最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll
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− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/wallpaper-week-thrun-last-troll-2011-01-28 壁紙・待受]([[WotC]]) |
− | *[ | + | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/war-2011-01-17 WAR!]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003921/ 戦争だ!](Savor to Flavor [[2011年]]1月17日 [[Doug Beyer]]著) |
− | *[ | + | *[https://mtg-jp.com/reading/singlecard/0003879/ シングルカードストラテジー:《最後のトロール、スラーン》](日本語版公式、文:[[津村健志]]) |
*[[カード個別評価:ミラディン包囲戦]] / ミラディン陣営 - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:ミラディン包囲戦]] / ミラディン陣営 - [[神話レア]] |
2019年12月10日 (火) 03:18時点における版
伝説のクリーチャー — トロール(Troll) シャーマン(Shaman)
この呪文は打ち消されない。
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
(1)(緑):最後のトロール、スラーンを再生する。
4マナ4/4と高めの基本性能に加え、打ち消されない、呪禁、再生と三重の除去耐性を備えた伝説のトロール。トロールの苦行者/Troll Asceticが1マナ増えて伝説になったら打ち消されなくなった。
十分なマナさえあれば、ほとんどの単体除去、全体除去、打ち消しが効かず戦闘でも死なない。回避能力はないのでそのままでは壁で止められがちだが、装備品やオーラで強化してやれば簡単に補える。
しかし登場した環境が悪く、ミラディンの傷跡ブロックには感染をはじめとするマイナス修整が溢れており、再生が除去耐性として機能しないことが多い。さまざまなデッキで多用される肉体と精神の剣/Sword of Body and Mindおよび饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famineのプロテクションに引っかかるのも小さからぬ欠点。また同ブロックで緑のクリーチャー・デッキを組む場合は感染デッキになりがちなので、感染持ちではないこのカードは選択肢に入らない、という事情もある。
また、当時のレジェンド・ルールでは、コピーカードで伝説のクリーチャーを対消滅させるテクニックが存在したのも苦しかった(詳細はレジェンド・ルール#過去のルールを参照)。同時期に活躍した聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftへの対策カードとして重宝された幻影の像/Phantasmal Imageやファイレクシアの変形者/Phyrexian Metamorphが、そのままスラーンへの対策カードとなってしまっていたのだ。
このように苦手とする相手も多いが、モダンやエターナルでは有力なカード。特にエターナル環境は青を中心とした単体除去と打ち消しによるボードコントロールを重視するタイプのデッキが幅を利かせており、それらのデッキに有利である点を買われて採用の機会が増えている。レジェンド・ルールの変更によって以前のような対策も無効になっており、より安定性が上がったことも追い風となっている。呪禁バントでの切り札は勿論、出産の殻/Birthing Podや緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithなどのサーチカードを使ったデッキなら1枚挿しのシルバーバレット要員としても活用できる。
- かつて活躍したAutumn Willowやカヴーのカメレオン/Kavu Chameleonに比べてさらに強化されており、近年はクリーチャーの質が大きく向上しているのがよくわかる。
ストーリー
詳細はスラーン/Thrunを参照。
参考
- 壁紙・待受(WotC)
- WAR!/戦争だ!(Savor to Flavor 2011年1月17日 Doug Beyer著)
- シングルカードストラテジー:《最後のトロール、スラーン》(日本語版公式、文:津村健志)
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ミラディン陣営 - 神話レア