龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker
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2015年3月14日 (土) 11:41時点における版
伝説のプレインズウォーカー — サルカン(Sarkhan)
[+1]:ターン終了時まで、龍語りのサルカンは飛行と破壊不能と速攻を持つ、赤の4/4の伝説のドラゴン(Dragon)・クリーチャーになる。(プレインズウォーカーでない間は、龍語りのサルカンは忠誠度を失わない。)
[-3]:クリーチャー1体を対象とする。龍語りのサルカンはそれに4点のダメージを与える。
[-6]:あなたは「あなたのドロー・ステップの開始時に、カードを追加で2枚引く。」と「あなたの終了ステップの開始時に、あなたは手札を捨てる。」を持つ紋章を得る。
タルキール覇王譚で登場した3枚目のサルカン。忠誠度能力は自身のクリーチャー化、単体火力、ドロー加速。
- +1能力
- 自身をドラゴンに変身させる。ギデオンのクリーチャー化能力とは異なり、クリーチャー化している間はプレインズウォーカーではなくなる。
- このカードを実質的に5マナ4/4飛行・速攻・破壊不能のアタッカーとして扱える強力な忠誠度能力。解決時にアドバンテージが発生するわけではないため、対応して英雄の破滅/Hero's Downfallなどで除去されると1対1交換に終わりやすい点には注意が必要。
- -3能力
- 炎の斬りつけ/Flame Slash。
- 忠誠度の消費が大きく乱発は難しいが、直接的なボード・アドバンテージを得られる忠誠度能力。厄介なクリーチャーを直接対処できるのは便利。
- -6能力
- 生体融合帽/Grafted Skullcapに似た、メリットとデメリットの両方を持つ紋章を得る。
- ウィニーやバーンのような手札を使い切れるデッキでは毎ターン3枚ものドローは強力だが、コントロールでは手札を保てなくなるデメリットが大きく、ミッドレンジのような重い構成のデッキでは状況次第といったところ。忠誠度が溜まったら無闇に起動するのではなく、状況をよく見極めて使用したい。
実質的にはクリーチャー・カードとして扱うことが多く、スタンダードでは嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragonが主な比較対象となる。あちらはブロッカーとしても使え、払拭の光/Banishing Lightなどの白の追放除去・擬似除去に強いが、こちらはクリーチャー除去としても使え、火力や破壊系の除去(英雄の破滅を除く)に強い。
スタンダードではジェスカイウィンズやマルドゥミッドレンジ、ティムールモンスターズに赤単と様々な赤系ミッドレンジデッキで採用されている。
リミテッドにおいても当然強力で、膠着した状況を速やかに打開できる。しかしクリーチャー化したこれをほぼ確実に除去できる絞首/Throttleがコモンで存在しているので、黒マナが出る相手は要注意。
ルール
- +1能力
- クリーチャーのカード・タイプを得ると同時に、プレインズウォーカーのカード・タイプは上書きされ失われる。それに伴い、サルカンのプレインズウォーカー・タイプと忠誠度も持たなくなる。継続的効果が切れれば再びプレインズウォーカーとなり、各特性が復活する。
関連カード
ストーリー
ニコル・ボーラス/Nicol Bolasに騙されていたことを知り、謎の龍の声に導かれるままに故郷タルキール/Tarkirに帰還したサルカン/Sarkhan。終わりなき戦争を続けるこの次元/Planeを「癒す」ため、「入口」を探し出そうとしている。
詳細はサルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)を参照。