ギルド渡りの急使/Transguild Courier
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スカージ以来の5色クリーチャーにしてなんとアーティファクト・クリーチャー。
とりあえず4マナ3/3は許せるサイズであり、ディセンションには多色であることを参照する呪文も多いため、何かできそうである。例えば、ネフィリムの祝福/Blessing of the Nephilimをつければ8/8、ネフィリムの力/Might of the Nephilimを使えば一時的ではあるが13/13にまででかくなる。光輝を全体にばらまくのもあり。
- 史上初の「伝説でない5色のパーマネント・カード」であり、史上初の「アンコモンの5色カード」でもあり、史上初の「4マナの5色カード」というテクニカルな記録も持つ。
- ディセンション時点では有色アーティファクトの印刷様式が未決定だったため、カードの内枠は金で印刷されている(画像)。
- アラーラの断片ブロック(または未来予知)以降の様式に則るなら、内枠の色はアーティファクトと同じ銀、文章欄などは3色以上の多色と同じ金で印刷されることになる。
- 合同勝利/Coalition Victoryや抵抗の精神/Spirit of Resistanceなど、相性のよいカードはむしろインベイジョン・ブロックに多い。
- 後のシャドウムーア・ブロックも色をテーマにしており、パーマネントの色を参照するカード(亜神のオーラ・サイクルなど)のほか、呪文の色を参照するカード(夜空のミミック/Nightsky Mimicなど)もあるため、相性良好。
- 5色なのにもかかわらず色マナを使用しないため、各種使い魔などでコストを(0)まで減少させることができる。アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IVがあれば、2マナ3/3と番狼/Watchwolf並みのコスト・パフォーマンスに。
ルール
「すべての色である。」は特性定義能力である。
- 戦場以外の領域やゲームの外部にあっても5色である。
- 需要/Demandやきらめく願い/Glittering Wishでサーチできる。逆に、古きものの活性/Ancient Stirringsで手札に加えることはできない。
- 錯誤/Errorで打ち消すことができる。
- 唱える際にはパルンズの柱/Pillar of the Parunsからのマナを使用できるし、アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IVのコスト減少の恩恵も受けられる。
オラクルの変遷
イニストラードで色指標が登場したことにより、2011年9月のオラクル変更で特性定義能力から5色の色指標を持つように変更されていた[1]。しかし、ラヴニカの献身で同様に5色アーティファクト・クリーチャーであるギルドパクトのスフィンクス/Sphinx of the Guildpactが登場した際、「結局カードに直接書いた方が良い」とのことで元に戻された[2]。
その当時も現在と挙動はほとんど変わらないが、一部カードとの相互作用などに違いがあった。
- 色指標は能力ではないため、このカードは能力を持たないクリーチャー(バニラ)であった。そのためムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsの恩恵を受けられていた。
- 色指標で白青黒赤緑とはっきり指定されているため、銀枠ありでもピンクなど他の色は含まなかった。
参考
- ↑ September 2011 Update Bulletin(Feature 2011年9月22日)
- ↑ Ravnica Allegiance Oracle Changes(News 2019年1月22日)