聖トラフトの祈祷/Invocation of Saint Traft
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Invocation of Saint Traft / 聖トラフトの祈祷 (1)(白)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「このクリーチャーが攻撃するたび、飛行を持つ白の4/4の天使(Angel)クリーチャー・トークンを1体タップ状態で攻撃している状態で生成する。戦闘終了時にそのトークンを追放する。」を持つ。
エンチャントしたクリーチャーに聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftの攻撃時に天使トークンを生成する能力を与えるオーラ。呪禁は与えないものの、私をクリーチャーにしてカードの一種といえる。
天使トークン生成による聖トラフトの霊の驚異的なクロックを再現している。さすがに本家聖トラフトの霊には及ばないが、3マナで飛行4点クロックは充分に驚異の性能である。
本家は呪禁によって単体除去に強かったが、こちらは呪禁がなく、オーラであり死亡時のアドバンテージの損失も大きいので、むしろ単体除去には弱くなっている。P/T修整もないので、可能な限り除去耐性や回避能力を持って安定してクロックを刻めるクリーチャーにエンチャントしたい。
- 後に登場したドロテアの報復/Dorothea's Retributionは(降霊)コストも含めてほぼ同等の性能を持つ。あちらも霊/Geistに関連したカードである。
- 聖トラフトの霊とはマナ・コストが全く同じ。そのため、このカードの登場により「聖トラフトの霊本人は0マナ2/2呪禁である」と冗談も生まれた。聖トラフトの霊がいかに凄まじい性能だったかを物語っている。
- イラストに描かれたトラフト/Traftに守護されている女性は、よく見ると左手の指が一本欠けて失われている。この女性はトラフトが命を落とした戦いに挑んだ際に救った少女である。トラフトは死後も、自身の後継者となり偉大な悪魔殺しの戦士となった彼女を見守り続けたという[1]。
- 作中では彼女が失った指は「人差し指/index finger」であると明記されている一方、イラストで欠けている指は薬指であり、矛盾している[2]。単純な間違いの可能性もあるが、おそらくは矛盾を承知ではっきりと欠損がわかる位置にある指に変更したものと思われる。
[編集] 脚注
- ↑ Saint Traft and the Flight of Nightmares/聖トラフトと空駆る悪夢(Magic Story 2016年7月13日 James Wyatt著)
- ↑ The Saint, the Geist, and the Angel/聖者、幽霊、そして天使(Savor The Favor 2011年9月14日 Doug Beyer著)