水銀の精霊/Quicksilver Elemental
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*1つ目の起動型能力は、[[種類別]]第6種の[[能力]]追加[[効果]]であり、第3種の[[文章変更効果]]ではない。 | *1つ目の起動型能力は、[[種類別]]第6種の[[能力]]追加[[効果]]であり、第3種の[[文章変更効果]]ではない。 | ||
*文章中にその[[オブジェクト]]自身の[[カード名]]が書かれている場合、それを「水銀の精霊」と読みかえる(→{{CR|201.4b}})。 | *文章中にその[[オブジェクト]]自身の[[カード名]]が書かれている場合、それを「水銀の精霊」と読みかえる(→{{CR|201.4b}})。 | ||
+ | *水銀の精霊の起動型能力の解決時に、対象となったクリーチャーが持つ起動型能力をすべて得る。[[オーラ]]や[[装備品]]、その他の[[効果]]によってそのクリーチャーに与えられた起動型能力も得ることができる。解決後に対象となったクリーチャーが新たな起動型能力を得ても、それが水銀の精霊に追加されることは無い。逆に解決後に元のクリーチャーが起動型能力を失っても、水銀の精霊がそれによって得た起動型能力を失うこともない。 | ||
*1[[ターン]]に複数回[[起動]]すれば、複数のクリーチャーの起動型能力を得ることができる。ただし、[[関連している能力]]には注意。 | *1[[ターン]]に複数回[[起動]]すれば、複数のクリーチャーの起動型能力を得ることができる。ただし、[[関連している能力]]には注意。 | ||
**[[刻印]]が[[キーワード能力]]であった頃は、起動型の刻印によってカードを[[追放]]すれば、それは水銀の精霊によって「刻印された」ことになっていた。これを利用してクリーチャー化した[[等時の王笏/Isochron Scepter]]の能力を使って[[点数で見たマナ・コスト]]が3以上の[[インスタント]]・カードも[[唱える|唱え]]られた。現在では、これらは関連している能力になっているので不可能である。 | **[[刻印]]が[[キーワード能力]]であった頃は、起動型の刻印によってカードを[[追放]]すれば、それは水銀の精霊によって「刻印された」ことになっていた。これを利用してクリーチャー化した[[等時の王笏/Isochron Scepter]]の能力を使って[[点数で見たマナ・コスト]]が3以上の[[インスタント]]・カードも[[唱える|唱え]]られた。現在では、これらは関連している能力になっているので不可能である。 | ||
*[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]をクリーチャー化して[[忠誠度能力]]を得ても、1[[ターン]]に複数回起動することはできない。 | *[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]をクリーチャー化して[[忠誠度能力]]を得ても、1[[ターン]]に複数回起動することはできない。 | ||
**かつて[[忠誠度能力]]は、プレインズウォーカー以外が持つ場合は起動制限を持たなかった。そのため、忠誠度能力を得たら無限に起動することができた。 | **かつて[[忠誠度能力]]は、プレインズウォーカー以外が持つ場合は起動制限を持たなかった。そのため、忠誠度能力を得たら無限に起動することができた。 | ||
− | * | + | *起動型能力を与える[[装備品]]を装備したクリーチャー、起動型能力を得たこのカード自身や[[Lv系カード]]を対象に能力を使えば、[[タイムスタンプ]]にかかわらず増えた起動型能力を得る事が出来る。 |
*[[レオニンのボーラ/Leonin Bola]]のような「自身を[[はずす]]こと」を起動コストとする起動型能力を与える[[装備品]]を[[装備]]しているクリーチャーを対象に起動した場合、その能力を、その装備品をはずすことにより起動できる。 | *[[レオニンのボーラ/Leonin Bola]]のような「自身を[[はずす]]こと」を起動コストとする起動型能力を与える[[装備品]]を[[装備]]しているクリーチャーを対象に起動した場合、その能力を、その装備品をはずすことにより起動できる。 | ||
*これに[[詐欺の壁/Wall of Deceit]]のような「[[裏向き]]になる」起動型能力を与えて裏向きにすることができるが、これ自身は[[変異]]を持っていないので通常は[[表向き]]に戻れない。 | *これに[[詐欺の壁/Wall of Deceit]]のような「[[裏向き]]になる」起動型能力を与えて裏向きにすることができるが、これ自身は[[変異]]を持っていないので通常は[[表向き]]に戻れない。 |
2017年9月2日 (土) 15:44時点における版
