ショックランド
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ショックランド(Shockland)とは、基本土地タイプを2種類持つデュアルランドのうち、ラヴニカ・ブロックに登場したものの総称。
Hallowed Fountain / 神聖なる泉
土地 — 平地(Plains) 島(Island)
土地 — 平地(Plains) 島(Island)
((T):(白)か(青)を加える。)
神聖なる泉が戦場に出るに際し、あなたは2点のライフを支払ってもよい。そうしないなら、これはタップ状態で戦場に出る。
元祖デュアルランドの調整版・下位互換であり、戦場に出るとき2点のライフを支払わなければタップ状態で戦場に出る、というペナルティが追加されている。
多色地形は数あれど、ショックランドの登場までは、基本土地タイプを持つものはデュアルランド以外に存在しなかった。
元祖デュアルランドと同じ「基本土地ではないが基本土地タイプは持つ」という性質により、一部の土地サーチカードが利用でき、特定の基本土地タイプを参照するカードとシナジーがある。一方で、特殊地形対策にも、基本土地タイプを狙い撃ちにする色対策カードにも引っかかる。 ルール上の詳細はデュアルランドの項目も参照のこと。
スタンダードでは共存しなかったものの、フェッチランドとの相性がよい。エクステンデッドやモダンでは、1ターン目にフェッチランドからショックランドを出し、ライフ17点でスタートすることも多い。 反面、同時にラヴニカ・ブロックで登場したバウンスランドとは相性が悪く、そちらが入るデッキでは枚数が抑えられる傾向にある。
- 語源はショック/Shock。アンタップ状態で出すときに支払うライフの点数が、ショックのダメージと同じ2点であるため。
- 登場当初、日本では「ギルドランド」「新デュアルランド」などとも呼ばれていたが、しばらくすると「ショックランド」でほぼ統一された。
- なお人によっては「ギルドランド」で本拠地ランドを指す場合もあるようだ。
- 「ライフを支払わないとタップイン」なのであって、「ライフを支払うとアンタップ状態で出る」のとは違う。他の効果で「タップ状態で戦場に出る」場合、ライフを支払ってもタップ状態で戦場に出る。
- タップインデュアルランドのほぼ上位互換。
- ラヴニカ・ブロックのトップレア群であり、総じて高額。再録されたラヴニカへの回帰ブロックでは神話レア登場などで相対的に封入率が向上したため多少は緩和された(ラヴニカ:ギルドの都では1/92、ラヴニカへの回帰では1/59.43)が、それでも相変わらずの高額レアである。
- ペインランドがカード名の問題で再録しづらくなっている反省を踏まえて、カード名に次元/Planeを特定するような固有名詞が使われていない。が、いまのところ収録されたのはラヴニカ/Ravnicaが舞台のブロックのみである。
該当カード
- 神聖なる泉/Hallowed Fountain(平地+島) - ディセンション・ラヴニカへの回帰
- 湿った墓/Watery Grave(島+沼) - ラヴニカ:ギルドの都・ギルド門侵犯
- 血の墓所/Blood Crypt(沼+山) - ディセンション・ラヴニカへの回帰
- 踏み鳴らされる地/Stomping Ground(山+森) - ギルドパクト・ギルド門侵犯
- 寺院の庭/Temple Garden(森+平地) - ラヴニカ:ギルドの都・ラヴニカへの回帰
- 神無き祭殿/Godless Shrine(平地+沼) - ギルドパクト・ギルド門侵犯
- 草むした墓/Overgrown Tomb(沼+森) - ラヴニカ:ギルドの都・ラヴニカへの回帰
- 繁殖池/Breeding Pool(森+島) - ディセンション・ギルド門侵犯
- 蒸気孔/Steam Vents(島+山) - ギルドパクト・ラヴニカへの回帰
- 聖なる鋳造所/Sacred Foundry(山+平地) - ラヴニカ:ギルドの都・ギルド門侵犯