グリセルブランド/Griselbrand

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*[[発掘]]との相性も良好。[[墓地]]が十分に肥えていれば一度の[[起動]]で[[ライブラリー]]を空にすることも不可能ではない。
 
*[[発掘]]との相性も良好。[[墓地]]が十分に肥えていれば一度の[[起動]]で[[ライブラリー]]を空にすることも不可能ではない。
 
*[[イニストラード・ブロック]]の最後を飾る大物として、発売前にストーリーとカード画像とがいち早く公開された(下記リンク参考)。しかしその記事の中で、復活したはいいものの特に見せ場なくあっさりと最期を迎えることまで紹介されてしまった。
 
*[[イニストラード・ブロック]]の最後を飾る大物として、発売前にストーリーとカード画像とがいち早く公開された(下記リンク参考)。しかしその記事の中で、復活したはいいものの特に見せ場なくあっさりと最期を迎えることまで紹介されてしまった。
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*グリ'''セ'''ルブランド。グリゼルブランドではない。
  
 
[[統率者戦]]では、[[マナ・コスト]]が重いものの、戦場に出たら容易に手札を稼げる、初期[[ライフ]]が高めである為能力を複数回起動しやすい、等の理由から2012年6月20日([[Magic Online]]では6月27日)より禁止カードに指定された。
 
[[統率者戦]]では、[[マナ・コスト]]が重いものの、戦場に出たら容易に手札を稼げる、初期[[ライフ]]が高めである為能力を複数回起動しやすい、等の理由から2012年6月20日([[Magic Online]]では6月27日)より禁止カードに指定された。

2013年12月29日 (日) 02:15時点における版


Griselbrand / グリセルブランド (4)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、絆魂
7点のライフを支払う:カードを7枚引く。

7/7

希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hopeと双璧を成す伝説のデーモン。いかにもの大物らしく「デカい重い色拘束が強い」と三拍子揃った基本スペックに加え、ライフを犠牲にした大量ドロー能力を持つ。

ビートダウンに対しては絆魂持ちの大型クリーチャーとしてダメージレースを制圧し、ライフを攻めてこないコントロールに対しては大きなカード・アドバンテージを稼げる。さらに2つの能力が噛み合っており、戦闘を繰り返すことで何度でもドロー能力を使うことができる。

除去耐性としては黒いことと高タフネスであることだけで、あくまでそれなり。しかし除去対応して7枚以上の手札を確保でき、もしその中にカウンターがあれば打ち消すことで守れるし、あるいは次のグリセルブランドがあれば再び召喚できるので、間接的にではあるが除去に強いと言える。その際に撃たれたのが剣を鍬に/Swords to Plowshares糾弾/Condemnであれば、起動コストに支払ったライフが帳消しになるのも魅力。とはいえやはりライフ消費が激しいのは無視できない欠点で、これを除去できる上にライフを詰めてくるデッキ、例えばDelver-Bladeなどは苦手な相手。

総じて優秀なクリーチャーだが、その分8マナととにかく重いのが難点。普通に使うフィニッシャー候補としてはもっと軽いライバルが多く、スタンダードでは扱いづらい。

しかし、リアニメイトなどでマナ・コストを踏み倒して戦場に出すクリーチャーとしては強力であるため、その手の踏み倒し手段が豊富な環境では一気に強さを増す。他の大型クリーチャーと比べてデッキのキーカードに繋げられる点が心強く、レガシーでは登場直後からさっそく活躍を見せている。

  • パワー、タフネス、ライフコスト、ドロー枚数と、カード内に7が多い。なお点数で見たマナ・コストは7ではないので注意。
    • Mark Rosewaterは「私がデザインしたのであれば、コストは7にしていただろう」と述べ、実際デベロップでも同様の意見はあったが、デベロップ・チームが8マナでも強過ぎると判断したために現在の設定となった。
  • ドロー効率は「ライフ1点につきカード1枚」であり、ある意味でヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainの調整版とも言える。ピットサイクルのようなチェイン・コンボのパーツになれる可能性もある。
    • この強烈なドロー能力から、ライフが潤沢かつ安価に出せるならば、攻撃に有効活用できなくとも十分に有効。
  • 騙し討ち/Sneak Attackとは強烈なシナジーを形成する。グリセルブランド自身が騙し討ちで呼び出す大型クリーチャーとして及第点の能力を持っているだけではなく、ドロー能力で次のアタッカーを用意する事で息切れを防ぐ事ができる。攻撃目当てでなくとも1マナでインスタント・タイミングで戦場に出すことができるため、ブロックして得たライフからドローしたり、あるいはドローだけのために戦場に出すことも容易。スニークアタックでは早くも採用され結果を残している。
  • 発掘との相性も良好。墓地が十分に肥えていれば一度の起動ライブラリーを空にすることも不可能ではない。
  • イニストラード・ブロックの最後を飾る大物として、発売前にストーリーとカード画像とがいち早く公開された(下記リンク参考)。しかしその記事の中で、復活したはいいものの特に見せ場なくあっさりと最期を迎えることまで紹介されてしまった。
  • グリルブランド。グリゼルブランドではない。

統率者戦では、マナ・コストが重いものの、戦場に出たら容易に手札を稼げる、初期ライフが高めである為能力を複数回起動しやすい、等の理由から2012年6月20日(Magic Onlineでは6月27日)より禁止カードに指定された。

ストーリー

グリセルブランド/Griselbrandは、最も強大なイニストラード/Innistradの悪魔。アヴァシン/Avacynと正面から戦い、獄庫/Helvaultへ封印される間際、彼女の心臓に槍を打ち込み共に獄庫へと封じられた。その後、かつて彼と魂の契約を結んだリリアナ/Lilianaの計画により獄庫は破壊され、再び外の世界へ解放された。

復活した彼は、再び力を溜め天使への復讐を完遂するために配下の悪魔と共に灰口(アシュマウス)に逃げ込んだ。だが既にリリアナが先回りをしており、彼に契約からの解放を迫った。交渉が不可能だと知った悪魔は彼女を殺そうとするが、強大な鎖のヴェールの力はグリセルブランドをこの世から消滅させた。

登場

カード名に登場

イニストラード
グリセルブランドの信奉者/Disciple of Griselbrand
アヴァシンの帰還
グリセルブランドの猟犬/Hound of Griselbrandグリセルブランドの巻物/Scroll of Griselbrand

フレイバー・テキストに登場

イニストラード
グリセルブランドの信奉者/Disciple of Griselbrand、業火への突入/Infernal Plunge

登場記事

参考

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