交換

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交換とは、

  1. キーワード処理のひとつ。本項で解説する。
  2. アドバンテージのやり取りを表す俗語。当Wikiで言う「交換」の多くがこの意味。「1対1交換」「1対2交換」など、自分の消費するカードの枚数と対戦相手に消費させるカード(あるいは自分が手に入れるカード)の枚数を対比する。「1:2交換」などとも。カード・アドバンテージも参照。
  3. 「手札交換」「手札を交換する」などの形で、カードを捨てるなどしながら引くことを指す俗語。サイクリングルーターホイーリングなど。「手札入れ替え」などとも。
  4. サイドボードによる調整(サイドインとサイドアウト)のこと。あるいはデッキ構築における調整そのものを指す一般的な言い方。

ここでは1.について解説する。


交換(こうかん)/Exchangeキーワード処理のひとつ。

目次

定義

呪文能力が、プレイヤーに、解決時にライフの合計や2つのパーマネントコントロールなどの何かを交換するように指示することがある。呪文や能力の解決時に、その選択されたものが交換できなかった場合、何も効果は発生しない。

概説

パーマネントのコントロール


Switcheroo / どんでん返し (4)(青)
ソーサリー

クリーチャー2体を対象とし、それらのコントロールを交換する。


2つのパーマネントのコントロールが交換される場合、それぞれが異なるプレイヤーによってコントロールされていた場合、各プレイヤーは他のプレイヤーによってコントロールされていたパーマネントのコントロールを同時に得る。また、それらのパーマネントが同じプレイヤーにコントロールされていた場合、交換効果は何もしない。

ライフ


Soul Conduit / 魂の導管 (6)
アーティファクト

(6),(T):プレイヤー2人を対象とし、それらのプレイヤーのライフの総量を交換する。


ライフの合計が交換されたとき、それぞれのプレイヤーはその差分に等しいライフを得たり失ったりする。ライフの増減を置換する置換効果加護の反射/Boon Reflectionなど)はこれに影響する可能性があるし、ライフの増減によって誘発する誘発型能力カヴーの捕食者/Kavu Predatorなど)はこれによって誘発しうる。恒久の拷問/Everlasting Tormentなどによってプレイヤーがライフを得ることが出来ない場合、プレイヤーは自分よりライフ総量の多いプレイヤーとライフを交換できず、交換効果は何もしない。

カード


Arcanum Wings / 奥義の翼 (1)(青)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは飛行を持つ。
オーラ交換(2)(青)((2)(青):このオーラ(Aura)を、あなたの手札にあるオーラ・カード1枚と交換する。)


呪文や能力の中には、ある領域にあるカードを別の領域にあるカードと交換するように指示するものもある。これらの呪文や能力は、そのコントローラーが同一であっても働くということをのぞいて、他の交換する呪文や能力と同じように働く。ただし、一方が何らかのオブジェクトつけられていたならば、そのカードはそのオブジェクトからはずれ、他方のカードがそのオブジェクトにつけられる。→オーラ交換

領域


Morality Shift / 道徳の変遷 (5)(黒)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地とライブラリーを交換する。その後あなたのライブラリーを切り直す。


呪文や能力の中には、2つの領域を丸ごと交換するよう指示するものもある(道徳の変遷/Morality Shiftなど)。この場合、一方の領域が空であっても、双方の領域にあるカードは交換される。

数字の値


Tree of Redemption / 解放の樹 (3)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant)

防衛
(T):あなたのライフの総量と解放の樹のタフネスを交換する。

0/13

呪文や能力の中には、2つの数字を交換するように指示するものがある(解放の樹/Tree of Redemptionなど)。この場合、それぞれの値は他方の持っていた値と等しくなる。

パワータフネスが何らかの数字と交換されることもある。しかし、P/Tが逆転するものは入れ替えとして、ルールが完全に区別されている。詳細は入れ替えを参照。

その他

交換を指示するカードはに最も多く、次いでアーティファクトに多い。また、パーマネントのコントロールの交換を指示する効果がほとんどである。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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