ターボネクサス
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2019年1月28日 (月) 20:34時点における版
ターボネクサス (Turbo Nexus) は、運命のきずな/Nexus of Fateをキーカードとしたタイム・デストラクション系ロックデッキ。ターボフォグとエターナルブルーの中間のような構成をとる。基本セット2019参入後のスタンダード環境に存在する。
目次 |
概要
インスタント
このターンに続いて追加の1ターンを行う。
運命のきずながいずれかの領域から墓地に置かれるなら、代わりに運命のきずなを公開し、オーナーのライブラリーに加えて切り直す。
伝説のプレインズウォーカー — テフェリー(Teferi)
[+1]:カードを1枚引く。次の終了ステップの開始時に、土地を最大2つアンタップする。
[-3]:土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上から3枚目に置く。
[-8]:あなたは「あなたがカードを1枚引くたび、対戦相手がコントロールしているパーマネント1つを対象とし、それを追放する。」を持つ紋章を得る。
マナ加速から根の罠/Root Snareのような濃霧/Fog呪文と運命のきずな/Nexus of Fateによる追加ターンによって、ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominariaやウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaといった強力なプレインズウォーカーの忠誠度能力の起動回数を稼ぎ、アドバンテージを得ながらテフェリーの-8能力を起動、ドロー呪文やテフェリーの+1能力を絡めて土地を含む対戦相手のパーマネントを全て追放し
1.カーンの-2能力により戦場に出したトークンで殴る
2.運命のきずな/Nexus of Fate以外の自分のライブラリを全て削り、手札を7枚握った上で対戦相手がライブラリアウトするまでドロー→運命のきずな/Nexus of Fateのディスカードを繰り返す
3.テフェリーの-3能力でテフェリー自身をライブラリに戻し続ける
といった手段により勝利を目指す。
運命のきずなは自身の能力でライブラリーに戻るので、エターナルブルーのような再利用のギミックを別途組み込む必要がない。
テフェリーのアンタップ能力を活かすためにマナ加速として楽園の贈り物/Gift of Paradiseを用いたり、タップ能力付きの土地を使い回すのも特徴。航路の作成/Chart a Courseや薬術師の眼識/Chemister's Insightの再活によるディスカードがあるため、ビートダウンデッキ系デッキ以外であっても濃霧系呪文が完全に腐ることがない点も見逃せない。
基本セット2019参入直後のマジック25周年記念プロツアーにはRaphaël Lévyや李詩天といった強豪プレイヤーも持ち込んで話題となった[1][2]。
- 入手経路が限られるBOX特典カードの運命のきずなが4枚使われたデッキということでも話題となった。
- 運命のきずなの、ライブラリーに戻して切り直す(そして対戦相手にカットしてもらう)という手順を踏む特性上、無限ターン系デッキの中でも1ターンの時間がかかりやすい。
- このデッキに限ったことではないが、トーナメントでは遅いプレイ(遅延行為)の懲罰を受けないように注意したい。
- Magic OnlineやMagic: The Gathering Arenaなどのコンピューターゲームでは上記の処理が自動化されているのでとても楽ちん。特にMagic: The Gathering Arenaでは、ワイルドカードの交換で運命のきずなを容易に入手できることも相まって、現実世界と比べて使用プレイヤーが非常に多い。
サンプルリスト
初期型
- 備考
- マジック25周年記念プロツアー チーム戦5位(参考/参考)
- 使用者:David Williams
- フォーマット
- 追加の運命のきずな/Nexus of Fateとしてカーンの経時隔離/Karn's Temporal Sunderingが採用されている。
後期型
- 備考
- プロツアー「ラヴニカのギルド」 第44位、スタンダード部門6勝4敗 (参考)
- 使用者:Mani Davoudi
- フォーマット
Turbo Fog [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- ローテーション後のリスト。
出典
- ↑ メタゲームブレイクダウン:スタンダード
- ↑ 岩SHOWの「デイリー・デッキ」:ターボフォグ(スタンダード) 李詩天が使用したデッキリスト