デーモン

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基本的には黒[[単色]]だが、他の[[色]]を含む[[多色]]にも存在するため各色に存在する。[[赤]]単色のデーモンも2体存在する。例外はあるが、カードデザインの段階で[[コントローラー]]を傷つけるような[[ペナルティ能力]]が与えられることが多い<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/few-multiple-choice-words-2010-10-25-1 A Few Multiple-Choice Words](Makig Magic [[2010年]]10月25日 [[Mark Rosewater]])</ref>。
 
基本的には黒[[単色]]だが、他の[[色]]を含む[[多色]]にも存在するため各色に存在する。[[赤]]単色のデーモンも2体存在する。例外はあるが、カードデザインの段階で[[コントローラー]]を傷つけるような[[ペナルティ能力]]が与えられることが多い<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/few-multiple-choice-words-2010-10-25-1 A Few Multiple-Choice Words](Makig Magic [[2010年]]10月25日 [[Mark Rosewater]])</ref>。
  
[[部族カード]]は神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる([[リリアナの契約/Liliana's Contract|悪魔との契約]]、[[内なる悪魔/Inner Demon|内なる悪魔の顕われ]])など。また、[[名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper]]では[[デビル]]、[[インプ]]らと共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている。
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[[部族カード]]は神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる([[リリアナの契約/Liliana's Contract|悪魔との契約]]、[[内なる悪魔/Inner Demon|内なる悪魔の顕われ]]など)。また、[[名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopper]]では[[デビル]]、[[インプ]]らと共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている。
  
 
デーモン・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[Boris Devilboon]]や[[悪魔の顕現/Demonic Rising]]などがある。(→[[トークン一覧]])
 
デーモン・[[トークン]]を[[生成]]するカードは[[Boris Devilboon]]や[[悪魔の顕現/Demonic Rising]]などがある。(→[[トークン一覧]])

2019年1月17日 (木) 07:46時点における版

デーモン/Demonは、クリーチャー・タイプの1つ。


Lord of the Pit / 奈落の王 (4)(黒)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、奈落の王以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。できない場合、奈落の王はあなたに7点のダメージを与える。

7/7


Abyssal Persecutor / 深淵の迫害者 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、トランプル
あなたはゲームに勝利することはなく、あなたの対戦相手はゲームに敗北することはない。

6/6


Griselbrand / グリセルブランド (4)(黒)(黒)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)

飛行、絆魂
7点のライフを支払う:カードを7枚引く。

7/7

初出はリミテッド・エディション奈落の王/Lord of the PitDemonic Hordes大型クリーチャーの代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があったクリーチャー・タイプである。後にオラクルが更新されたものを除けば、基本セットでは第6版から第8版まで、エキスパンションではアライアンスからジャッジメントまでには収録されなかった。しかしオンスロート以降は各ブロックや基本セットごとに少なくとも1枚のデーモンが収録されるのが慣例となっており、現在では黒の象徴的クリーチャーに位置付けられている。神河ブロックイニストラード・ブロックでは多くのデーモンが追加されたほか、アヴァシンの帰還では初めてコモン枠のデーモンが追加された。

基本的には黒単色だが、他のを含む多色にも存在するため各色に存在する。単色のデーモンも2体存在する。例外はあるが、カードデザインの段階でコントローラーを傷つけるようなペナルティ能力が与えられることが多い[1]

部族カードは神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる(悪魔との契約内なる悪魔の顕われなど)。また、名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopperではデビルインプらと共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている。

デーモン・トークン生成するカードはBoris Devilboon悪魔の顕現/Demonic Risingなどがある。(→トークン一覧

伝説のデーモン・カード両面カード第2面も含め、ラヴニカの献身現在23枚存在する(「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索)が、烏羅未の墳墓/Tomb of Uramiの能力で生成される烏羅未/Uramiトークンを含めると24体存在することとなる。

ストーリー

マジック:ザ・ギャザリングにおいて、悪魔の定義は「人々の魂の邪悪な部分が物理的な形を取ったもので、非常に心のねじれた人間が死ぬ時に黒マナの噴流によって形を成す」となっている。つまりデーモンは黒マナの顕現や化身というべき存在であるが、デーモン自体は基本的に元々デーモンとして生まれてくる。高い知性と邪悪な行いで文明社会へ悪影響をもたらす。信仰心の高い社会において悪魔崇拝が行われるだけではなく、文明の規範となる教会組織に入り込んで信仰を捻じ曲げて教会を乗っ取る場合もある。純粋なマナの顕現であるため天使と同様に基本的にはプレインズウォーカーの灯を持つことはないが、他種族がデーモンに変質する場合もあるためデーモンにもプレインズウォーカーは存在する(→オブ・ニクシリス/Ob Nixilis)。

神河/Kamigawa
神河の次元/Planeでは「鬼/Oni」がこのクリーチャー・タイプになっている。 彼らには額に3つ目の目が描かれており、スピリットサブタイプを併せ持つ。日本で一般的に知られる「鬼」とは若干設定が異なるようだ。この次元には単色のデーモンが存在する。また、神河ブロックではオーガを参照するものが何体か存在する。「神の乱/Kami War」が勃発すると、無情の碑出告/Heartless Hidetsuguを始めとした邪悪な崇拝者らが多くの鬼を解き放ち、破壊をもたらした。
ラヴニカ/Ravnica
代表的なデーモンとしてはラクドス/Rakdosが存在しており、彼はラクドス教団/The Cult of Rakdosを率いている。多くの種族が共に暮らすこの次元では、他種族と混血のデーモンの姿も見られる。
イニストラード/Innistrad
純粋な黒マナからなる存在で、デビルを従える。アヴァシン/Avacynが誕生し邪悪な勢力を退けると、その隙間を埋めるように姿を現した。人間達の中にも彼らを崇拝する者が現れ、それらはスカースダグ/Skirsdagと呼ばれる教団となった。彼らは倒されてもマナに還るだけで再び新たな存在となって現れるため、アヴァシンは彼らを倒すのではなく獄庫/Helvaultに封印する様にした。
タルキール/Tarkir
タルキールにはラクシャーサ/Rakshasaと呼ばれるのデーモンが棲息しており、スゥルタイ群/The Sultai Broodと契約している。歴史改変後のタルキールにおいても、シルムガル氏族/The Silumgar clanの一員となっている。
カラデシュ/Kaladesh
カラデシュでのデーモンは人造のクリーチャーである。「The Art of Magic:The Gathering Kaladesh」によれば、闇の設計図/Dark Schematicに従い原型を製造、霊気/Aetherを吹き込むことで作り出される。設計図は名も知れぬ発明家が、天使あるいはかつて存在したオリジナルの悪魔を模して生み出したといわれる。
アモンケット/Amonkhet
神々に庇護された都市・ナクタムン/Naktamunから遠く離れたイフニルの死界/Ifnir Deadlands呪われた者の揺り籠/Cradle of the Accursedのような場所にデーモンの巣がある。天使に連れて来られた最も悪辣な造反者の末路がそこにあるとも、王神/The God-Pharaoh自らがそれらをこの地に追放したとも伝えられる。実際には王神ことニコル・ボーラス/Nicol Bolasの目論みの一端でもあり、デーモンという脅威を存在させておくことで民へと来世を信じさせ、試練へと向かわせるという意図がある。

参考

  1. A Few Multiple-Choice Words(Makig Magic 2010年10月25日 Mark Rosewater
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