黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade

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2019年5月8日 (水) 07:29時点における版

灯争大戦で登場したギデオン。クリーチャー化する常在型能力を持ち、忠誠度能力は戦闘を有利にするキーワード能力の付与と、土地以外の除去。

常在型能力

自分のターン限定でのクリーチャー化

ギデオン恒例の能力である破壊耐性を持つクリーチャー化であるが、常在型能力であるため長所にも短所にもなりうる。　忠誠度能力ではないため他の能力と併用しつつ戦闘を行えるのは大きな長所であるが、状況に応じて起動できた過去のギデオンと違い、相手が追放除去や布告系除去を持っているのを知っていても勝手にクリーチャーになってしまう。しかし単純にクリーチャーとみると3マナで4/4破壊されないというスペックは単純にオーバースペックであり、ソーサリー除去にも強いため重箱の隅を突くような短所といえる。

1番目の忠誠度能力

戦闘を有利に進めるキーワード能力の付与。

過去のギデオンには見られない自身以外へのキーワード能力の付与。自分のターンだけあれば攻防で活躍できる警戒と絆魂とちがい、破壊不能は相手のターンになると無くなるため防御には使用できない、しかしダメージをトリガーとする能力を持っているクリーチャーを安全に戦場に送り出すことが可能であるためどの能力も無駄になりにくい。

2番目の忠誠度能力

土地以外の追放除去

効果はシンプル且つ強力。わざわざ説明するまでもなくあらゆるパーマネントを対象にできる追放除去は非常に強力。

過去のギデオン以上にクリーチャー色の強いギデオンであり、プレインズウォーカーというよりはマナコストなしで様々な能力を持つクリーチャーという運用がメインとなる。 積極的に戦場に駆り出しつつ、味方を補助し、たまに追放除去を行うことが可能。 何より除去耐性のある3マナ4/4という素のスペックが非常に高いため、ビートダウンはもちろん聖トラフトの霊/Geist of Saint Traftのようにコントロールのフィニッシャーにもなりうる。

ルール

1番目の常在型能力

• この能力により、黒き剣のギデオンはあなたのターンに戦場に出る場合、クリーチャーとして戦場に出る。
  • 野生の律動/Rhythm of the Wildを出していた場合、黒き剣のギデオンは暴動を持ち暴動の恩恵を受ける。
  • ビヒモスを招く者、キオーラ/Kiora, Behemoth Beckonerの能力でカードを引くことができる。
• この能力は黒き剣のギデオンが戦場にいるときにのみ機能する。スタック上ではまだクリーチャーではない。
  • 否認/Negateで打ち消すことができる。
  • 野生の律動を出していても打ち消される。
• あなたのターン中、何らかの効果によって黒き剣のギデオンがすべての能力を失っても、それはクリーチャーのままである。種類別も参照。
  • これは常在型能力なので、黒き剣のギデオンが戦場に出たときのタイムスタンプを持つ。
• 黒き剣のギデオンにオーラ（クリーチャーでない黒き剣のギデオンにつけられないもの）や装備品がつけられた状態であなたのターンが終了した場合、それは次の他のプレイヤーのアップキープの状況起因処理ではずれる。

+1能力

• 「最大」1体なので、クリーチャーを対象に取らずに起動してもよい。
• 対象のクリーチャーが得る能力は、この忠誠度能力の解決時に選ぶ。

関連カード

• ギデオン・ジュラ/Gideon Jura
• 正義の勇者ギデオン/Gideon, Champion of Justice
• アクロスの英雄、キテオン/Kytheon, Hero of Akros - 歴戦の戦士、ギデオン/Gideon, Battle-Forged
• ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar
• 試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials
• 武芸の模範、ギデオン/Gideon, Martial Paragon
• 黒き剣のギデオン/Gideon Blackblade
• 誓いを立てた者、ギデオン/Gideon, the Oathsworn

ストーリー

ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの計画を阻止するため、ラヴニカ/Ravnicaに戻ったギデオン/Gideon。ドミナリア/Dominariaで獲得した黒き剣/Blackbladeを手に、自らボーラスを討ち果たそうとするが……。

詳細はギデオン・ジュラ/Gideon Jura (ストーリー)を参照。

参考

• カード個別評価：灯争大戦 - 神話レア