リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
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+ | :[[戦場に出す|戦場に出し]]て即座に[[対戦相手]]の[[手札]]を1枚[[捨てる|捨て]]させることができ、[[カード・アドバンテージ]]の面で非常に優秀。しかも、これにより[[忠誠度]]が上がっていくため、息切れ無く手札を抑えられる。ただし、これ自体が5[[マナ]]と[[重い]]ため、[[展開]]が速い[[デッキ]]に対しては効果が薄い点には留意すべきである。 | ||
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− | :[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]]を彷彿とさせるサーチ。[[精神石/Mind Stone]]などで、サーチした[[カード]]を即座に手に入れられる状況を用意しておくと効果的。また、[[激突]]との相性もよい。 | + | :[[吸血の教示者/Vampiric Tutor]]を彷彿とさせるサーチ。 |
+ | :[[精神石/Mind Stone]]などで、サーチした[[カード]]を即座に手に入れられる状況を用意しておくと効果的。また、[[激突]]などの[[ライブラリーの一番上]]のカードを参照する[[能力]]との相性もよい。 | ||
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− | :後に登場した[[闇の領域の隆盛/Rise of the Dark Realms]] | + | :後に登場した[[闇の領域の隆盛/Rise of the Dark Realms]]と同じ[[効果]]の大量リアニメイト。 |
+ | :対戦相手の[[墓地]]の[[クリーチャー]]も[[あなた|自分]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]で[[戦場]]に[[戻す|戻せる]]のは強烈。墓地が豪華な状況であれば完全に[[エンドカード]]である。しかし、近年は強力な[[墓地対策]]カードが増えてきているので過信は禁物。 | ||
− | + | 理想は1番目の能力で[[アドバンテージ]]確保かつクリーチャーを墓地に溜めさせ、3番目の能力に繋げてゲームエンド、という流れである。1番目の能力は[[あなた|自分]]も[[対象]]にできるため、[[フィニッシャー]]を墓地に落としておくのも有効。欠点は奥義以外で[[戦場]]に触れないこと。-2能力で[[除去]]を持って来るにしてもワンテンポ遅く、5[[マナ]]と[[重い]]ため[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]相手には悠長すぎる嫌いがある。一方で対[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]では1番目の能力で決定的なアドバンテージ差を稼げるので有効である。[[スタンダード]][[環境]]では[[青黒コントロール]]などで少数採用された。 | |
*3番目の能力に[[対応して]][[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]を捨てられると、フェイジの[[敗北条件]]能力で自分がゲームエンドになる。要注意。 | *3番目の能力に[[対応して]][[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]を捨てられると、フェイジの[[敗北条件]]能力で自分がゲームエンドになる。要注意。 |
2014年8月25日 (月) 06:16時点における版
Liliana Vess / リリアナ・ヴェス (3)(黒)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)
伝説のプレインズウォーカー — リリアナ(Liliana)
[+1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚捨てる。
[-2]:あなたのライブラリーからカードを1枚探し、その後ライブラリーを切り直し、そのカードを一番上に置く。
[-8]:すべての墓地にあるすべてのクリーチャー・カードを、あなたのコントロール下で戦場に出す。
ローウィン初出の黒のプレインズウォーカー。忠誠度能力は手札破壊、サーチ、大量リアニメイト。
- +1能力
- 1枚の手札破壊。
- 戦場に出して即座に対戦相手の手札を1枚捨てさせることができ、カード・アドバンテージの面で非常に優秀。しかも、これにより忠誠度が上がっていくため、息切れ無く手札を抑えられる。ただし、これ自体が5マナと重いため、展開が速いデッキに対しては効果が薄い点には留意すべきである。
- -2能力
- 吸血の教示者/Vampiric Tutorを彷彿とさせるサーチ。
- 精神石/Mind Stoneなどで、サーチしたカードを即座に手に入れられる状況を用意しておくと効果的。また、激突などのライブラリーの一番上のカードを参照する能力との相性もよい。
- -8能力
- 後に登場した闇の領域の隆盛/Rise of the Dark Realmsと同じ効果の大量リアニメイト。
- 対戦相手の墓地のクリーチャーも自分のコントロールで戦場に戻せるのは強烈。墓地が豪華な状況であれば完全にエンドカードである。しかし、近年は強力な墓地対策カードが増えてきているので過信は禁物。
理想は1番目の能力でアドバンテージ確保かつクリーチャーを墓地に溜めさせ、3番目の能力に繋げてゲームエンド、という流れである。1番目の能力は自分も対象にできるため、フィニッシャーを墓地に落としておくのも有効。欠点は奥義以外で戦場に触れないこと。-2能力で除去を持って来るにしてもワンテンポ遅く、5マナと重いためビートダウンデッキ相手には悠長すぎる嫌いがある。一方で対コントロールデッキでは1番目の能力で決定的なアドバンテージ差を稼げるので有効である。スタンダード環境では青黒コントロールなどで少数採用された。
- 3番目の能力に対応して触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableを捨てられると、フェイジの敗北条件能力で自分がゲームエンドになる。要注意。
- ガラクvsリリアナにTerese Nielsenによる新規イラストで収録された。
- PS3版『Magic: The Gathering - Duels of the Planeswalkers』のプレイ中に現れるコードをWotCに送ることで、Kekai Kotakiによる新規イラストのプロモーション・カードが手に入るキャンペーンが行われた。ただし、日本には発送不可。
- スクウェア・エニックスのアーケードゲーム『ロードオブヴァーミリオンII』のコラボレーションの一環として、このカードが使い魔カードとしてゲスト参戦した。特殊技名は不可視(インビジビリティ)。
- 当時の恋人であるジェイス・ベレレン/Jace Belerenとは、全ての能力がシナジーを形成する。
関連カード
サイクル
ローウィンのプレインズウォーカーサイクル。忠誠度が「プラス」、「小マイナス」、「大マイナス」になる3つの忠誠度能力を持つ。いずれも基本セット2010と基本セット2011で神話レアとして再録された。
- 黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane
- ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
- リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
- チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar
- 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
基本セット2015のプレインズウォーカーサイクル。リリアナ・ヴェス/Liliana Vessと紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromasterは再録。
- 不動のアジャニ/Ajani Steadfast
- ギルドパクトの体現者、ジェイス/Jace, the Living Guildpact
- リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
- 紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster
- 世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker
他にも、多色カードの頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predatorが存在している。
ストーリー
詳細はリリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)を参照
参考
- Planeswalkers Minisite:Liliana (WotC、英語)
- カード個別評価:ローウィン - レア
- カード個別評価:基本セット2015 - 神話レア
- カード個別評価:基本セット2011 - 神話レア
- カード個別評価:基本セット2010 - 神話レア