召喚士の契約/Summoner's Pact

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2018年3月4日 (日) 23:05時点における版


Summoner's Pact / 召喚士の契約 (0)
〔緑〕 インスタント

あなたのライブラリーから緑のクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。
あなたの次のアップキープの開始時に(2)(緑)(緑)を支払う。そうしないなら、あなたはこのゲームに敗北する。


契約は限定的なクリーチャーサーチ

サーチできる幅が狭いとはいえ、クリーチャーの色である緑ならば選択肢はよりどりみどり。強力ながら枚数を多くしたくない伝説のクリーチャーを確実に手札に持ってきたり、ザンティッドの大群/Xantid Swarmウークタビー・オランウータン/Uktabi Orangutanのようなカードシルバーバレットしたり、地壊し/Groundbreaker等の歩く火力を駄目押しに持ってきたり、クローサの拳バルー/Baru, Fist of Krosa壮大を補助したりできる。また多色カードでも緑さえ含んでいれば持ってこられるため、対戦相手呪文対応して神秘の蛇/Mystic Snakeを持ってきて打ち消したり、意志の力/Force of Will猛火の群れ/Blazing Shoalなどのピッチスペルに使うタネを持ってきたりすることもできる。

サイクルの特徴である、マナ支払いを後回しにできることがなによりのポイントで、サーチしたクリーチャーをそのまま唱えることができるので、そのターンに限ってはテンポを損なわない。インスタントである点も含めて、なかなか融通が利くカード

ただし、翌ターンに結構な量のマナを支払う必要があるため、結果的にテンポを大きく失ってしまう危険性を持つことには注意。使う枚数、タイミングに留意する必要がある。マナ基盤破壊に注意する必要があるのはサイクル全体に言えることだが、緑の場合はマナ・クリーチャー除去されてコストを支払えないということが格段に起こりやすく、注意が必要。

単純に使うと総合的な重さが響いてくるため扱いづらいものの、反面そのターンのうちに勝負が付いてしまうタイプのコンボデッキへの投入には非常に適している。変幻の大男/Protean Hulkのようなコンボ要素を成すクリーチャーを直接サーチできるし、Elvish Spirit Guideほくちの壁/Tinder Wallを持ってくれば一時的なマナ加速にもなる。コンボで瞬殺するつもりなら緑マナを用意する必要すらなく、モダンでは青単感染猛火の群れ/Blazing Shoalの種となる大祖始/Progenitusをサーチできるカードとして1枚挿しされていた。これ自身をトレイリア西部/Tolaria Westでサーチできるのも重要な点。またヴァラクートでは原始のタイタン/Primeval Titanの水増しに使われる。

2007年6月20日より、プリズマティック禁止カードに指定される。

関連カード

サイクル

未来予知契約サイクルコストは0マナだが、自分の次のアップキープの開始時にマナ支払わないと、ゲーム敗北する。

詳しくは契約のページを参照。

参考

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