死の神、イーガン/Egon, God of Death
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Egon, God of Death / 死の神、イーガン (2)(黒)
伝説のクリーチャー — 神(God)
Throne of Death / 死の玉座 (黒)
伝説のアーティファクト
伝説のクリーチャー — 神(God)
接死
あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地からカード2枚を追放する。そうできないなら、死の神、イーガンを生け贄に捧げカード1枚を引く。
Throne of Death / 死の玉座 (黒)
伝説のアーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、カード1枚を切削する。
(2)(黒),(T),あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を追放する:カード1枚を引く。
クリーチャーとアーティファクトのモードを持つ両面カード。第1面は規格外のマナレシオを持つ代わりに墓地のカードを追放するアップキープ・コストを持つ伝説の神。第2面はアップキープ毎に切削し、墓地のクリーチャー・カードをドローに変える伝説のアーティファクト。
- 第1面
- 非常にマナレシオが良く接死まで持つが、アップキープ・コストとして自分の墓地のカード2枚の追放を要求される。コストを支払えないと退場してしまうが、その際に1枚カードを引ける。
- 朽ちゆくレギサウルス/Rotting Regisaur並みの恐ろしい戦闘力だが、手札を食わせるだけで下準備自体はいらずに突貫するアグロが成り立ったそちらとは異なり、あくまで墓地を肥やしていかないと戦場で維持はできない。とはいえ6/6接死は2ターンも戦場に立っていれば戦況を左右しうるスペックなので除去の的になる事も多く、実際のところは長期間の維持を無理に狙わずともある程度の働きはできるし、墓地対策を受けてコストが支払えなくてもドローでリスク回避できる。
- 接死も本来大型クリーチャーについても気休めになりやすい能力だが、イーガンの場合は止めに来る複数のブロック・クリーチャーを確実に処理できるという意味で利便性が高い。
- 第2面で置く事が多いこのカードにとって戦場のイニシアティブを握り返せるうえ、役割が被らないこの第1面はとても重要。
- 第2面
- 自分のターンはじめに1枚切削するアーティファクト。さらに3マナと墓地のクリーチャー・カードの追放でカードを1枚引ける起動型能力を持つ。使用感としては往年の写本裁断機/Codex Shredderを墓地肥やし専用としたものに近い。
- 死の玉座単体では墓地の増え方は緩やかだが、脱出やフラッシュバック等墓地リソースを活用するカードを入れたデッキであれば有効に働く。1ターン目に置物として設置でき、さらにそれがマナフラッド対策も兼ねているという点で使い切りの墓地肥やし呪文に勝るとも劣らない。
総合して墓地をリソースとするデッキにおいて両面の選択肢で最低限の活躍を担保したカードと言える。自らのみで墓地を肥やしつつもある程度の勝利手段(ファッティ)へと転換もでき、完成度が高いカード。
スタンダードではサクリファイス系のデッキに脱出ギミックと併用して用いられる。
- 第1面はガージゴスト/Gurzigostの下位種に近しいが、序盤に出せる墓地食いヘビーパンチャーとしてはヨツンの兵卒/Jotun Gruntを思い出させる。
- 第1面の「あなたの墓地からカード2枚を追放する。そうできないなら、」という部分は、コストである。部分的な支払いはできないので、墓地に1枚しかカードがない場合は追放されない(CR:118.12、CR:118.3)。また、任意性はないため、2枚以上のカードがあるなら追放しないことは選べない。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
カルドハイムの神サイクル。モードを持つ両面カードで、第1面は神である伝説のクリーチャー、第2面は伝説のパーマネント。第1面はいずれも単色だが、第2面は多色のものも含まれる。神話レアに5枚、レアに7枚存在する。
- 神話レア
- 戦闘の神、ハルヴァール/Halvar, God of Battle - 領界の剣/Sword of the Realms(白)
- 星界の神、アールンド/Alrund, God of the Cosmos - 囁く鴉、ハーカ/Hakka, Whispering Raven(青)
- 嘘の神、ヴァルキー/Valki, God of Lies - 星界の騙し屋、ティボルト/Tibalt, Cosmic Impostor(黒、黒赤)
- 怒りの神、トラルフ/Toralf, God of Fury - トラルフの鎚/Toralf's Hammer(赤)
- 樹の神、エシカ/Esika, God of the Tree - 虹色の橋/The Prismatic Bridge(緑、白青黒赤緑)
- レア
- 傑士の神、レーデイン/Reidane, God of the Worthy - 守護者の盾、ヴァルクミラ/Valkmira, Protector's Shield(白)
- 航海の神、コシマ/Cosima, God of the Voyage - 領界船/The Omenkeel(青)
- 死の神、イーガン/Egon, God of Death - 死の玉座/Throne of Death(黒)
- 恐怖の神、ターグリッド/Tergrid, God of Fright - ターグリッドのランタン/Tergrid's Lantern(黒)
- 語りの神、ビルギ/Birgi, God of Storytelling - 豊潤の角杯、ハーンフェル/Harnfel, Horn of Bounty(赤)
- 冬の神、ヨーン/Jorn, God of Winter - 霧氷杖、カルドリング/Kaldring, the Rimestaff(緑、青黒)
- 種族の神、コルヴォーリ/Kolvori, God of Kinship - リングハルトの紋/The Ringhart Crest(緑)
[編集] ストーリー
イーガン/Egonは、カルドハイム/Kaldheimのスコーティ/The Skotiの一柱で、死の神。男性。年を取るほど若返るため、外見は十代。常にスコーティの凋落を予言している。
詳細はイーガン/Egonを参照。