絡み森/The Tangle
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ミラディン/Mirrodinにあるグリッサ/Glissaの故郷の森の名前。
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[編集] 概要
一見すると樹木が生えているように見えるが、それらは生組織ではなく捻れた巨大な銅で出来ている(イラスト)。木が緑色に見えるのは緑青(ろくしょう)によるものであり、住人はこの緑青をMolderと呼んでいる。これら銅の木の一つが伝承の樹/Tree of Talesことテル=ジラード/Tel-Jiladであり、そこにはミラディンの歴史が刻まれている。
森の奥には聖地ラディックス/the Radixが存在しており、The Darksteel Eyeの物語の最後にここから緑の太陽が昇り、第五の夜明けが訪れた。
主にシルヴォク/Sylvok、ヴィリジアン/Viridian、トロール/Troll達が居住していた。
[編集] ミラディンの傷跡ブロック
早期から新ファイレクシア/New Phyrexiaの侵略に晒され、悪意の大群/Vicious Swarmの勢力下に置かれてしまう。現在の絡み森は社会的構造の存在しない、弱肉強食の掟のみが支配する世界と化している。
銅の樹木に覆われた森という基本的な構造は変わってはいないが、地表は薄層/The laminaと呼ばれる菌類のような肉質の繊維に覆われている。まるでメフィドロス/Mephidrossに侵食されたかのように完全な沼地となった場所も存在する。また、地面からは黄色い膿のようなものが染み出しており熟れすぎた果実のような腐敗臭を放っている。
上層部はまだ比較的侵食の影響を受けていないが、キャンブリーの庭/The Cambree Gardenだけは例外である。そこはかつてのテル=ジラード近辺にある巨木の頂上であり、グリッサ/Glissaとその下僕達の本拠地となっている。
絡み森にはグリッサの指導のもと獣達が溢れかえっている。その多くは有機的な肉体とファイレクシアの金属、薄層、摘出された肉片の奇妙な融合体である。グリッサとその処罰者達は自然淘汰を加速させることで、より強力で凶悪な存在の出現を図り、「大いなる業」を進めようとしている。
[編集] 登場
[編集] カード名に登場
- ダークスティール
- 絡み森の脈動/Pulse of the Tangle、絡み森を歩む者/Tanglewalker、絡み森の蜘蛛/Tangle Spider、絡み森のゴーレム/Tangle Golem
- フィフス・ドーン
- 絡み森のアスプ/Tangle Asp
- ミラディンの傷跡
- 絡み森の主/Liege of the Tangle、絡み森の鮟鱇/Tangle Angler
- ミラディン包囲戦
- 絡み森のカマキリ/Tangle Mantis、絡み森の大男/Tangle Hulk
- 新たなるファイレクシア
- 絡み森の大長/Chancellor of the Tangle
[編集] フレイバー・テキストに登場
- ミラディン
- 血の臭い/Bloodscent、板金鎧の金屑ワーム/Plated Slagwurm、ヴィリジアンの社交家/Viridian Joiner、テル=ジラードの射手/Tel-Jilad Archers、マラカイトのゴーレム/Malachite Golem、針虫/Needlebug、絡み花/Tanglebloom
- ダークスティール
- 老いざる精体/Ageless Entity、ファングレンの初仔/Fangren Firstborn、滋養/Nourish、懲戒の儀式/Rebuking Ceremony、絡み森のゴーレム/Tangle Golem
- ミラディンの傷跡
- 冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires、煙霧吐き/Fume Spitter、腐食獣/Molder Beast、銅線の地溝/Copperline Gorge、剃刀境の茂み/Razorverge Thicket
- ミラディン包囲戦
- コスの急使/Koth's Courier、絡み森のカマキリ/Tangle Mantis、不自然な捕食/Unnatural Predation、刃の歩哨/Bladed Sentinel
[編集] 登場記事・登場作品
- Mirrodin Environments: Green(2003年11月19日 Wizards of the Coast著)
- The Terms of Engagement/約束の時 (Internet Archive) (Savor the Flavor 2010年9月22日 Doug Beyer著)
- A Planeswalker's Guide to New Phyrexia: The Vicious Swarm / プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その4(Internet Archive)(Savor the Flavor 2011年4月27日 Magic Creative Team著)