常夜会一家の介入者/Obscura Interceptor

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Obscura Interceptor / 常夜会一家の介入者 (1)(白)(青)(黒)
クリーチャー — タコ(Octopus) ウィザード(Wizard)

瞬速
絆魂
常夜会一家の介入者が戦場に出たとき、これは謀議する。これによりこれが謀議したとき、呪文最大1つを対象とする。それをオーナーの手札に戻す。(クリーチャーが謀議するなら、カード1枚を引き、その後カード1枚を捨てる。あなたが土地でないカードを捨てたなら、そのクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)

3/1

瞬速を持ち、ETB謀議呪文バウンスを行うタコウィザード

色拘束は厳しいが、手札の質を向上させつつ対戦相手展開を遅らせ絆魂持ちの3/1または4/2を戦場に残せるという強力なクリーチャーバウンスは通常の打ち消しと異なり一時しのぎにしかならず、こちらのアドバンテージをただ失うものが多いが、これはクリーチャーであるためアドバンテージは変わらず、選択肢を減らし難いのが強み。純粋なコントロールデッキよりは自身がクロックとなれることを活かしたより攻撃的なデッキに採用することが望ましい。瞬速により疑似的な速攻を持つこともその適性を後押ししている。差し戻し/Remandと異なり呪文を直接バウンスするため、虚空裂き/Void Rendなどの打ち消されない呪文に対応できる点も強み。

タイム・デストラクションを行いながら自らが戦力となれるため、リミテッドでも差し戻し系列の一時しのぎカードの中では扱いやすい。

真価を発揮するのはテンポ・アドバンテージがリミテッドよりも重要になる構築である。やや重い点は気になるものの、同時期のスタンダードにはの同マナ域に放浪皇/The Wandering Emperorという強力な瞬速呪文が存在している点は追い風である。攻撃すれば放浪皇が、攻撃せずに展開してもこちらが飛んでくるという二択を迫ることができ、実際にこれらを採用した白青黒ミッドレンジ2022年5月上旬の段階から一定の結果を残している[1]

ルール

  • 能力再帰誘発型能力を含む。あなたが謀議したとき新たにバウンス能力が誘発し、謀議能力の解決後にスタックに置かれ対象を選ぶ。対戦相手はバウンスする対象を知ってから対応することができる。
  • 謀議の処理の一部または全部が不可能であったとしても「これが謀議した」ことにできる。常夜会一家の介入者が戦場に残っている必要は無く、何らかの効果によりカードを引けない場合でもバウンス能力を誘発させることができる。
    • 2022年5月9日時点のMTGアリーナでは、謀議の解決前に戦場を離れるとバウンスが不発になるバグが発生している[2]

関連カード

サイクル

ニューカペナの街角レア弧3色クリーチャーサイクル

脚注

  1. Standard Challenge(MTGO Standings 2022年5月9日 1位・Mogged)
  2. @Mengu09(Twitter 2022年5月9日 Andrea Mengucci

参考

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