火葬/Incinerate

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[[再生]]を禁止する[[軽い|軽量]][[インスタント]][[火力]]。[[リミテッド・エディション]]の[[稲妻/Lightning Bolt]]と[[分解/Disintegrate]]の両方のコンセプトを折衷したようなデザイン。
 
[[再生]]を禁止する[[軽い|軽量]][[インスタント]][[火力]]。[[リミテッド・エディション]]の[[稲妻/Lightning Bolt]]と[[分解/Disintegrate]]の両方のコンセプトを折衷したようなデザイン。
  
稲妻以来初の「使用制限・デメリットがなく、安定した[[ダメージ]]を与えられる軽量火力」として[[アイスエイジ]]で初登場。[[プレイヤー]][[クリーチャー]]のどちらでも[[対象]]に取れる上に、[[マナ・コスト]]に対するダメージ効率は2[[マナ]]3点と優れる。また、[[軽減]]と同様に[[赤]]の苦手とする再生にたった2マナで対処ができる。
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稲妻以来初の「使用制限・デメリットがなく、安定した[[ダメージ]]を与えられる軽量火力」として[[アイスエイジ]]で初登場。[[任意の対象]]に撃てる上に、[[マナ・コスト]]に対する[[マナレシオ|ダメージ効率]]は2[[マナ]]3点と優れる。また、[[軽減]]と同様に[[赤]]の苦手とする再生にたった2マナで対処ができる。
  
 
2マナ以下で3点以上のダメージを与える全ての火力と比べても、何らかの制限や条件、デメリットを持たず、更にメリットをもたらすインスタントは、これ以外には[[多色]]の[[稲妻のらせん/Lightning Helix]]のみ。インスタントであることも相まって、くせがなく非常に使い勝手が良い。
 
2マナ以下で3点以上のダメージを与える全ての火力と比べても、何らかの制限や条件、デメリットを持たず、更にメリットをもたらすインスタントは、これ以外には[[多色]]の[[稲妻のらせん/Lightning Helix]]のみ。インスタントであることも相まって、くせがなく非常に使い勝手が良い。
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==関連カード==
 
==関連カード==
*[[第5版]]では稲妻が「カードパワーの割に低コスト」という理由で収録されず、代わりに火葬が収録された(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。その後、再生関連のカードが収録から外された[[第6版]]で基本セット[[落ちる|落ち]]、[[第10版]]で再び基本セットに返り咲いた。次の[[基本セット2010]]では[[稲妻/Lightning Bolt]]と入れ替わりに落ちて、[[基本セット2012]]ではその稲妻が落ちるのと入れ替わりでまた再録されたが、[[基本セット2013]]では[[灼熱の槍/Searing Spear]]と入れ替わりに落ちた。
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*[[第5版]]では稲妻が「カードパワーの割に低コスト」という理由で収録されず、代わりに火葬が収録された(Taming the Flames([[Duelist]]誌17号の記事))。その後、再生関連のカードが収録から外された[[第6版]]で基本セット[[落ちる|落ち]]、[[第10版]]で再び基本セットに返り咲いた。次の[[基本セット2010]]では[[稲妻/Lightning Bolt]]と入れ替わりに落ち、[[基本セット2012]]ではその稲妻が落ちるのと入れ替わりで再び再録されたが、[[基本セット2013]]では[[灼熱の槍/Searing Spear]]と入れ替わりに落ちた。
 
**[[第7版]]~[[第9版]]では2マナ3点火力は[[ソーサリー]]の[[火山の鎚/Volcanic Hammer]]が標準カードとして採用されていた。
 
**[[第7版]]~[[第9版]]では2マナ3点火力は[[ソーサリー]]の[[火山の鎚/Volcanic Hammer]]が標準カードとして採用されていた。
  
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==その他==
 
==その他==
*[[第10版を選ぼう]]でイラスト投票が行われた。[[再録]]されるたびによく{{Gatherer|Incinerate|新イラスト}}が登場しているのも特徴である。第10版での画像は[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/1181 こちら]でスケッチから見ることができる。
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*[[第10版を選ぼう]]でイラスト投票が行われた。決定した{{Gatherer|id=148170|第10版のイラスト}}は、公式サイトで制作過程が公開されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/incinerate-returns-2006-10-10 Incinerate Returns](Arcana [[2006年]]10月10日 [[WotC]]著)</ref>。
 
