囁く者、シェオルドレッド/Sheoldred, Whispering One

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'''囁く者、シェオルドレッド'''/''Sheoldred, Whispering One''は、[[ミラディン/Mirrodin]]における[[ファイレクシア/Phyrexia]]、[[黒]]の派閥を率いる[[法務官/Praetor]]である。始祖の耳を持つといわれる。女性。
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{{#card:Sheoldred, Whispering One}}
  
怪物の下半身と、女性の上半身を持つ。([http://media.wizards.com/images/magic/som/factionwars/hotspots/lg/131590d.jpg 参考]
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[[黒]]の派閥の[[法務官]]。毎[[ターン]][[あなた|自分]]の[[クリーチャー]]を[[墓地]]から[[戦場]]へ[[リアニメイト]]し、[[対戦相手]]のクリーチャーを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]させる。
  
[[カーン/Karn]]を抹殺して自らが[[機械の父祖/Father of Machines]]に成り代わろうとしており、[[]]の法務官[[大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite|エリシュ・ノーン]]とは対立関係にある。
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7マナ6/6とそれなりのサイズに加え、毎ターン[[ゾンビ化/Zombify]][[残酷な布告/Cruel Edict]]がタダで[[唱える|唱えられ]]るようなものなので、相当[[コスト・パフォーマンス]]はよい。リアニメイト能力というと[[ファッティ]]の一本[[釣る|釣り]]を狙いたくなるが、無理せずともターン1往復で都合2体分の[[ボード・アドバンテージ]]になるので、極端な編成にしなくとも自然に優位が築けるだろう。
  
==黒の派閥に属する者==
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[[スタンダード]]では[[墓所のタイタン/Grave Titan]]という強力なライバルの存在によって目立った活躍はしていない。一概に甲乙をつけられるわけではないが、自分の盤面だけを見れば、1マナ[[軽い]]、[[戦場に出る|戦場に出た]]時点でアドバンテージが確定、相手やタイミングを問わないなど、タイタンのほうが安定性が高く扱いやすいだろう。シェオルドレッドを使うなら、ファッティや[[ETB]]能力持ちなど釣り上げる[[対象]]が広く応用が効く点と、相手のクリーチャーを縛る[[ボードコントロール]]力を持つ点を活かしていきたい。
*鋼の族長、[[ゲス/Geth]], Steel Thane
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*腐敗の族長、Roxith/Roxith, Thane of Rot
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*族長、クレイノックス/Kraynox
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*[[荒廃のドラゴン、スキジリクス/Skithiryx, the Blight Dragon]]
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*油のタケーサ/Takehsa of the Oil
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*シェオルドレッドの僧侶、イシーラ/Isila, Priest of Sheoldred
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==登場==
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[[リミテッド]]では立っているだけでもりもり[[ボード・アドバンテージ]]を稼ぎ出してくれるのだから凶悪の一言。[[除去]]が強い[[環境]]なので黒の高タフネスとはいえ長生きできない可能性も高いが、少なくとも[[戦場]]に出たターンを生き延びて[[対戦相手]]のターンに入りさえすれば[[アドバンテージ]]は五分で済むのもうれしい。戻すクリーチャーがなくてぼんやりしていることがないよう、[[煙霧吐き/Fume Spitter]][[モリオックの模造品/Moriok Replica]]のようなカードも意識して[[ピック]]しておきたい。
====[[フレイバー・テキスト]]に登場====
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;[[ミラディンの傷跡]]
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:[[皮裂き/Skinrender]][[堕落した収穫者/Corrupted Harvester]][[伝染病の屍賊/Contagious Nim]][[水膨れ地掘り/Blistergrub]][[汚れた一撃/Tainted Strike]]
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;[[ミラディン包囲戦]]
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:[[ファイレクシア化/Phyresis]][[ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager]][[災いの召使い/Scourge Servant]]、 [[貫く徘徊者/Pierce Strider]]、 [[ファイレクシアの消化者/Phyrexian Digester]]
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*[[誘発型能力]]はどちらも強制である。[[あなた]]の[[墓地]]が[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]1枚だけだったとしても、[[戦場に戻す|戦場に戻さ]]なくてはならない。
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**[[基本セット2014]]のレジェンド・ルール改正により、若干使い勝手が良くなった。以前は墓地がシェオルドレッド1枚だけだと[[対消滅]]で自身も[[墓地送り]]になってしまったが、現在はどちらか片方を残せるので、この状況を気をつける必要がなくなった。
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*他の法務官の不利益能力は[[色の役割|セオリー]]破りなものであるが、シェオルドレッドだけはいずれの能力も黒に合ったものとなっている。
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*メインである[[誘発型能力]]2つより、[[沼]][[土地渡り|渡り]]が話題にされることが多い。沼渡り自身は条件を満たせば確実に[[ブロックされない]][[回避能力]]で、[[アーティファクト]]が蔓延する[[ミラディンの傷跡ブロック]]環境では[[威嚇]]より有効な場合も多く、一概に悪いとは言えない。しかし、[[土地渡り]]に古臭いイメージやボス格にふさわしくないイメージが強いからか、しばしばネタ能力として扱われる。
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*[[新たなるファイレクシア]]の[[プレリリース・カード]]として[[イラスト]]違いの[[プレミアム・カード]]が配布された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/new-phyrexia-prerelease-and-launch-party-promos-2011-04-19 New Phyrexia Prerelease and Launch Party Promos](Arcana [[2011年]]4月19日 [[Monty Ashley]]著)</ref>。
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*[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。
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==関連カード==
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{{キャラクターを表すカード/シェオルドレッド}}
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===サイクル===
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{{サイクル/新たなるファイレクシアの法務官}}
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==ストーリー==
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'''シェオルドレッド'''/''Sheoldred''は[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]のファイレクシア人。女性。
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[[黒]]の派閥[[七人の鋼の族長/Seven Steel Thanes]]を率いる[[法務官/Praetor]]。
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詳細は[[シェオルドレッド/Sheoldred (ストーリー)]]を参照。
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
*[[背景世界/ストーリー用語]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/new-phyrexia-wallpapers-2011-05-13 New Phyrexia Wallpapers] ([[Daily MTG]] 2011年5月13日 十四段目)
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*[[リアニメイトカード]]
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*[[布告]]
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*[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]] / ファイレクシア陣営 - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:アイコニックマスターズ]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:多元宇宙の伝説]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:ヒストリック・アンソロジー5]] - [[神話レア]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2021年#Phyrexian Praetors: Compleat Edition|Secret Lair Drop Series: Phyrexian Praetors: Compleat Edition]]
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__NOTOC__

