水底のドルイド、タトヨヴァ/Tatyova, Benthic Druid

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問題は5[[マナ]]3/3という[[重い|重さ]]と[[マナレシオ]]の低さ。大量に土地を出したい[[デッキ]]ならば重さはクリアできるとしても、マナレシオの低さとそれに伴う[[除去耐性]]の低さは問題。できれば土地のプレイ権を残した状態で[[戦場に出す|戦場に出し]]、そのまま土地を置いて最低限の[[カード・アドバンテージ]]は得られるようにしておきたい。複数体並べば強力であるが(あるいはそれゆえに)伝説であるため複数体を同時に出すことも困難であることもやや残念か。長く維持するのは困難であるため、[[コントロールデッキ]]や[[ミッドレンジ]]よりは、土地を出す事を重視しているために瞬間的に多くのアドバンテージを得られる[[ターボランド (用語)|ターボランド]]系統のデッキに向いているだろう。
 
問題は5[[マナ]]3/3という[[重い|重さ]]と[[マナレシオ]]の低さ。大量に土地を出したい[[デッキ]]ならば重さはクリアできるとしても、マナレシオの低さとそれに伴う[[除去耐性]]の低さは問題。できれば土地のプレイ権を残した状態で[[戦場に出す|戦場に出し]]、そのまま土地を置いて最低限の[[カード・アドバンテージ]]は得られるようにしておきたい。複数体並べば強力であるが(あるいはそれゆえに)伝説であるため複数体を同時に出すことも困難であることもやや残念か。長く維持するのは困難であるため、[[コントロールデッキ]]や[[ミッドレンジ]]よりは、土地を出す事を重視しているために瞬間的に多くのアドバンテージを得られる[[ターボランド (用語)|ターボランド]]系統のデッキに向いているだろう。
  
[[リミテッド]]においては土地が並びやすい上に[[除去]]も比較的少ないため、これを維持しやすい。大量のアドバンテージをもたらしてくれる上に多少ライフが擦り減っても回復してくれるため、重い[[レア]]や[[キッカー]][[呪文]]で勝負を決めたいデッキならば是非とも採用したい一枚。[[構築]]では先述した欠点が響きやすいが、ターボランド系統のデッキが成立すれば採用の可能性はあるか。また[[イクサラン・ブロック]]で取り上げられたマーフォークの[[部族 (俗称)|部族]][[シナジー]]を受けられる上に[[色]]も合っているため、重めに寄せたマーフォークデッキにおいてアドバンテージ獲得手段としても採用され得る。この場合は[[ロード (俗称)|ロード]]の存在により[[タフネス]]が補われ除去耐性が多少マシになるのもありがたい。
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[[リミテッド]]においては土地が並びやすい上に[[除去]]も比較的少ないため、これを維持しやすい。大量のアドバンテージをもたらしてくれる上に多少ライフが擦り減っても回復してくれるため、重い[[レア]]や[[キッカー]][[呪文]]で勝負を決めたいデッキならば是非とも採用したい一枚。[[構築]]では先述した欠点が響きやすいが、ターボランド系統のデッキが成立すれば採用の可能性はあるか。また[[イクサラン・ブロック]]で取り上げられたマーフォークの[[タイプ的]][[シナジー]]を受けられる上に[[色]]も合っているため、重めに寄せたマーフォークデッキにおいてアドバンテージ獲得手段としても採用され得る。この場合は[[ロード (俗称)|ロード]]の存在により[[タフネス]]が補われ除去耐性が多少マシになるのもありがたい。
  
 
[[統率者戦]]では、[[ランプ]]系デッキの[[統率者]]として選択されることがある。[[統率者レジェンズ]]では1マナ重いが全体的に強化された[[円渦海峡の暴君、アシー/Aesi, Tyrant of Gyre Strait]]が登場しており、[[固有色]]も役割も同一であるため、好みや戦術に合わせて取捨選択したい。
 
[[統率者戦]]では、[[ランプ]]系デッキの[[統率者]]として選択されることがある。[[統率者レジェンズ]]では1マナ重いが全体的に強化された[[円渦海峡の暴君、アシー/Aesi, Tyrant of Gyre Strait]]が登場しており、[[固有色]]も役割も同一であるため、好みや戦術に合わせて取捨選択したい。

2024年8月19日 (月) 08:26時点における最新版


Tatyova, Benthic Druid / 水底のドルイド、タトヨヴァ (3)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ドルイド(Druid)

上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは1点のライフを得て、カード1枚を引く。

3/3

上陸手札1枚とライフ1点を得る誘発型能力を持つ伝説のマーフォークドルイド

自分だけが土地を出すだけで他の条件やコストなしにカード引くことができるという能力は、過去には(強制か任意かの違いはあるが)生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Forceが[-6]の忠誠度能力で生み出す紋章しか存在せず、その条件の緩さから考えれば破格の効果といえる。ライフ回復も量はささやかながら、かつてのクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixが回復手段としても馬鹿にならなかったことを鑑みれば侮りがたい。むら気な長剣歯/Wayward Swordtoothなど土地のプレイ回数を増やせるカードとの相性も抜群で、連鎖的に爆発的なアドバンテージを得ることができる。

問題は5マナ3/3という重さマナレシオの低さ。大量に土地を出したいデッキならば重さはクリアできるとしても、マナレシオの低さとそれに伴う除去耐性の低さは問題。できれば土地のプレイ権を残した状態で戦場に出し、そのまま土地を置いて最低限のカード・アドバンテージは得られるようにしておきたい。複数体並べば強力であるが(あるいはそれゆえに)伝説であるため複数体を同時に出すことも困難であることもやや残念か。長く維持するのは困難であるため、コントロールデッキミッドレンジよりは、土地を出す事を重視しているために瞬間的に多くのアドバンテージを得られるターボランド系統のデッキに向いているだろう。

リミテッドにおいては土地が並びやすい上に除去も比較的少ないため、これを維持しやすい。大量のアドバンテージをもたらしてくれる上に多少ライフが擦り減っても回復してくれるため、重いレアキッカー呪文で勝負を決めたいデッキならば是非とも採用したい一枚。構築では先述した欠点が響きやすいが、ターボランド系統のデッキが成立すれば採用の可能性はあるか。またイクサラン・ブロックで取り上げられたマーフォークのタイプ的シナジーを受けられる上にも合っているため、重めに寄せたマーフォークデッキにおいてアドバンテージ獲得手段としても採用され得る。この場合はロードの存在によりタフネスが補われ除去耐性が多少マシになるのもありがたい。

統率者戦では、ランプ系デッキの統率者として選択されることがある。統率者レジェンズでは1マナ重いが全体的に強化された円渦海峡の暴君、アシー/Aesi, Tyrant of Gyre Straitが登場しており、固有色も役割も同一であるため、好みや戦術に合わせて取捨選択したい。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

ドミナリアアンコモンの2伝説のクリーチャーサイクル

[編集] 脚注

  1. Unfinity Update Bulletin/『Unfinity』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(News 2022年10月18日 Jess Dunks著)

[編集] 参考

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