甲鱗のワーム/Scaled Wurm

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(整理。)
19行: 19行:
 
**[[修整]]が+3/+3だったならば殴る回数を1回減らせたのが惜しいところ。
 
**[[修整]]が+3/+3だったならば殴る回数を1回減らせたのが惜しいところ。
 
*「甲鱗様」等と呼ばれ一部に熱狂的なファンがいる。2ちゃんねるには専用スレまであるほど。
 
*「甲鱗様」等と呼ばれ一部に熱狂的なファンがいる。2ちゃんねるには専用スレまであるほど。
*大小様々なアスキーアートが存在。[[マジック]]のアスキーアートは比較的珍しい。
+
*大小様々なアスキーアートが存在。[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のアスキーアートは比較的珍しい。
*その堂々たる{{日本語画像|Scaled Wurm~ICE|イラスト}}は[[アイスエイジ]]のパッケージを飾ってもいる。侮れない。
+
*その堂々たる{{Gatherer|id=2586}}は[[アイスエイジ]]のパッケージを飾ってもいる。侮れない。
  
 
==参考==
 
==参考==

2010年3月31日 (水) 19:09時点における版


Scaled Wurm / 甲鱗のワーム (7)(緑)
クリーチャー — ワーム(Wurm)

7/6

初心者に、コストが大きく、重いだけクリーチャーは弱いのだ、と教えるためにあるかのようなカード重い上に、回避能力を持たず、大きい以外の除去耐性を持たない、というのがその理由。攻撃チャンプブロックでやり過ごされ、バウンスカウンター除去(及び平和な心/Pacifism系疑似除去)への耐性が全くなく、対戦相手がであればこれが出る前に決着がついている可能性が高い。 そこに気付けば初心者脱出も近いだろう。似たような役割を持つカードに、大喰らいのワーム/Craw Wurmラッキーチャームがある。

しかしながら、ゲームの展開が遅く対抗手段が限られるリミテッドでは侮れない存在となる。8マナ出るまでゲームが長引くことも珍しくなく、7/6のサイズは3回通せば勝負が決まるのだから困りものである。第5版第6版でこれを超えるサイズのクリーチャーはレアに4枚あるだけなので、始めたばかりのプレイヤー同士の殴り合いならばまず負けることは無い。また、第9版におけるリミテッドでははびこり/Overgrowthによるマナ加速と抜群の相性であった。しかも2枚ともコモンなので、2枚が揃う状況は非常に多かった。

上位互換には超大なベイロス/Enormous Balothキヅタの精霊/Ivy Elemental残忍なハイドラ/Feral Hydraカヴーの上等王/Kavu Primarch、また、トークンであるため完全ではないが限りなく近いワーム呼び/Wurmcallingがある。このサイズのクリーチャーになると、大抵はダブルシンボル以上になるため、意外と少ない。

シングルシンボルはメリットではあるが、普通8マナが出る頃には緑マナが2〜3点出せるのでその利点がほとんどない。ただし、ウルザトロンタッチした場合、そのメリットが生かされる。実際にフェッチランドから1枚差しのTropical Islandでこれをタッチした青単BtBレガシーの大会で準優勝したことがある。他にも、オースバベルなど、様々なデッキにおいてこのカードを1枚差しした例が見られる。このカードに不思議な人気があることを示すエピソードといえる。

参考

QR Code.gif