2023年4月6日 (木) 19:48時点における最新版


Sheoldred, Whispering One / 囁く者、シェオルドレッド (5)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 法務官(Praetor)

沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
各対戦相手のアップキープの開始時に、そのプレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。

6/6

の派閥の法務官。毎ターン自分クリーチャー墓地から戦場リアニメイトし、対戦相手のクリーチャーを生け贄に捧げさせる。

7マナ6/6とそれなりのサイズに加え、毎ターンゾンビ化/Zombify残酷な布告/Cruel Edictがタダで唱えられるようなものなので、相当コスト・パフォーマンスはよい。リアニメイト能力というとファッティの一本釣りを狙いたくなるが、無理せずともターン1往復で都合2体分のボード・アドバンテージになるので、極端な編成にしなくとも自然に優位が築けるだろう。

スタンダードでは墓所のタイタン/Grave Titanという強力なライバルの存在によって目立った活躍はしていない。一概に甲乙をつけられるわけではないが、自分の盤面だけを見れば、1マナ軽い戦場に出た時点でアドバンテージが確定、相手やタイミングを問わないなど、タイタンのほうが安定性が高く扱いやすいだろう。シェオルドレッドを使うなら、ファッティやETB能力持ちなど釣り上げる対象が広く応用が効く点と、相手のクリーチャーを縛るボードコントロール力を持つ点を活かしていきたい。

リミテッドでは立っているだけでもりもりボード・アドバンテージを稼ぎ出してくれるのだから凶悪の一言。除去が強い環境なので黒の高タフネスとはいえ長生きできない可能性も高いが、少なくとも戦場に出たターンを生き延びて対戦相手のターンに入りさえすればアドバンテージは五分で済むのもうれしい。戻すクリーチャーがなくてぼんやりしていることがないよう、煙霧吐き/Fume Spitterモリオックの模造品/Moriok Replicaのようなカードも意識してピックしておきたい。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

新たなるファイレクシアファイレクシアン法務官サイクル。いずれも神話レア伝説のクリーチャーであり、コントローラーに利益を与える能力と、対戦相手に不利益を与える能力を併せ持つ。2つの能力は対称的な効果となっている。

[編集] ストーリー

シェオルドレッド/Sheoldred新ファイレクシア/New Phyrexiaのファイレクシア人。女性。

の派閥七人の鋼の族長/Seven Steel Thanesを率いる法務官/Praetor

詳細はシェオルドレッド/Sheoldred (ストーリー)を参照。

[編集] 脚注

  1. New Phyrexia Prerelease and Launch Party Promos(Arcana 2011年4月19日 Monty Ashley著)

[編集] 参考

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