月のドルイド、ルカミナ/Lukamina, Moon Druid
提供:MTG Wiki
MTGアリーナ専用カード
Lukamina, Moon Druid / 月のドルイド、ルカミナ (2)(緑)伝説のクリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
自然の化身 ― 専門化(3)。あなたが6つ以上の土地をコントロールしていなければ起動できない。
月のドルイド、ルカミナが戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていた場合、基本土地タイプを持つ土地・カード1枚を抽出する。
アーティスト:Zara Alfonso
唱えて戦場に出たとき、基本土地を1枚抽出する伝説の人間・ドルイド。
基本骨格は専門化を得た代わりに伝説のクリーチャーになり、持ってくる土地が基本土地からランダムになった上に、ETBの誘発が条件付きになった護民官の道探し/Civic Wayfinder。登場時のアルケミーには護衛官の道探しやその同型再版は存在しないので単に土地をサーチする手段として使っても下位互換になる訳ではないものの、カードパワー的にも基本的には専門化を前提として使いたいところ。
専門化にも土地が6つ以上という条件があるが、コスト自体はそう重い訳ではない。(複数搭載している場合はランダムだが)自力で専門化用のカードを持ってこれるため、ハンド・アドバンテージを失わずに済む。また、共通して死亡した場合、専門化していると戦場に戻ってくる誘発型能力を備えている。追放は防げないし、専門化も解けるので連続で除去されると戻って来れないが盤面の損失を補填しつつ、生き残りさえすれば再び専門化することが可能になり、ランプ戦術の場合には終盤で引いてきてしまった土地サーチやマナ加速手段を盤面に還元させられる。ちなみに専門化が解けることから、戻ってきたあとに別の色に専門化させることもできる。
リミテッドではハンド・アドバンテージを失わずに展開しつつ4マナ域に確実に繋げられ、専門化後は戦力としても期待できる優秀な神話レア。滅多に見かけることは無いが、見つけた場合は速やかにピックしておきたい。
- 原作ダンジョンズ&ドラゴンズには登場しない、マジックオリジナルのキャラクター。
専門化先
カード名・マナ・コスト以外で共通していない部分は太字で表す。イラスト(とアーティスト)はそれぞれ全く異なる。
白:
MTGアリーナ専用カード
Lukamina, Hawk Form / 鷹形態、ルカミナ (2)(緑)(白)伝説のクリーチャー — 鳥(Bird) ドルイド(Druid)
飛行、絆魂
鷹形態、ルカミナが死亡したとき、これの専門化は解ける。これによりこれの専門化が解けたなら、これをタップ状態で戦場に戻す。
アーティスト:Julie Dillon
白の専門化は飛行と絆魂の獲得。純粋に中堅フライヤーとして活躍させられる。特に癖が無い使いやすい1枚。
青:
MTGアリーナ専用カード
Lukamina, Crocodile Form / クロコダイル形態、ルカミナ (2)(緑)(青)伝説のクリーチャー — クロコダイル(Crocodile) ドルイド(Druid)
このクリーチャーが専門化したとき、対戦相手がコントロールしていて土地でないパーマネント1つを対象とする。それをタップする。あなたがクロコダイル形態、ルカミナをコントロールし続けているかぎり、そのパーマネントはそれのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
クロコダイル形態、ルカミナが死亡したとき、これの専門化は解ける。これによりこれの専門化が解けたなら、これをタップ状態で戦場に戻す。
アーティスト:Simon Dominic
青の専門化は土地でないパーマネントのタップ+アンタップ制限。実質、手札1枚を疑似除去に変更しているような効果。リミテッドでは効果が大きいし、構築では疑似除去は信用度が落ちるとはいえ、繰り返し使える上にオーラでなく、エンチャント対策では割られない点も長所。
黒:
MTGアリーナ専用カード
Lukamina, Scorpion Form / 蠍形態、ルカミナ (2)(黒)(緑)伝説のクリーチャー — 蠍(Scorpion) ドルイド(Druid)
接死
蠍形態、ルカミナは可能ならブロックされなければならない。
蠍形態、ルカミナが死亡したとき、これの専門化は解ける。これによりこれの専門化が解けたなら、これをタップ状態で戦場に戻す。
アーティスト:Jason Kang
黒の専門化は接死とブロック強制の獲得。ブロッカーは対戦相手が選べる。大抵の場合は中堅どころと相討ちになるだろうが、手札1枚と対戦相手のクリーチャーを交換しているようなもので、専門化の瞬間に隙があるものの、カード・アドバンテージ面としては悪くないし、盤面に2/2を残せる。
赤:
MTGアリーナ専用カード
Lukamina, Wolf Form / 狼形態、ルカミナ (2)(赤)(緑)伝説のクリーチャー — 狼(Wolf) ドルイド(Druid)
威迫
このクリーチャーが専門化するか攻撃するたび、緑の2/2の狼(Wolf)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
狼形態、ルカミナが死亡したとき、これの専門化は解ける。これによりこれの専門化が解けたなら、これをタップ状態で戦場に戻す。
アーティスト:Maria Zolotukhina
赤の専門化は威迫の獲得。また専門化した時点と攻撃ごとに狼・クリーチャー・トークンを生成できる。専門化した時点で手札を捨てる部分の補填をしており、攻撃に参加させられれば更にアドバンテージを得られる。威迫とそこそこのサイズにより1:2以上の交換も比較的狙いやすい。
クリーチャー・タイプが変化する点を最も活かしやすい形態でもある。登場時の狼男は狼にも影響を与えるものが多く、本人とトークン双方が恩恵を受けられる。
緑:
MTGアリーナ専用カード
Lukamina, Bear Form / 熊形態、ルカミナ (2)(緑)(緑)伝説のクリーチャー — 熊(Bear) ドルイド(Druid)
あなたがコントロールしていてこれでないすべてのクリーチャーは+1/+1の修整を受けトランプルを持つ。
熊形態、ルカミナが死亡したとき、これの専門化は解ける。これによりこれの専門化が解けたなら、これをタップ状態で戦場に戻す。
アーティスト:Wisnu Tan
緑の専門化は他のクリーチャーへの小さな修整とトランプルの付与。本人の戦闘能力は他の色に劣る分、横並びした状況で非常に強い。特にクリーチャーが並びやすいリミテッドでは事実上のエンドカードになれる。構築においても、前述の通り専門化の短所は軽くなっているし、緑にはトークンを並べる手段が多数存在するので打点の底上げに役立つ。
- 実装時の日本語版では青と黒の専門化先(クロコダイル形態と蠍形態)の死亡誘発型能力に、赤の専門化先と同じく「狼形態、ルカミナが死亡したとき」と記載されている誤植がある。
- 英語版でこの3形態には「When Lukamina die」とだけ記載されており、形態の記載は無い。一方で緑には「When Lukamina, Bear Form die」、白には「When Lukamina, Hawk Form die」と形態が記載されている。
- 専門化後共通の死亡時に専門化が解けるのは、当時の現行D&D第5版(2014年版)におけるドルイドの能力「自然の化身」において、変身後の形態が死亡すると元は無傷で変身が解除されることを再現したものだろうか。