他のプレイヤーをコントロールする
提供:MTG Wiki
他のプレイヤーをコントロールする/Control Another Player効果が存在する。
Mindslaver / 精神隷属器 (6)
伝説のアーティファクト
伝説のアーティファクト
(4),(T),精神隷属器を生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。あなたはそのプレイヤーの次のターンの間、そのプレイヤーをコントロールする。(あなたはそのプレイヤーが見ることのできるすべてのカードを見て、そのプレイヤーのすべての決定を行う。)
目次 |
ルール
他のプレイヤーをコントロールしているとき、そのプレイヤーが本来行うべき選択や決定を、コントロールしている側が選択したり決定したりする。
- 複数のプレイヤー・コントロール効果が同じプレイヤーに影響を及ぼす場合、タイムスタンプ順に上書きしていき、最後に発生したものだけが有効になる。
- 他のプレイヤーをコントロールしている間も、通常通り、自分自身に関する選択や決定を行える。
- 他のプレイヤーをコントロールしている間も、それによってオブジェクトのコントロールが得られるわけではない。
- 他のプレイヤーにコントロールされているプレイヤーが何らかのオブジェクトの情報を見ることができる場合、プレイヤーのコントローラーもそれを見ることができる(例えば、コントロールされているプレイヤーの手札や、そのプレイヤーがコントロールしている裏向きのパーマネントの表など)。
- 他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに認められている、あるいは何らかのオブジェクトによりしなければいけない全ての選択や決定を行う。
- もちろんBlacker Lotusなどのコストの一部として相手のカードをビリビリに破いてもよい。逆に、もしそうされそうになったら即座に投了すべきだろう(そのタイミングでの投了は認められている)。
- 他のプレイヤーのコントローラーは、ルールやオブジェクトによって必要とされていない選択や決定を行えない。また、トーナメント・ルールによって必要とされている選択や決定を行えない。
- あるプレイヤーを次のターンの間コントロールする場合、そのターンの間ずっとそのプレイヤーはコントロールされる。クリンナップ・ステップの間の選択も、コントロールを得ているプレイヤーが行う。
- コントロールしている他のプレイヤーのサイドボードを見る事はできない(マジックイベント規定)。また、何らかの効果がそのプレイヤーにゲームの外部にあるカードを選ぶように指示したとしても、あなたは、そのプレイヤーにカードを選ばせることはできない。例えば、願いなどを使わせたとしても、選択不可能であるため不発となる。
- 以前は、2011年1月1日発効版のマジック・イベント規定で「自分がコントロールしているプレイヤーのサイドボードを見てもよい」と規定されていたが、異界月のリリースノート(プレリリース・イベントの2016年7月16日から有効)にてルール変更が告知された。
- それよりさらに前は、現在同様に本人しか見ることができないとされていた。ただし、見る事が出来ないだけで干渉自体は可能であったため、条件を指定されていない死せる願い/Death Wishなら無作為にカードを持ってくる事が出来た。
- 他のプレイヤーのコントローラーは、コントロールしているプレイヤーに投了させることはできない。逆に、プレイヤーは他のプレイヤーにコントロールされている状態でも投了できる。
- 双頭巨人戦などの共有チーム・ターン選択ルールを使用するゲームにおいては、あるプレイヤーをコントロールする場合、そのチーム全体をコントロールする(CR:805.8)。
このほか、マナ・バーンがあった頃は、「他のプレイヤーに(ターンを)コントロールされているプレイヤーは、マナ・バーンでライフを失わない」というルールが設けられていた。基本セット2010発売に伴う総合ルールの更新で、マナ・バーンの廃止とともにこのルールは削除された。
該当カード
特記しないかぎり、プレイヤーを1ターンの間コントロールする効果。
- Word of Command - この呪文が解決するまでの処理中のみ。(リミテッド・エディション)
- 精神隷属器/Mindslaver(ミラディン)
- ソリン・マルコフ/Sorin Markov(ゼンディカー)
- 最悪の恐怖/Worst Fears(ニクスへの旅)
- 約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End(異界月)
- 残酷な見世物/Cruel Entertainment(統率者2016)
- 敵対工作員/Opposition Agent - 対戦相手が自身のライブラリーを探す間のみ。(統率者レジェンズ)
関連
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 718 試作カード
- 718.1 試作カードには2分割されたカード枠があり、タイプ行の下に内側の小さなカード枠がある。内側の枠には、キーワード能力である試作と、2組目の特性であるパワー、タフネス、マナ・コストが書かれている。
- 718.2 内側の枠のマナ・コスト、パワー、タフネスは、そのオブジェクトが呪文である間や戦場でパーマネントである間に取りうる代替の特性群を表す。そのカードの通常の特性は、通常通り書かれている。
- 718.3 プレイヤーが試作カードを唱えるに際し、そのプレイヤーはそのカードを通常通り唱えるか試作 キーワード能力を使って試作型呪文として唱えるかを選ぶ(rule 702.160〔試作〕参照)。
- 718.3a 試作型呪文を唱えている間にそれを唱えられるかどうかを判定するときには、それの代替のパワー、タフネス、マナ・コストだけを使う。
- 718.3b 試作型呪文やそれがなるパーマネントは、代替の特性であるパワー、タフネス、マナ・コストだけを持つ。そのマナ・コストに1つ以上の有色 マナ・シンボルが含まれているなら、その呪文やそれがなるパーマネントはその色である(rule 105.2 参照)。
- 718.3c 試作型呪文がコピーされた場合、そのコピーも試作型呪文である。当該コピーはその呪文の代替の特性であるパワー、タフネス、マナ・コストを持ち、その試作型呪文を表すカードの通常の特性であるパワー、タフネス、マナ・コストは持たない。試作型呪文に言及するルールや効果は、当該コピーにも言及する。
- 718.3d 試作型呪文であったパーマネントがコピーされる場合、当該コピーはそのパーマネントの代替の特性であるパワー、タフネス、マナ・コストを持ち、そのパーマネントを表すカードの通常の特性であるパワー、タフネス、マナ・コストは持たない。試作型呪文であったパーマネントに言及するルールや効果は、当該コピーにも言及する。
- 718.4 スタックでも戦場でもないあらゆる領域において、また試作型呪文として唱えられていないときのスタックや戦場で、試作カードは通常の特性だけを持つ。
- 718.5 試作カードのパワー、タフネス、マナ・コスト(や色)以外の特性は、試作型呪文として唱えられたか通常通り唱えられたかに関わらず同じである。
- 718 試作カード