星座 (デッキ)
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星座(Constellation)は、星座を持つカードとエンチャントのシナジーを中心としたデッキの総称。コンセプトがエンチャントレスに似ていることから、そのままエンチャントレス(Enchantress)の名で呼ばれることも多い。ニクスへの旅参入後のテーロス・ブロック構築およびスタンダードに存在する。
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概要
エンチャント(クルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixなどのクリーチャー・エンチャントを含む)を多数採用し、星座能力を繰り返し誘発させてアドバンテージを稼ぐ。
星座を持つエンチャントの中でも特に重要なのはドローエンジンとなる開花の幻霊/Eidolon of Blossomsであり、これだけを採用したものも多い。次いで採用率が高いのは破滅喚起の巨人/Doomwake Giant。
スタンダード
ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期のスタンダードでは目立った成果を上げることはできなかったが、ローテーション後は開花の幻霊/Eidolon of Blossomsと破滅喚起の巨人/Doomwake Giantを中心とする黒緑のミッドレンジないしランプ系のデッキが活躍するようになった。
初期はニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyxと旅するサテュロス/Voyaging Satyrのコンボで大量マナを生み出すタイプのものが多かったが(詳細は緑単信心を参照)、やがて旅するサテュロスを外してニクソスの採用枚数を抑え、代わりにサテュロスの道探し/Satyr Wayfinderや神々との融和/Commune with the Godsで墓地を肥やし、エレボスの鞭/Whip of Erebosや残忍な切断/Murderous Cutを活用するタイプのものがそれに取って代わるようになった。前者を緑黒信心(GB Devotion)、後者を緑黒星座(GB Constellation)あるいは緑黒エンチャントレス(GB Enchantress)と呼んで区別することも多いが、その境界は曖昧である。
その後このデッキは環境の変化により衰退したが、マジック・オリジンでエンチャントに関するカードが多数登場したことで、今度は緑白ないし黒緑白の星座ギミックを中心とするデッキが組まれるようになった。
万神殿の伝令/Herald of the Pantheonでエンチャントのコストを軽減し、開花の幻霊やクルフィックスの洞察力/Kruphix's Insightで手札を補充しながら各種クリーチャー・エンチャントや払拭の光/Banishing Lightを連打して盤面をコントロールする。最後はニクスの星原/Starfield of Nyxによるクリーチャー化か空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throneの天使トークンで勝負を決める。
黒緑型
- 備考
- グランプリストックホルム14 ベスト4 (参考)
- 使用者:Lukas Blohon
- フォーマット
- タルキール覇王譚参入後の黒緑タイプ。
緑白型
- 備考
- プロツアー「マジック・オリジン」 第31位、スタンダード部門7-3 (参考/参考)
- 使用者:Kyle Boggemes
- フォーマット
GW Constellation [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- マジック・オリジン参入後の緑白タイプ。
黒緑白型
- 備考
- グランプリサンディエゴ15 準優勝 (参考)
- 使用者:Artur Villela
- フォーマット
Abzan Constellation [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- マジック・オリジン参入後の黒緑白タイプ。
テーロス・ブロック構築
ニクスへの旅の参入後、開花の幻霊/Eidolon of Blossoms(および破滅喚起の巨人/Doomwake Giant)とエンチャントのシナジーを中心としたデッキが登場した。デッキカラーは様々だが、特に黒緑白のものが多い。
脳蛆/Brain Maggotやクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixなどの優秀なクリーチャー・エンチャントと払拭の光/Banishing Lightにより、星座能力を繰り返し誘発させてアドバンテージを稼ぐ。
プロツアー「ニクスへの旅」では黒緑白のものだけで使用率1位となるほどの人気であったが(参考/翻訳)、その後は同じデッキカラーでよりグッドスタッフに寄せたジャンクミッドレンジなどと入れ替わる形で数を減らした。
サンプルレシピ
- 備考
- プロツアー「ニクスへの旅」 準優勝 (参考/参考)
- 使用者:Nam Sung Wook
- フォーマット
Junk Constellation [4] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 黒緑白のタイプ。