ズアーロック
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− | + | 最初に登場したものは[[若返りの泉/Fountain of Youth]]や[[Sheltered Valley]]を回復手段として用い、[[孤島の聖域/Island Sanctuary]]でドローを[[飛ばす]]か[[フェルドンの杖/Feldon's Cane]]で[[ライブラリー]]を修復することによって、相手の[[ライブラリーアウト]]を待つというものであった。当時は一度[[ロック]]が決まると抜け出す手段が存在せず、完全なロックが成立していた。 | |
− | [[ | + | [[第8版]]に[[再録]]されたときには[[崇拝の言葉/Words of Worship]]が回復手段として用いられた。崇拝の言葉は同時にドローを飛ばす手段にもなるため、事実上の[[エンドカード]]の役割も果たせる。ただし、当時は[[スタンダード]]に[[オデッセイ・ブロック]]が存在しており、フラッシュバック([[天啓の光/Ray of Revelation]]はもちろん[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]などの[[クリーチャー]]生成も厳しい)の存在からロックとして不完全だったため、大きな結果は残せなかった。 |
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− | [[ | + | [[ギルドパクト]]参入後は、[[炎まといの天使/Firemane Angel]]と合わせた[[Angel Weirding]]が登場した。墓地に置いておくだけでライフを回復でき、自力で[[リアニメイト]]できるこのクリーチャーはズアーの運命支配との相性が抜群。ただし、ゲームにだいぶ時間がかかるのが難点ではある。 |
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− | + | [[不朽の理想]]デッキでは[[ドラゴン変化/Form of the Dragon]]と共にロックを形成することも。毎ターンライフが5点に戻るため2点のライフを払い続けることが可能。ドラゴン変化はそのまま[[フィニッシャー]]を兼ねる。ただしこれは不朽の理想デッキの勝ち手段の1つ。他のズアーロックとは違いズアーの運命支配を中心に組まれるわけではないし、必ずしもズアーの運命支配がデッキに入るとも限らない。 | |
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**[[スタンダード]]([[第4版]]+[[クロニクル]]+[[フォールン・エンパイア]]+旧[[アイスエイジ・ブロック]]+[[ミラージュ]]) | **[[スタンダード]]([[第4版]]+[[クロニクル]]+[[フォールン・エンパイア]]+旧[[アイスエイジ・ブロック]]+[[ミラージュ]]) | ||
− | {| class="wikitable" | + | {| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;" |
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− | + | !colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60) | |
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− | + | !colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (0) | |
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− | + | !colspan="2" style="background-color:#ffeedd"|インスタント・ソーサリー (21) | |
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− | |1||[[天秤/Balance]] | + | |1||[[天秤/Balance]] |
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− | |3||[[神の怒り/Wrath of God]] | + | |3||[[神の怒り/Wrath of God]] |
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− | |2||[[回想/Recall]] | + | |2||[[回想/Recall]] |
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− | |1||[[神秘の教示者/Mystical Tutor]] | + | |1||[[神秘の教示者/Mystical Tutor]] |
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− | |3||[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]] | + | |3||[[剣を鍬に/Swords to Plowshares]] |
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− | |3||[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]] | + | |3||[[悟りの教示者/Enlightened Tutor]] |
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− | |4||[[対抗呪文/Counterspell]] | + | |4||[[対抗呪文/Counterspell]] |
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− | |1||[[マンガラの祝福/Mangara's Blessing]] | + | |1||[[マンガラの祝福/Mangara's Blessing]] |
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− | |2||[[雲散霧消/Dissipate]] | + | |2||[[雲散霧消/Dissipate]] |
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− | |1||[[Force of Will]] | + | |1||[[意志の力/Force of Will]] |
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− | + | !colspan="2" style="background-color:#eeeeee"|エンチャント・アーティファクト (17) | |
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− | |1||[[孤島の聖域/Island Sanctuary]] | + | |1||[[孤島の聖域/Island Sanctuary]] |
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− | |3||[[ズアーの運命支配/Zur's Weirding]] | + | |3||[[ズアーの運命支配/Zur's Weirding]] |
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− | |4||[[若返りの泉/Fountain of Youth]] | + | |4||[[若返りの泉/Fountain of Youth]] |
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− | |1||[[Zuran Orb]] | + | |1||[[ズアーの宝珠/Zuran Orb]] |
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− | |1||[[フェルドンの杖/Feldon's Cane]] | + | |1||[[フェルドンの杖/Feldon's Cane]] |
