溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches
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土地
溶岩爪の辺境はタップ状態で戦場に出る。
(T):(黒)か(赤)を加える。
(1)(黒)(赤):ターン終了時まで、溶岩爪の辺境は「(X):このクリーチャーはターン終了時まで+X/+0の修整を受ける。」を持つ黒であり赤である2/2のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
黒赤のミシュラランドは、悪魔骨の鞭/Demonspine Whipと同様のパンプアップ能力を内蔵した2/2クリーチャーになる。
クリーチャー化にマナを使い、高い打撃力を得るためにはさらにマナをつぎ込まなければならないので効率が悪い。黒赤はマナ効率重視やスピードの速いデッキが多いためタップインであることも問題で、サイクルの中ではやや低い評価を受けている。
とはいえ腐っても2色のマナを出せるミシュラランドであり、十分使用に値するカードである。黒赤には手札破壊や除去が各種揃っており、インスタント除去やブロッカーを排除することで活躍することもできるだろう。ゲーム後半ではスキあらば強烈な一撃を与えることができ、対戦相手にかかるプレッシャーもかなりのものである。
スタンダードではジャンドコントロールやグリクシスコントロールで、もう一方のミシュラランドに次ぐ第二候補として2枚ほど採用されていた。また黒赤吸血鬼でも使われている。
- クリーチャー化した際に得る能力は「(1):このクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。」とほぼ同義。一応、起動コストにXを含む形になっているため、曲がりくねりのロシーン/Rosheen Meandererから生みだされたマナを使える点や、0マナ起動を無限に繰り返すことで消えざる焼け刃/Ceaseless Searbladesを無限強化できるという違いがある。
- カジュアルレベルだが、パワー2という低さもゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunnelerなどでアンブロッカブルにする手段が増えるというメリットがある。
- “Reach”は「辺境」の他にも「届く範囲」という意味にも読める。この土地に踏み込んだ者は、文字通りに「溶岩の爪が届く範囲」に入ってしまったことをすぐに思い知るだろう。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ワールドウェイクの友好色ミシュラランドサイクル。タップインデュアルランドでもあり、対応する2色のマナを支払うことでクリーチャー化する。
- 天界の列柱/Celestial Colonnade(白青)
- 忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(青黒)
- 溶岩爪の辺境/Lavaclaw Reaches(黒赤)
- 怒り狂う山峡/Raging Ravine(赤緑)
- 活発な野生林/Stirring Wildwood(緑白)
同エキスパンションには、アンタップインで無色版の戦慄の彫像/Dread Statuaryもある。
戦乱のゼンディカー・ブロックの対抗色ミシュラランドサイクル。タップインデュアルランドでもあり、対応する2色のマナを支払うことでクリーチャー化する。白黒と緑青が戦乱のゼンディカー、残りはゲートウォッチの誓いが初出。
- 乱脈な気孔/Shambling Vent(白黒)
- さまよう噴気孔/Wandering Fumarole(青赤)
- 風切る泥沼/Hissing Quagmire(黒緑)
- 鋭い突端/Needle Spires(赤白)
- 伐採地の滝/Lumbering Falls(緑青)