黒赤緑コントロール
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黒赤緑コントロール/Black-Red-Green Control は、黒赤緑3色で構成されるコントロールデッキ。
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概要
主に、黒緑コントロールにタッチ赤という形になることが多い。緑のマナ加速に黒の除去・手札破壊、赤の火力を組み合わせた構成になる。黒緑のものより対クリーチャー戦に有利になる。
ただし、3色ともクリーチャーの強いカラーパターンであるため、ビートダウンともコントロールともつかない、ビート・コントロールの形をとる場合が多い。
イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期
遥か見/Farseekとスラーグ牙/Thragtuskを採用した緑系中速デッキの1パターンとして、黒赤緑のものが活躍している。
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行
(1)(赤):他のクリーチャー1体を対象とする。オリヴィア・ヴォルダーレンはそれに1点のダメージを与える。そのクリーチャーは、それの他のタイプに加えて吸血鬼(Vampire)になる。オリヴィア・ヴォルダーレンの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(3)(黒)(黒):吸血鬼1体を対象とする。あなたがオリヴィア・ヴォルダーレンをコントロールし続けているかぎり、それのコントロールを得る。
クリーチャー — ビースト(Beast)
スラーグ牙が戦場に出たとき、あなたは5点のライフを得る。
スラーグ牙が戦場を離れたとき、緑の3/3のビースト(Beast)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
遥か見/Farseekやラクドスの魔鍵/Rakdos Keyruneからマナ加速し、オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenやスラーグ牙/Thragtuskなどのクリーチャーに繋げる。同じような動きをする黒緑白ミッドレンジや赤緑白ミッドレンジと比べると、黒と赤の豊富な除去呪文やラクドスの復活/Rakdos's Returnの存在から、こちらはよりコントロール的な側面が強い。
マナ加速手段はランプ系デッキのそれだが、その割にはフィニッシャーが4~5マナと軽いのも特徴の1つ。展開した後からでも撃てる全体除去の忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damnedやミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars、マナフラッド対策になるオリヴィアや各種X呪文が、この特殊なデッキタイプの成立の一因になっている。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリボーフム12 ベスト8 (参考)
- 使用者:Sascha Stein
- フォーマット
アラーラの断片ブロック期
ジャンド/Jundのパワーカードを活用するジャンドコントロールが登場した。
インスタント
以下から1つを選ぶ。
・プレイヤー1人を対象とし、そのプレイヤーの墓地にあるカードをすべて追放する。
・ジャンドの魔除けは各クリーチャーに2点のダメージを与える。
・クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを2個置く。
特にアラーラの再誕以降は続唱を利用したタイプがスタンダードやアラーラの断片ブロック構築でメタの中心として活躍した。詳細はジャンドコントロールを参照のこと。
クリーチャー — エルフ(Elf) 狂戦士(Berserker)
速攻
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
時のらせんブロック構築
同環境の赤緑コントロールに黒をタッチし虚空/Voidを投入したデッキが存在した。
ソーサリー
あなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探し、それを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
待機2 ― (緑)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(緑)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが2個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
ソーサリー
数字を1つ選ぶ。マナ総量が選ばれた数字に等しい、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーを破壊する。その後、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開し、土地でないカードのうち、マナ総量が選ばれた数字に等しいカードをすべて捨てる。
ラヴニカ・ブロック構築
ゴルガリ団/The Golgariやグルール一族/The Gruul Clansのパワーカードを利用したグッドスタッフ寄りのコントロールデッキが存在する。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 巨人(Giant)
(黒)(黒)(黒),(T):土地1つを対象とし、それを破壊する。その土地が基本でなかった場合、ヘルドーザーをアンタップする。
6/5ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。悪魔火はそれにX点のダメージを与える。このターン、これによりダメージを与えられたクリーチャーが死亡するなら、代わりにそれを追放する。
暴勇 ― あなたの手札にカードがないなら、この呪文は打ち消されず、そのダメージは軽減されない。
印鑑のマナ加速からヘルドーザー/Helldozerなどの大型クリーチャーや悪魔火/Demonfireなどの重い呪文につなぐ。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアーチャールストン06 ベスト4(参考)
- 使用者:中島主税 チーム:D-25
- フォーマット
BRG Control [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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インベイジョン・ブロック期
同時期のVoidに緑をタッチしたデッキが登場。同時期のスタンダードやインベイジョン・ブロック構築などで活躍した。
アポカリプス参入前のタッチ緑タイプはスクエア・ボイドの名で呼ばれていた。
ソーサリー
数字を1つ選ぶ。マナ総量が選ばれた数字に等しい、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーを破壊する。その後、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分の手札を公開し、土地でないカードのうち、マナ総量が選ばれた数字に等しいカードをすべて捨てる。
ソーサリー
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。暴行はそれに2点のダメージを与える。
Battery / 殴打 (3)(緑)ソーサリー
緑の3/3の象(Elephant)クリーチャー・トークンを1体生成する。
アポカリプスでは黒緑の強力な多色カードが加わり、デッキパワーが高まった。こちらはインベイジョンの伝説のドラゴン・点火するものデアリガズ/Darigaaz, the Igniterの色からデアリガズコントロールと呼ばれる。
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
エクステンデッド(時のらせん期)
旧スタンダードと同様ジャンドコントロールが活躍している。
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ヒル(Leech)
2点のライフを支払う:ターン終了時まで、朽ちゆくヒルは+2/+2の修整を受ける。毎ターン1回のみ起動できる。
2/2クリーチャー — エルフ(Elf) 狂戦士(Berserker)
速攻
続唱(あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたのライブラリーの一番上のカードを、コストがより低い土地でないカードが追放されるまで追放する。あなたはそれをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。追放されたカードをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。)
エクステンデッド
エンチャント
(X),破滅的な行為を生け贄に捧げる:マナ総量がX以下の、すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーとすべてのエンチャントを破壊する。
赤を加えることで対クリーチャー戦に有利になる。