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− | |1||[[ウルザの眼鏡/Glasses of Urza]] | + | |1||[[ウルザの眼鏡/Glasses of Urza]] |
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− | |1||[[象牙の塔/Ivory Tower]] | + | |1||[[象牙の塔/Ivory Tower]] |
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− | |6||[[島/Island]] | + | |6||[[島/Island]] |
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− | |2||[[ミシュラの工廠/Mishra's Factory]] | + | |2||[[ミシュラの工廠/Mishra's Factory]] |
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− | |1||[[露天鉱床/Strip Mine]] | + | |1||[[露天鉱床/Strip Mine]] |
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− | |2||[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]] | + | |2||[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]] |
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− | |3||[[Sheltered Valley]] | + | |3||[[Sheltered Valley]] |
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*戦績、[[サイドボード]]は不明。 | *戦績、[[サイドボード]]は不明。 | ||
− | *[[Zuran Orb]]、[[象牙の塔/Ivory Tower]]、[[天秤/Balance]]、[[露天鉱床/Strip Mine]] | + | *[[ズアーの宝珠/Zuran Orb]]、[[象牙の塔/Ivory Tower]]、[[天秤/Balance]]、[[露天鉱床/Strip Mine]]は当時の[[制限カード]]である。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[デッキ集]] | *[[デッキ集]] | ||
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+ | [[Category:白青デッキ|すああろつく]] | ||
+ | [[Category:コントロールデッキ|すああろつく]] | ||
+ | [[Category:ロックデッキ|すああろつく]] | ||
+ | [[Category:白青コントロールデッキ|すああろつく]] | ||
+ | [[Category:白青ロックデッキ|すああろつく]] | ||
+ | [[Category:アイスエイジ・ブロックを含むスタンダードデッキ|すああろつく]] | ||
+ | [[Category:オンスロート・ブロックを含むスタンダードデッキ|すああろつく]] |
2021年6月3日 (木) 15:57時点における最新版
ズアーロック(Zur Lock)は、ロック系デッキの1つ。ズールズロックとも呼ばれていた。
[編集] 概要
エンチャント
プレイヤーは自分の手札を公開した状態でプレイする。
プレイヤー1人がカードを1枚引く場合、代わりにそのプレイヤーはそれを公開する。その後、他のプレイヤーは2点のライフを支払ってもよい。いずれか1人のプレイヤーがそうした場合、そのカードをオーナーの墓地に置く。そうでない場合、そのプレイヤーはそのカードを引く。
ライフを支払うことで対戦相手に新しいカードを引かせないズアーの運命支配/Zur's Weirdingと恒久的ライフ回復手段とを併用することで、相手の動きを封殺する。ズアーの運命支配は相手側もライフを払ってこちらのドローを妨害できるので、あらかじめ勝つ手段は確保しておくことが重要になる。
事前に厄介なパーマネントや手札は対処しておけば、手札から呪文を唱えることは一切許さないため、対策手段は限られる。代表的なものはガイアの祝福/Gaea's Blessingであり、ライブラリーアウトを狙うタイプではゲームが終わらなくなってしまう。その他、フラッシュバックカードや冥界の影/Nether Shadowなど、墓地から自力で復活・再利用できるカードも嫌な要素といえる。
最初に登場したものは若返りの泉/Fountain of YouthやSheltered Valleyを回復手段として用い、孤島の聖域/Island Sanctuaryでドローを飛ばすかフェルドンの杖/Feldon's Caneでライブラリーを修復することによって、相手のライブラリーアウトを待つというものであった。当時は一度ロックが決まると抜け出す手段が存在せず、完全なロックが成立していた。
第8版に再録されたときには崇拝の言葉/Words of Worshipが回復手段として用いられた。崇拝の言葉は同時にドローを飛ばす手段にもなるため、事実上のエンドカードの役割も果たせる。ただし、当時はスタンダードにオデッセイ・ブロックが存在しており、フラッシュバック(天啓の光/Ray of Revelationはもちろん獣群の呼び声/Call of the Herdなどのクリーチャー生成も厳しい)の存在からロックとして不完全だったため、大きな結果は残せなかった。
ギルドパクト参入後は、炎まといの天使/Firemane Angelと合わせたAngel Weirdingが登場した。墓地に置いておくだけでライフを回復でき、自力でリアニメイトできるこのクリーチャーはズアーの運命支配との相性が抜群。ただし、ゲームにだいぶ時間がかかるのが難点ではある。
不朽の理想デッキではドラゴン変化/Form of the Dragonと共にロックを形成することも。毎ターンライフが5点に戻るため2点のライフを払い続けることが可能。ドラゴン変化はそのままフィニッシャーを兼ねる。ただしこれは不朽の理想デッキの勝ち手段の1つ。他のズアーロックとは違いズアーの運命支配を中心に組まれるわけではないし、必ずしもズアーの運命支配がデッキに入るとも限らない。
[編集] サンプルレシピ
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (0) | |
インスタント・ソーサリー (21) | |
1 | 天秤/Balance |
3 | 神の怒り/Wrath of God |
2 | 回想/Recall |
1 | 神秘の教示者/Mystical Tutor |
3 | 剣を鍬に/Swords to Plowshares |
3 | 悟りの教示者/Enlightened Tutor |
4 | 対抗呪文/Counterspell |
1 | マンガラの祝福/Mangara's Blessing |
2 | 雲散霧消/Dissipate |
1 | 意志の力/Force of Will |
エンチャント・アーティファクト (17) | |
1 | 孤島の聖域/Island Sanctuary |
3 | ズアーの運命支配/Zur's Weirding |
4 | 若返りの泉/Fountain of Youth |
1 | ズアーの宝珠/Zuran Orb |
1 | フェルドンの杖/Feldon's Cane |
1 | ウルザの眼鏡/Glasses of Urza |
1 | 象牙の塔/Ivory Tower |
1 | 空色のダイアモンド/Sky Diamond |
1 | 乳白色のダイアモンド/Marble Diamond |
3 | 氷の干渉器/Icy Manipulator |
土地 (22) | |
8 | 平地/Plains |
6 | 島/Island |
2 | ミシュラの工廠/Mishra's Factory |
1 | 露天鉱床/Strip Mine |
2 | アダーカー荒原/Adarkar Wastes |
3 | Sheltered Valley |
- 戦績、サイドボードは不明。
- ズアーの宝珠/Zuran Orb、象牙の塔/Ivory Tower、天秤/Balance、露天鉱床/Strip Mineは当時の制限カードである。