*[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]・[[オーロクス暴走/Aurochs Stampede]]に採録されるにあたり、[[フレイバー・テキスト]]の日本語訳が第5版から変更になっている(→[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)#フレイバー・テキスト:登場カード&あれこれ]]参照)。
 
*[[コールドスナップ]]の[[テーマデッキ]]・[[オーロクス暴走/Aurochs Stampede]]に採録されるにあたり、[[フレイバー・テキスト]]の日本語訳が第5版から変更になっている(→[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)#フレイバー・テキスト:登場カード&あれこれ]]参照)。
*第10版のテーマデッキ・[[カマールの激怒/Kamahl's Temper]]に2枚収録されている。[[コモン]]カードだが収録が8年ぶりとなり品薄のためか、カードショップによっては他のテーマデッキに比べて割高となっている(→[[構築済みデッキ#構築済みデッキの人気の差]]参照)。
 
 
*[[中国語版]]の[[カード名]]は、[[死体焼却/Cremate]]が「火葬」で、火葬は「焚化」。
 
*[[中国語版]]の[[カード名]]は、[[死体焼却/Cremate]]が「火葬」で、火葬は「焚化」。
 
*[[デュエルデッキ]]:[[ジェイスvsチャンドラ]]に{{Gatherer|id=227469|新規イラスト}}で収録された。描かれている人物は[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]。
 
*[[デュエルデッキ]]:[[ジェイスvsチャンドラ]]に{{Gatherer|id=227469|新規イラスト}}で収録された。描かれている人物は[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/1419 壁紙]
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<references/>
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/wallpaper/wallpaper-week-incinerate-2007-09-14 Wallpaper of the Week: Incinerate](Wallpaper [[2007年]]9月14日 WotC著)
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[コモン]]

2019年6月2日 (日) 05:00時点における版


Incinerate / 火葬 (1)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。これによりダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。


再生を禁止する軽量インスタント火力リミテッド・エディション稲妻/Lightning Bolt分解/Disintegrateの両方のコンセプトを折衷したようなデザイン。

稲妻以来初の「使用制限・デメリットがなく、安定したダメージを与えられる軽量火力」としてアイスエイジで初登場。任意の対象に撃てる上に、マナ・コストに対するダメージ効率は2マナ3点と優れる。また、軽減と同様にの苦手とする再生にたった2マナで対処ができる。

2マナ以下で3点以上のダメージを与える全ての火力と比べても、何らかの制限や条件、デメリットを持たず、更にメリットをもたらすインスタントは、これ以外には多色稲妻のらせん/Lightning Helixのみ。インスタントであることも相まって、くせがなく非常に使い勝手が良い。

利用

その高いコスト・パフォーマンスによって赤単色からタッチ赤までの様々なデッキで採用される。

バーンデッキにおいては、その強さを確固たるものとした立役者の1つである。第4版期から稲妻・ボール・ライトニング/Ball Lightningと共に赤の強さを支え、ビジョンズ以後は稲妻と火炎破/Fireblastに並ぶ三強火力といわれた。

稲妻のスタンダード退場後も火力の大黒柱として活躍。第5版期の環境では優秀な再生クリーチャー、リバー・ボア/River Boaアルビノ・トロール/Albino Trollにこれ1枚で対処可能だったことも追い風であった。

エターナルにおいては、バーンデッキは元より赤白カウンターバーンといったコントロールデッキにも採用されており、再生への強みから一部のデッキでは稲妻よりも優先的に使われている。

関連カード

主な亜種

ここでは主に2マナ3点火力を挙げる。特筆しない限り再生を許す。

その他

参考

  1. Incinerate Returns(Arcana 2006年10月10日 WotC著)
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