暴動

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暴動/Riot
種別 常在型能力
登場セット ラヴニカの献身
モダンホライゾン2
機械兵団の進軍統率者デッキ
CR CR:702.136

暴動(ぼうどう)/Riotは、ラヴニカの献身で登場したキーワード能力。それを持つパーマネント戦場に出る際に機能する常在型能力である。


Zhur-Taa Goblin / ザル=ターのゴブリン (赤)(緑)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 狂戦士(Berserker)

暴動(このクリーチャーは+1/+1カウンター1個か速攻のうち、あなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)

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Rhythm of the Wild / 野生の律動 (1)(赤)(緑)
エンチャント

あなたがコントロールしているクリーチャー呪文は打ち消されない。
あなたがコントロールしていてトークンでないクリーチャーは暴動を持つ。(それらは+1/+1カウンター1個か速攻のうち、あなたが選んだ1つを持った状態で戦場に出る。)


[編集] 定義

暴動/Riotは、「あなたは『このパーマネントは+1/+1カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。』を選んでもよい。そうしないなら、それは速攻を得る。」を意味する。

パーマネント1つが複数の暴動を持つなら、それらはそれぞれ個別に機能する。

[編集] 解説

グルール一族/The Gruul Clansのスピードと力を表したメカニズム。グルール一族のであるに存在する。

  • 速攻の上位互換と言ってよい能力である。常盤木でないキーワード能力が常盤木能力の上位互換になっているのは非常に珍しい。

[編集] ルール

  • 暴動は置換効果を生成する常在型能力である。そのパーマネントが実際に戦場に出る前に、あなたがカウンターを置かれるか速攻を得た状態で戦場に出るかを選ぶ。戦場に出てからカウンターか速攻を得るわけではない。
  • 厳粛/Solemnityなどによってそのパーマネントの上にカウンターを置けない場合、速攻を得る選択肢しか選べない。
  • 速攻を得た場合、それは永続的に速攻を持ち続ける。コントロール変更などの際は注意。
  • パーマネントが暴動を複数持つ場合、それぞれについて速攻を得るかカウンターを置くか選べる。意味はないが速攻を複数持つ選択肢を選んでもよい。

[編集] 開発秘話

ラヴニカの献身の展望デザイン・チームはグルールのメカニズムとして「クリーチャーダメージを受けたときに誘発する能力」を作ったが、イクサランデベロップ・チームが全く同じものを作ったため、そちらが優先された(激昂#開発秘話も参照)。展望デザインは代わりに騒動/Turmoilを作ったが、これはセット・デザイン・チームによってグルールからラクドス教団/The Cult of Rakdosに移された(絢爛#開発秘話も参照)。

セット・デザインは新たに暴動を作ったが、これは速攻の3種色である緑に広く速攻を使わせるものであったため、色の協議会で議論となった。最終的に、緑を速攻の2種色に格上げすることが決まり、暴動は認められた[1]

[編集] 脚注

  1. Building Allegiances, Part 2/献身の作り方 その2Making Magic 2019年1月7日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

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