / ミミック (2)
アーティファクト — 宝物(Treasure)

(T),ミミックを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。
(2):ターン終了時まで、ミミックは基本のパワーとタフネスが3/3の多相の戦士(Shapeshifter)アーティファクト・クリーチャーになる。


ルール

このサブタイプ自体に特別なルールは存在しない。

効果が「宝物(Treasure)・トークン生成する」場合、「(T),このアーティファクト生け贄に捧げる:好きな1色のマナ1点を加える。」を持つ、無色の宝物・アーティファクト・トークンを生成する。

解説

初出はイクサランイクサラン・ブロックではフレーバー的に海賊と紐づけられ、に宝物トークンを生成するカードが多く存在し、宝物であることを参照するカードも登場した。

ラヴニカの献身時点で落葉樹メカニズムに位置付けられた[1][2]

基本セット2020での総合ルール更新[3]によって一部のトークンが定義済みのトークンとしてその特性が総合ルールで定義されるようになり、宝物・トークンはその第一号となった。

フォーゴトン・レルム探訪ではミミック/Mimicとして初めてカード化された。またリミテッド黒赤アーキタイプのテーマとして設定され、宝物から出たマナでコスト支払うことでボーナスを得るカードが登場した。ニューカペナの街角でもリミテッドの赤緑のアーキタイプのテーマとして設定された。

開発秘話

イクサランより前、テーロス・ブロックに「このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ1点を加える。」という能力を持つ「金/Gold」トークンを生み出す金箔付け/Gild黄金の呪いのマカール王/King Macar, the Gold-Cursedが収録されていた。

イクサランのデザイン中、3色の部族である海賊をサポートするメカニズムとして金・トークンを使うことが検討された。フレイバー的にも海賊にふさわしかったが、プレイテスト中に霊気紛争即席との相性が良すぎることが判明したため、能力の起動コストタップを加えた宝物・トークンを新たに作ることになった[4]

  • ルール上は起動コストにタップが含まれるか否かにかかわらず、生け贄に捧げることと即席とを一つの呪文に対して両立させることはできない。CR:601.2gにある通り、マナ能力はコストを支払う前に起動する必要があり、マナを出すために生け贄に捧げたとすると、即席を利用する段階では既に戦場にないためである。もちろん、ある即席呪文のコストとしてタップして唱え終わったあと、同じターンにマナを出して別の用途に充てることは可能なので、金・トークンが即席と相性が良いことに間違いはない。

その他

脚注

  1. Seeing treasure tokens in RNA is great! Do you...(Blogatog 2019年1月4日)
  2. More Odds & Ends: Ravnica Allegiance/さらなるこぼれ話:『ラヴニカの献身』(Making Magic 2019年2月4日 Mark Rosewater著)
  3. Core Set 2020 Update Bulletin/『基本セット2020』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News 2019年7月3日 Eli Shiffrin著)
  4. Just for Ix(alan), Part 1/ただ『イクサラン』のために その3Making Magic 2017年9月18日 Mark Rosewater著)
  5. The Tokens of Ixalan /『イクサラン』のトークン(Feature 2017年9月13日 Blake Rasmussen著)
  6. MECHANICAL COLOR PIE 2021/メカニズム的カラー・パイ 2021年版(Making Magic 2021年10月18日 Mark Rosewater著)

参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

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