幽霊火/Ghostfire

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*無色関係のカードは[[年経たカヴー/Ancient Kavu]]等、赤のお家芸である。
 
*無色関係のカードは[[年経たカヴー/Ancient Kavu]]等、赤のお家芸である。
 
*[[Ghostly Flame]]とは、[[カード名]]や[[効果]]について類似点が多い。
 
*[[Ghostly Flame]]とは、[[カード名]]や[[効果]]について類似点が多い。
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*[[ゲートウォッチの誓い]]では、これの[[下位種]]である[[現実の流出/Reality Hemorrhage]]が登場。
 
*[[#ストーリー|後述のストーリー]]の通り、このカードは[[ウギン/Ugin]]、つまり[[ゼンディカー・ブロック]]や[[タルキール覇王譚ブロック]]と関わりが深い。その[[ブロック (総称)|ブロック]]の[[エルドラージ覚醒]]で無色呪文が登場していることも意図的なものだろう。
 
*[[#ストーリー|後述のストーリー]]の通り、このカードは[[ウギン/Ugin]]、つまり[[ゼンディカー・ブロック]]や[[タルキール覇王譚ブロック]]と関わりが深い。その[[ブロック (総称)|ブロック]]の[[エルドラージ覚醒]]で無色呪文が登場していることも意図的なものだろう。
 
**ただし、幽霊火自身はエルドラージ覚醒では収録されなかった。[[Doug Beyer]]によれば、エルドラージ覚醒に幽霊火が収録されなかったのは「エルドラージ覚醒のコンセプトに合わない」ため。エルドラージ覚醒のアーティファクトではない無色呪文は全て[[エルドラージ/Eldrazi]]側のカードで、その全てがエルドラージの[[クリーチャー・タイプ]]を持っているが、それに対して幽霊火はそのエルドラージと対峙した側である[[ウギン/Ugin]]の呪文である。つまり、「幽霊火はエルドラージ呪文ではないから収録されなかった」というのが公式見解である。([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/87 公式サイトコラム])
 
**ただし、幽霊火自身はエルドラージ覚醒では収録されなかった。[[Doug Beyer]]によれば、エルドラージ覚醒に幽霊火が収録されなかったのは「エルドラージ覚醒のコンセプトに合わない」ため。エルドラージ覚醒のアーティファクトではない無色呪文は全て[[エルドラージ/Eldrazi]]側のカードで、その全てがエルドラージの[[クリーチャー・タイプ]]を持っているが、それに対して幽霊火はそのエルドラージと対峙した側である[[ウギン/Ugin]]の呪文である。つまり、「幽霊火はエルドラージ呪文ではないから収録されなかった」というのが公式見解である。([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/87 公式サイトコラム])

2016年1月14日 (木) 01:30時点における版


Ghostfire / 幽霊火 (2)(赤)
インスタント

幽霊火は無色である。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。幽霊火はそれに3点のダメージを与える。


未来予知で登場した無色火力呪文マナ・コスト欄に赤マナマナ・シンボルがあるので通常ならの呪文であるが、カードはルールに勝つマジックでは、カードに「無色である」と記述されたこの呪文は無色である。カード枠も赤くないアーティファクトのカード枠とも違う色合いである。

マジック黎明期よりプロテクション防御円対策に躍起になっていた赤にとっては、待望の1枚である。とはいえ普通に使う分には3マナ3点は構築では少々力不足。防御円相手にはこれだけダメージが通っても他のカードのダメージが通らなければそれほど意味が無いというのも痛いところである。無論リミテッドでは除去として重宝する。比較的変則的な除去が多い未来予知の中では素直な性能であり、使いやすい。

ルール

ストーリー

幽霊火/Ghostfireには、精霊ドラゴン、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonを信仰する修道士が透明な炎で犠牲者を焼き殺す姿が描かれている(イラスト)。フレイバー・テキストLexicon of the Futureによると、この修道士は第3の眼を授かり、ウギンの不可視の炎の息を見る能力と使用する能力を与えられる。フレイバー・テキストでは、この第3の眼を指してウギンの目/Eye of Uginと呼んでいるものと思われるが、ゼンディカー・ブロックのストーリーではウギンの目は地名として登場している。

  • 未来予知タイムシフトマジックそのものの未来を表すという性格がある。このカードはメカニズムの新しさもさることながら、プレインズウォーカー・コミックに始まりゼンディカー・ブロックやタルキール覇王譚ブロックのストーリーへと繋がる伏線が込められている。上記のウギンとの関連性に加え、カードのイラストの修道士の刺青や周囲の紙に書かれた文字が、コミックの壁画やウギンの巻き物の紋様に良く似ている点も挙げられる。
  • 未来予知当時の翻訳で、「ウギン」および「ウギンの目」は「ウージン」および「ウージンの眼」となっていた(→ウギン/Ugin#訳語参照)。
  • ウギンの故郷、タルキール/Tarkirではジェスカイ道/The Jeskai Wayの魔術の秘奥として伝わっている。彼らもまた「龍眼/Eye of the Dragon」をシンボルとしている。

参考

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