生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
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サイクルの中で唯一[[アドバンテージ]]に直結する[[ETB]][[能力]]を持つ。加えて3[[マナ]]3/1[[威嚇]]という悪くない基本性能を有しており、[[戦闘]]要員としても十分な活躍が期待できる優秀なクリーチャー。基本的にETB能力が刺さる相手なら威嚇も有効に機能することが期待できるので、色対策カードとしてもかなり強力。また最も相性の悪い黒の濃い[[デッキ]]や純然たる[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]相手でも、[[テレパシー/Telepathy]]相当のETB能力を持った3/1と完全に[[腐る]]わけではないのが強み。[[対抗色]]以外を相手にしても相当なスペックを持つこのサイクルを代表する強力なカードである。 | サイクルの中で唯一[[アドバンテージ]]に直結する[[ETB]][[能力]]を持つ。加えて3[[マナ]]3/1[[威嚇]]という悪くない基本性能を有しており、[[戦闘]]要員としても十分な活躍が期待できる優秀なクリーチャー。基本的にETB能力が刺さる相手なら威嚇も有効に機能することが期待できるので、色対策カードとしてもかなり強力。また最も相性の悪い黒の濃い[[デッキ]]や純然たる[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]相手でも、[[テレパシー/Telepathy]]相当のETB能力を持った3/1と完全に[[腐る]]わけではないのが強み。[[対抗色]]以外を相手にしても相当なスペックを持つこのサイクルを代表する強力なカードである。 | ||
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[[テーロス]]参入後は[[基本セット2013]]と[[イニストラード・ブロック]]の緑・白クリーチャーの脅威が減ったが、[[世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater]]・[[霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra]]など[[環境]]の変化で新たな脅威が現れたり、[[パーマネント]]を事前に対処することがそのまま[[信心]]への対策に繋がったりなど、継続して使われ続けた。 | [[テーロス]]参入後は[[基本セット2013]]と[[イニストラード・ブロック]]の緑・白クリーチャーの脅威が減ったが、[[世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater]]・[[霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra]]など[[環境]]の変化で新たな脅威が現れたり、[[パーマネント]]を事前に対処することがそのまま[[信心]]への対策に繋がったりなど、継続して使われ続けた。 |
2024年7月18日 (木) 16:37時点における最新版
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 戦士(Warrior)
威嚇(このクリーチャーはアーティファクト・クリーチャーかこれと共通の色を持つクリーチャー以外にはブロックされない。)
生命散らしのゾンビが戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中から緑か白のクリーチャー・カードを1枚選び、そのカードを追放する。
基本セット2014の色対策カードサイクルの黒。戦場に出たときに緑か白のクリーチャー・カード限定の手札破壊を行う。
サイクルの中で唯一アドバンテージに直結するETB能力を持つ。加えて3マナ3/1威嚇という悪くない基本性能を有しており、戦闘要員としても十分な活躍が期待できる優秀なクリーチャー。基本的にETB能力が刺さる相手なら威嚇も有効に機能することが期待できるので、色対策カードとしてもかなり強力。また最も相性の悪い黒の濃いデッキや純然たるコントロールデッキ相手でも、テレパシー/Telepathy相当のETB能力を持った3/1と完全に腐るわけではないのが強み。対抗色以外を相手にしても相当なスペックを持つこのサイクルを代表する強力なカードである。
登場時のスタンダードでは復活の声/Voice of Resurgence、ボロスの反攻者/Boros Reckoner、ロクソドンの強打者/Loxodon Smiter、修復の天使/Restoration Angel、スラーグ牙/Thragtuskなどの優秀な緑・白のクリーチャーがマナ域を問わず存在しており、手札のそれらを対処し、戦場でもブロックを回避して3点クロックを刻めるのは非常に強力。追放するのでロクソドンの強打者の誘発型能力や、掘葬の儀式/Unburial Ritesや静穏の天使/Angel of Serenityによる再利用にも強い。またゾンビであるため、墓所這い/Gravecrawlerを始めとしたイニストラードのゾンビとタイプ的シナジーがあるのも重要。
テーロス参入後は基本セット2013とイニストラード・ブロックの緑・白クリーチャーの脅威が減ったが、世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater・霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydraなど環境の変化で新たな脅威が現れたり、パーマネントを事前に対処することがそのまま信心への対策に繋がったりなど、継続して使われ続けた。
ダブルシンボルである点が信心と相性が良く、黒単信心では(色対策カードであるにもかかわらず)メインデッキから4枚積みされることが多い。特に回避能力とETB能力を持つ点がエレボスの鞭/Whip of Erebosと非常に相性がよく、環境初期には同時に採用されていることも多かった。ただしミラーマッチでバニラに近い性能になってしまうことに加え、3マナ域の夜帷の死霊/Nightveil Specterが再評価されたこともあり、サイドボードへの採用に留められていた時期もある。
- カード名の読みは「いのちちらしのぞんび」。
- 類似カードにタララの苦悩/Talara's Baneがある。そちらは、2マナのソーサリーで、追放効果の代わりにタフネス分のライフを得る。
- 青単信心の潮縛りの魔道士/Tidebinder Mageとともにスタンダード環境で緑系デッキを退潮させた大きな原因であり、ローテーション落ちの際には緑好きのBrian Kiblerがこのカードを燃やす動画を投稿する、という一幕が見られた。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 鬼斬の聖騎士/Fiendslayer Paladin
- 潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage
- 生命散らしのゾンビ/Lifebane Zombie
- 精神灼き/Mindsparker
- 魔女跡追い/Witchstalker
[編集] 参考
- Intimidation Tactics(Daily MTG、Perilous Research、文:Jacob Van Lunen)
- 手札破壊カード
- カード個別評価:基本セット2014 - レア