復讐に燃えた犠牲者、ドロテア/Dorothea, Vengeful Victim

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Dorothea, Vengeful Victim / 復讐に燃えた犠牲者、ドロテア (白)(青)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)

飛行
復讐に燃えた犠牲者、ドロテアが攻撃するかブロックするかしたとき、戦闘終了時に、これを生け贄に捧げる。
降霊(1)(白)(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを変身させた状態で降霊コストで唱えてもよい。)

4/4
Dorothea's Retribution / ドロテアの報復
〔白/青〕 エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントしているクリーチャーは「このクリーチャーが攻撃するたび、飛行を持つ白の4/4のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークン1体をタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。戦闘終了時に、そのトークンを生け贄に捧げる。」を持つ。
ドロテアの報復がいずこかから墓地に置かれるなら、代わりにこれを追放する。


イニストラード:真紅の契りで登場した、降霊オーラ変身する両面カード

第1面濃霧の精霊/Fog Elementalのような生け贄に捧げるデメリットがあるがマナレシオが高い伝説のスピリット。1回戦闘しただけで死亡するため極端に場持ちは悪いが、2マナにして4/4飛行というのは破格。とりあえずこれで軽く削った後、墓地に落として降霊に繋ぐのが基本運用となる。マナカーブもきれいに繋がり、召喚酔いが解け次第攻撃して墓地に落とした後、1ターン目に出しておいた別のクリーチャーにオーラとしてつける、という動きが容易に可能。仮に出した返しに対戦相手が殴りに来ていたりしたら、3ターン目からオーラとして戦力になれる。

第2面聖トラフトの祈祷/Invocation of Saint Traftほぼそのまま。一度墓地を経由する必要があり、生成されたトークン追放でなく生け贄に捧げるようになったが、概ね同じ感覚で使用できる。

ちなみに、第1面は伝説だが第2面は伝説ではない。前述した通り第1面は極端に死にやすい性質上、伝説のクリーチャーでありながら2枚目以降を引いてきても困らないという特性を持っている。

リミテッドでは第2面の能力がとにかく強烈。破壊不能回避能力タフネス偏重のクリーチャーにつけた場合、毎ターン4/4飛行で殴りかかることができる。第1面も使い捨てとはいえ、ブロッカーの薄い序盤に4点火力のように扱えるし、自身もブロッカーとして二回り以上コスト重いフライヤーとも相討ちに持ち込める性能があり便利。

構築においても実績を残した先達同様に働ける可能性が高い。ただし、一度墓地を経由する性質から墓地対策カードに弱くなっており、構築ではリミテッド以上に墓地から追放したりライブラリーに埋めてしまう手段が多く、また降霊、フラッシュバックの存在や汎用性の高いカードの多さから採用率も高め。それらに処理されてしまえば多色な代わりに1マナ軽いだけの濃霧の精霊相当。変身後がオーラであることも含め、アドバンテージの損失に繋がりやすいという弱点がある。落とすタイミングには要注意。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

イニストラード:真紅の契りレアの2伝説のクリーチャーサイクル

[編集] ストーリー

ドロテア/Dorotheaイラスト)はイニストラード/Innistradオリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenの犠牲になった女性の霊/Geist

ドロテアはオリヴィア・ヴォルダーレンが長年に渡って無慈悲に殺戮してきた無数の人間のひとり――そして今や、オリヴィアの婚礼衣装に囚われた多数の魂のひとつである。生前は熟達の邪術師であったドロテアは、血統の魔術を専門としている。もしもオリヴィアの衣装から解放されたなら、彼女は相当な実力の血魔術を振るって戦うだろう。偶然にも、オリヴィアの結婚式を襲撃した聖戦士/Catharの中には、彼女のひ孫がいるのだ……

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

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