呪文
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#[[クリーチャー]]でも[[土地]]でもないカードを指す俗称。 | #[[クリーチャー]]でも[[土地]]でもないカードを指す俗称。 | ||
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#*これは[[総合ルール]]でも散見される。例えば[[呪文タイプ]]や[[呪文能力]]など。 | #*これは[[総合ルール]]でも散見される。例えば[[呪文タイプ]]や[[呪文能力]]など。 | ||
*[[ルール文章]]として使われる場合は1が正しい。2や3はコラムや会話の中で特にクリーチャーと対比して使われる。 | *[[ルール文章]]として使われる場合は1が正しい。2や3はコラムや会話の中で特にクリーチャーと対比して使われる。 | ||
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[[スタック]]上にある[[カード]]のこと。また、呪文の[[コピー]]と、カードのコピーを[[唱える|唱え]]させる[[効果]]によって唱えられたものも呪文である。呪文は、[[解決]]されるか、[[打ち消す|打ち消される]]か、その他の方法でスタックから離れるまでスタックに残る。 | [[スタック]]上にある[[カード]]のこと。また、呪文の[[コピー]]と、カードのコピーを[[唱える|唱え]]させる[[効果]]によって唱えられたものも呪文である。呪文は、[[解決]]されるか、[[打ち消す|打ち消される]]か、その他の方法でスタックから離れるまでスタックに残る。 | ||
− | [[手札]]から[[土地]]以外のカードを唱えたとき、それは呪文となる。解決の最後に、[[インスタント]]や[[ソーサリー]]は[[墓地]]に置かれ、[[クリーチャー]] | + | [[手札]]から[[土地]]以外のカードを唱えたとき、それは呪文となる。解決の最後に、[[インスタント]]や[[ソーサリー]]は[[墓地]]に置かれ、[[クリーチャー]]、[[アーティファクト]]、[[エンチャント]]、[[プレインズウォーカー]]、[[バトル]]は[[パーマネント]]として[[戦場に出る]]。 |
− | コピーでない呪文の[[特性]]はカードに印刷された値であり、コピーである呪文の特性は元の[[オブジェクト]]の[[コピー可能な値]]である。呪文の特性は何らかの[[継続的効果]] | + | コピーでない呪文の[[特性]]はカードに印刷された値であり、コピーである呪文の特性は元の[[オブジェクト]]の[[コピー可能な値]]である。呪文の特性は何らかの[[継続的効果]]によって変更されることがある。[[パーマネント呪文]]の特性が変更された場合、その変更は解決して戦場に出たパーマネントにも適用され続ける({{CR|400.7a}})。 |
− | * | + | *初心者は「クリーチャー」と「呪文」で混乱する場合がある。 |
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+ | *「呪文を打ち消す効果でクリーチャーを打ち消せるのか」といった類の質問は度々見られる([[スタック]]上にあるときは「クリーチャー呪文」であるから、問題なく打ち消せる)。唱えられスタック上にあるときは「クリーチャー呪文」、解決され[[戦場]]に出ているときは「クリーチャー」、そして、どの[[領域]]でも「クリーチャー・カード」である点を押さえておこう。 | ||
+ | **余談ではあるが、呪文をかけるというのは「呪文書([[ライブラリー]])に書かれた呪文を脳内(手札)に記憶し、その中の召喚呪文を用いて別の[[次元/Plane]]からそのクリーチャーやアーティファクトを戦場に召喚して戦わせる」という[[フレイバー]]を持っている。かつてのクリーチャー呪文が「[[召喚|~の召喚]]」と表記されていたり、各大陸や[[ドミナリア/Dominaria]]の世相の内容が[[デッキ]]テーマに反映されていたり、「[[ジェイムデー秘本/Jayemdae Tome|秘本]]」がカードを[[引く]]効果なのはそのためである。もちろんこの場合打ち消されるのは「クリーチャーを召喚する呪文」である。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] | ||
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2024年11月19日 (火) 09:21時点における最新版
呪文/Spellとは、
- スタック上にあるカードのこと。本項で解説する。
- クリーチャーでも土地でもないカードを指す俗称。
- デッキリストで「spells」と書かれていればたいていこの定義である。
- インスタントとソーサリーを指す用語。(→スペル)
- ルール文章として使われる場合は1が正しい。2や3はコラムや会話の中で特にクリーチャーと対比して使われる。
[編集] ルール用語としての呪文
スタック上にあるカードのこと。また、呪文のコピーと、カードのコピーを唱えさせる効果によって唱えられたものも呪文である。呪文は、解決されるか、打ち消されるか、その他の方法でスタックから離れるまでスタックに残る。
手札から土地以外のカードを唱えたとき、それは呪文となる。解決の最後に、インスタントやソーサリーは墓地に置かれ、クリーチャー、アーティファクト、エンチャント、プレインズウォーカー、バトルはパーマネントとして戦場に出る。
コピーでない呪文の特性はカードに印刷された値であり、コピーである呪文の特性は元のオブジェクトのコピー可能な値である。呪文の特性は何らかの継続的効果によって変更されることがある。パーマネント呪文の特性が変更された場合、その変更は解決して戦場に出たパーマネントにも適用され続ける(CR:400.7a)。
- 初心者は「クリーチャー」と「呪文」で混乱する場合がある。
- 「呪文を打ち消す効果でクリーチャーを打ち消せるのか」といった類の質問は度々見られる(スタック上にあるときは「クリーチャー呪文」であるから、問題なく打ち消せる)。唱えられスタック上にあるときは「クリーチャー呪文」、解決され戦場に出ているときは「クリーチャー」、そして、どの領域でも「クリーチャー・カード」である点を押さえておこう。
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 112 呪文
- 112.1 呪文とは、スタックにあるカードのことである。唱えるための最初の手順で(rule 601〔呪文を唱えること〕参照)、カードは呪文 になり、オーナーの手札などの元あった領域からスタックの一番上に移動する(rule 405〔スタック〕参照)。呪文は解決されるか(rule 608〔呪文や能力の解決〕参照)、打ち消されるか(rule 701.5 参照)、その他の方法でスタックから離れるまでスタックに残る。さらなる情報は、rule 6〔呪文、能力、効果〕参照。
- 112.2 コピーでない呪文のオーナーは、その呪文を表現しているカードのオーナーである。コピーである場合のオーナーは、それをコントロール下でスタックに積んだプレイヤーである。呪文のコントローラーは、通常、それをスタックに積んだプレイヤーである。呪文には必ずコントローラーが1人存在する。
- 112.3 コピーでない呪文の特性は、カードに記載されている値であり、それに継続的効果によって修整を受ける。rule 613〔継続的効果の相互作用〕参照。
- 112.4 呪文や能力の解決による効果によってパーマネント 呪文の特性が変更された場合、その効果はその呪文が解決されたパーマネントにも適用され続ける。rule 400.7 参照。
- 112 呪文