Quicksilver Elemental / 水銀の精霊 (3)(青)(青)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
(青):クリーチャー1体を対象とする。水銀の精霊はターン終了時まで、それが持つすべての起動型能力を得る。(そのクリーチャーの名前を使う能力がある場合、代わりにこのクリーチャーの名前を使う。)
あなたは水銀の精霊の能力の起動コストを支払うのに、青マナがどの色マナでもあるかのように支払ってよい。
変わった起動型能力を持つクリーチャーが登場するとしばしば話題に上り、クリーチャーでなくてもクリーチャー化した上で使う方法が検討される。しかし、そのパーマネントが戦場にいなければならない、というのがネックで、話題になるばかりで実際に構築で活躍することは少ない。
リミテッドではタッパーやティムなど、強力なシステムクリーチャーの起動型能力を対戦相手のものも含めて得られるので、戦場に出ているクリーチャー次第な面はあるものの強力。特にトゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblinなどのパワーを参照する起動型能力との相性は抜群。
ルール
- 1つ目の起動型能力は、種類別第6種の能力追加効果であり、第3種の文章変更効果ではない。
- 文章中にそのオブジェクト自身のカード名が書かれている場合、それを「水銀の精霊」と読みかえる(→CR:201.4b)。
- 水銀の精霊の起動型能力の解決時に、対象となったクリーチャーが持つ起動型能力をすべて得る。オーラや装備品、その他の効果によってそのクリーチャーに与えられた起動型能力も得ることができる。解決後に対象となったクリーチャーが新たな起動型能力を得ても、それが水銀の精霊に追加されることは無い。逆に解決後に元のクリーチャーが起動型能力を失っても、水銀の精霊がそれによって得た起動型能力を失うこともない。
- 1ターンに複数回起動すれば、複数のクリーチャーの起動型能力を得ることができる。ただし、関連している能力には注意。
- 刻印がキーワード能力であった頃は、起動型の刻印によってカードを追放すれば、それは水銀の精霊によって「刻印された」ことになっていた。これを利用してクリーチャー化した等時の王笏/Isochron Scepterの能力を使って点数で見たマナ・コストが3以上のインスタント・カードも唱えられた。現在では、これらは関連している能力になっているので不可能である。
- プレインズウォーカーをクリーチャー化して忠誠度能力を得ても、1ターンに複数回起動することはできない。
- かつて忠誠度能力は、プレインズウォーカー以外が持つ場合は起動制限を持たなかった。そのため、忠誠度能力を得たら無限に起動することができた。
- 起動型能力を与える装備品を装備したクリーチャー、起動型能力を得たこのカード自身やLv系カードを対象に能力を使えば、タイムスタンプにかかわらず増えた起動型能力を得る事が出来る。
- レオニンのボーラ/Leonin Bolaのような「自身をはずすこと」を起動コストとする起動型能力を与える装備品を装備しているクリーチャーを対象に起動した場合、その能力を、その装備品をはずすことにより起動できる。
- これに詐欺の壁/Wall of Deceitのような「裏向きになる」起動型能力を与えて裏向きにすることができるが、これ自身は変異を持っていないので通常は表向きに戻れない。
- これに一部の反転カードの起動型能力を与えて反転させることはできるが、これ自身は反転カードではないので、位相が変化する以外の意味は特にない。
- これに一部の両面カードの「変身する」起動型能力を与えることはできるが、これ自身は両面カードではないので変身できない。
関連カード
他のカードの起動型能力を得るカード
- クラージ実験体/Experiment Kraj - +1/+1カウンターが置かれているクリーチャーの起動型能力を持つ。
- 技を借りる者/Skill Borrower - あなたのライブラリーの一番上のアーティファクトかクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。
- 壊死のウーズ/Necrotic Ooze - 墓地にあるクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。
- マイアの溶接工/Myr Welder - 墓地から追放したアーティファクト・カードの起動型能力を持つ。
- ヘイヴングルの死者/Havengul Lich - 墓地から唱えたクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。
- 闇の詐称者/Dark Impostor - 追放したクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。
- 偽善者、メアシル/Mairsil, the Pretender - 檻カウンターが置かれているアーティファクトかクリーチャー・カードの起動型能力を持つ。